傾聴三動作
「うなずき」「あいづち」「おどろき」を〈傾聴三動作〉と言い ます。聞き手として話を聞くときに、話し手に話しやすい環境を つくるための三つの動作です。
聞くということはよりよい情報を知るために行う「理解行為」 です。とすれば、話し手が気持ちよく話してくれるほど良質な情 報を得られることになります。その意味で、聞き手は常に「より 良い聞き手」になることを意識しなければなりません。そこで、 〈傾聴三動作〉なのです。
もちろん、〈傾聴三動作〉を子どもたちに学ばせる意義として は、話し手に対する礼儀という観点もあります。特に、目上の人 の話を聞くときや、パブリックな場面で話を聞くときには、話し 手に対して礼を失することは許されません。また、友人同士の対 話・会話においても、〈傾聴三動作〉はコミュニケーションを円 滑に進めていくためのツールにもなります。〈傾聴三動作〉を身 につけた子どもたちは、それだけで好感を抱いてもらうことにつ ながります。是非、身につけさせたい態度です。
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