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引用可能性文書整理の効用

“引用可能性あり”として時系列に打ち込まれた文書は月に一度程度、暇な休日に整理することにしている(最近は休日が忙しくて、この整理が2ヶ月間くらいできないことも少なくない)。

テーマ毎にいろいろなフォルダがあって、例えば「学級経営」「生徒指導」「国語教育」「道徳教育」「演劇論」「ファシリテーション」……などが並んでいる。これらのフォルダを開くと、私が研究テーマにしている項目のファイルがズラリと並んでいる。「国語教育」を開くと、「文学教育」「言語技術教育」「論理的思考力」などのフォルダが並び、それを開くと更に「文学的文章教材」「説明的文章教材」「作文取り立て指導」「言語教材」……などが並んでいる。それを更に開くと、「物語指導論」「小説指導論」「韻文指導論」「指導言論」……などが並ぶ。要するに、このように引用可能性文書が整理されているわけだ。

例えば、現在、私は「スクール・カースト」に関する本を書いているのだが、「引用可能性文書」→「生徒指導」→「スクールカースト」と繙(ひもと)けば、A4判で80枚程度の文書が出て来て、それをプリントアウトすれば山ほどの資料を目にすることができるわけだ。これを通して読めば、ここ10年くらいで読んだ「スクール・カースト」関連の論述を一望できることになる。しかも、これを通して読んで執筆のアイディアが浮かばないはずがない。某かの文章を書く人ならわかると思うが、これがあるのとないのとでは執筆効率にどれほどの差が出ることか……、これが私の武器なのだ。

現在、二十代、三十代で本書を手にした皆さんには、私のこの手法をお勧めする。20年続けたら、少なくとも私程度の表現者にはなれるはずだ(笑)。私は地方の教員養成系カレッジの出身者に過ぎない。頭の出来はそれほど良いわけではない。私が現在50冊以上の著書をもつのは、間違いなくこの手法を20年近く続けてきたからに他ならない。ただし、あらかじめ言っておくが、これを毎日のルーティンとして習慣化することは、想像するよりずっと難しいことであることだけは善意として付記しておく。やってみればわかる。多くの人はきっと続かない。実は私も定着するまでに5年程度かかった経緯がある(笑)。

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