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時の過ぎゆくままに

昨日の夕方、職員室でのこと。名寄へと出発する1時間ほど前のことである。職員室の自席に座りながら、僕の頭の中には沢田研二の「時の過ぎゆくままに」が流れていた。

時の過ぎゆくままにこの身をまかせ
男と女がただよいながら
墜ちていくのも幸せだよと二人冷たい躰あわせる

ふと思った。男と女がただよいながら……、これは「漂いながら」だろうか、それとも「ただ酔いながら」だろうか。僕は公務PCを立ち上げ、YAHOO!を開き、「沢田研二」「時の過ぎゆくままに」「歌詞」と検索して調べた。でも、どの歌詞サイトを見ても、「ただよいながら」は平仮名表記だった。どちらの意味か、いくら調べてもわからなかった。

僕の両隣では、話しかけるのもはばかられるような表情で、進路指導主事が進路関係の文書をつくり、教務主任が次年度行事予定をつくっていた。僕は深い深い罪意識を感じた。公務中に僕だけがこんなことをしている……。

でも、僕はこの歌詞を、今度、掛詞を教えるときの例示の一つとして使えるなと思った。この思いつきで、この3分ほどが僕の中で公務として成立した。とても安心した瞬間だった。

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