執筆スタイル
土日の二日間でだらだら仕事をしながら、ときにはFBやPCゲームで遊びながら、結局100頁ちょっと書いたようだ。よくもプロットも立てず、何を書くかさえ決めていない状態からこれだけ書けるものだなと我ながら感心する。
僕はこういう「予定は未定執筆」が好きだ。プロットを立ててそれに従って書くと、どうしても執筆が肉体労働になってしまって楽しくない。予定通りに書くのはあくまで肉体労働に過ぎない。それに比べて「予定は未定執筆」は一つ一つ立ち止まり、一つ一つ検討し、一つ一つ自分のなかにある自分でも意識していなかったものを引っ張り出すことになる。つまり、自分と対話しながら書くわけだ。これが楽しい。書くことによって頭のなかが少しずつ少しずつ整理されてくる。そんななかからなにかを発見したとき、次の章の内容が決まる。そんな偶然性に任せた書き方でもある。これが性に合っている。
昔はプロットを立ててから書き始めていたが、結局プロット通りにはならない。これではいけないとプロット通りに書いてみると、でき上がったものがてんでおもしろくない。そんなこんなで20年…。結局、いまの執筆スタイルに落ち着いたわけだ。
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