1.1週間振りに出勤した。学級の子どもたちも同僚たちも温かく迎えてくれる。この1週間、僕の学年に特に生徒指導上の事案はなかったと言う。評定資料になるから急いで取り組まなければならないと思っていた聞き取りテストは同僚たちがやってくれていて、採点まで終わっていた。懸念していたことがすべてなくなっていた。とても有り難いことに思えた。
2.「明日の教室・東京分校」の参加者が告知からたった5日間で50名を超えた。去年も思ったが、年末の忙しい時期に、しかもクリスマス時期だというのに、僕なんかの話を聞きにこれだけの人が集まってくれることを素直に有り難いことだと感じる。
3.昨日、協同教育学会第10回大会の講演をした。大会委員長の鹿内信善先生からお礼のメールが届いた。教え子へのメールとは思えないような丁寧な言葉遣い。くすぐったい言葉遣い。学生時代から導いていただいたご恩返しである。できることは何でもすると返信した。人の繋がりには深いものと浅いものがある。長いものと短いものもある。長く深いつながりはどんな仕事も快く引き受けることができ、当日も心地よく迎えることができるものだ。
4.ただし、人の繋がりが「長く深いもの」と「短く浅いもの」ばかりと思ってはいけない。短くても深いものもあれば、長くても浅いものもある。僕には深い人間関係しかいらないと思ってしまうところがある。深い繋がりを得られる人は出逢った瞬間にわかる。そういうものだ。
5.教育の神髄とは自立させることである。学級の子どもたちでも、若手教師の育成でもそれは同じだ。自分がいないときにどんな動きをしていたか、自分の手を離れたときにどんな活躍をするか、そこに真価が問われる。人を育てるとはそういうことだ。
6.さあ、日常に戻ろう。尊い日常に。おやすみなさい。
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