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『教師力アップ!堀裕嗣・渾身のツイート30』

『一流教師が読み解く 教師力アップ!堀裕嗣・渾身のツイート30』堀裕嗣・多賀一郎・中村健一・長瀬拓也著/黎明書房/1900円

10488177_666803726745419_5687352141新刊です。もう一週間以上前に届いていたのですが、紹介が遅れていました。こんなにも「売れないだろうなあ…」と確信のもてる本を出したのは初めてです。編集者に「これが重版されたら奇跡だ」と送ったら、「私もそう思います」とのこと(笑)。おまえの企画だろ(笑)。でも、つくっている過程ではとても楽しめました。

まえがき

こんにちは。堀裕嗣と申します。
twitterを始めて3年が過ぎました。45歳の誕生日に始めましたから、「おじさんのつぶやき」ということになります。最初は同業者にばかり読まれていた僕のツイートですが、いつからか異業種の方々にも読まれるようになりました。驚いたことに、教師でもなく、まだ働いてさえいない中高生にも読まれるようになりました。どうやら僕の教え子たちがリツイートして少しずつ広がっていった結果であるようです。「おじさんのつぶやき」も若い人の心に響くことがあるのだなとちょっといい気分に浸っています。
さて、今回は多賀一郎さんと中村健ちゃんと長拓が僕のツイートを解説してくれます。編集の伊藤くんがこの企画をもってきたとき、僕はおもしろい企画だなとも、有意義な企画だなとも思いませんでした。僕の率直な印象は正直、「変な企画だな…」でした。それでも、ツイートを30だけ選べば本になるというおいしい話でもあったので(本を出したいというよりは楽な企画という印象)、取り敢えずお引き受けして30ほど自分のツイートの典型を選びました。
3人の解説を読んで、それぞれに200字以内のコメントを自分でつけました。肩の力を抜いて、笑顔で書きました。こんな風変わりな本を出すのも、将来、自分の仕事の質を担保してくれる「量」の一つだという気持ちで書きました。こういう見通しのもてない仕事をするのも自分の成長につながるのではないかと感じています。
いま考えると、泣きながらちぎった写真をてのひらにつなげてみるような作業でした。

あの日にかえりたい/荒井由美 を聴きながら……

あとがき

思えば、ネットを通じてさまざまな方に出会える時代になりました。僕のツイートを素材としたこんな本が出るのも、ネット時代ならではの試みでもあります。なのに本書で解説をお願いしたお三方とは、僕はネット上で知り合ったわけではありません。ある研究会で講師として同席することになったり、ある研究会にわざわざ僕に会いに来てくれたり、そんなリアルな世界で知り合ったお三方です。「昭和的巡り会い」とでも言いましょうか。お付き合いはお三方とも既に5年以上になります。内輪のことなので、読者の皆さんにはおわかりにならいでしょうが、ネット社会にどこか違和感を抱いている4人が、ある意味、ネット社会の極みのようなtwitterというメディアの発信を題材に意見を交換するということが、僕にはとてもおもしろく思われるのです。
僕と多賀さんと健ちゃんと長拓の4人は、それぞれの教育主張にあまり重なりがないように思われます。もちろんみんな少しずつ重なり合っている部分はあるのですが、4人が4人ともそれぞれに「重なる部分よりは重ならない部分の方が大きい」という関係にあります。その4人がたった140字しか書けないメディアの発信を題材に「重ならない部分」を披瀝し合っているのですから、これまたおもしろい(笑)。ほとんど倒錯的とも思われる本に仕上がっているのは、そんなことが要因なのではないかと思います。
どうして、どうして僕たちは出逢ってしまったのだろう……。まあ、こわれるほどに抱きしめたりはしませんけれど……(笑)。

リフレインが叫んでる/松任谷由実を聴きながら……
2014年6月9日 自宅書斎にて 堀  裕 嗣

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