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1月1日(火)

1.正しいことは基本的に良いことです。正しい振る舞いのみで生きていけるなら、それは尊敬に値します。しかし、正しい振る舞いが必ずしも人を幸せにするわけではありません。教師には正しい振る舞いが求められますが、正しすぎる振る舞いになっていないか、常に自己点検する必要があります。良いお年を。

2.まったく好きでもなんでもないaiko、中島美嘉、Perfumeなんかが出て来たとき、「ああ、知っている」と安心感があった。そのくらい出場者を知らなかった。10年前ならこんなことはなかったな、と思った。時代の風を胸一杯吸い込みながら生きているのは35歳くらいまでなのかもしれない。

17afa1909fa0284bb802e110_l3.夜明けのスキャット/由紀さおり/1969
★★★★★
2008年に紙ジャケットで再発売されたファーストアルバム。アルバム「1969」とはまったくキーの異なる二十歳の「夜明けのスキャット」。声に甘ったるさの残る……ラジオに流れるスキャットだけで日本中を虜にした声である。静かな夜には最高の声だと思う。

96958a96889de6ebe4e2e4e5e1e2e3e7e3e4.『デジタルネイティブの時代 なぜメールをせずに「つぶやく」のか』木村忠正/平凡社新書/2012.11 ★★★
自分がTWITTERをTWITTER的に、FACEBOOKをFACEBOOK的に使っていないということがよくわかった。

5.バブル崩壊から20年。失われた10年の後、見失われた10年が続いた。漂流はいまなお続いている。数十メートルと思しき瞬間風速が吹くこともあったが、全ての瞬間風速が更に進路を見失わせただけだ。小泉構造改革も民主政権交代も数ヶ月間の暴風を起こしたに過ぎなかった。長く続くそよ風が欲しい。

418kd5lqedl__sl500_aa300_6.『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想』荻上チキ/幻冬舎新書/2012.11 ★★★
この提案には僕は明確に反対だ。「ダメ出し社会」への批判は的を射ているものの、「ポジ出し社会」は現実的に小さなポジの同調圧力による息苦しさと、小さなポジの政策実現圧力による多忙観を増幅を招き寄せるだけだ。教育界はこの10年、ポジティヴリストによる教育改革でボロボロにされてしまった実感がある。

7.もう「やると良いな…」という小さな良きことをリストアップして制作を立案する悪弊をやめよう。小さな良きことAと小さな良きことBを同時達成しようとすると、大きな悪Cが生まれることがある。大きな悪X・Y・Zだけは絶対にやってはいけない、あとは各自が工夫してくれ、そういう社会が良い。

8.最新刊として『教師力アップ 成功の極意』なんてのを書いている僕には言う資格がないのかもしれないが、世の中に「成長圧力」が溢れすぎてはいないか。動き続けろ、変わり続けろ、変化せよ、成長せよ、大きくなれ、そんな言説が多すぎないか。いまのままでいいんだよ、みんなそう言って欲しいのに…。

9.疲れたとき、最初にすべきは休むことであるはずだ。ドリンク剤を飲んだり、マッサージに通ったり、ましてや疲れを押して動き続けることなんかじゃない。ひと山越えたらひと休みする。ひと泳ぎしたらゆったりとぷかぷか浮いていられる。そんな当たり前のことが当たり前にできる世の中でありたい。

10.確かに、学ぶべきは「何を学ぶか」ではない。しかし、「どのように学ぶか」でもない。学ぶべきは「なぜ学ぶか」だ。しかも、実感ベース、体感ベースで学ばなければ身に付かない。

11.when・where・who・what・how……4W1Hはすべてが具体に顕在している。whyだけが人の中に抽象として潜在する。しかし、4W1Hを現象させるのは、常に人の中に巣くう抽象的なwhyである。それを他人に解釈させるのも、その他人たちそれぞれの中に巣くうwhyである。

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