1.教師に必要な資質。1. いつも笑顔でいること。2 .孤独に耐える力をもつこと。3. 無駄とわかっていることに取り組めること。4 .子どもといっしょに馬鹿げたことを一生懸命にやるのを楽しめること。5 .いつでも変われること。今を壊し、新しい自分になることを怖れないこと。
2.教師にとって最も必要な資質……。それは「いつも笑っていること」です。これを基準に自分の教師生活を振り返ってみることが必要です。そうするとすべきことが見えてきて、すべきでないことも見えてきます。やらなければならないことが見えてきて、やりたいことの優先順位も見えてくるようになります。
3.教師に必要な資質。 孤独に耐える力をもつこと。教師の仕事の第一は生徒と良好な関係を築くことではありません。彼らを正しい道へと導くことです。そして第二に、自分の判断した正しさが本当に正しいかを常に疑い続けることです。それが結果として、生徒との良好な関係を築くことにつながるのです。
4.教師に必要な資質。無駄とわかっていることに取り組めること。教師は人間相手の商売ですから、常に成果が上がるわけではありません。すぐに効果があらわれることなど皆無です。しかし、それを続けるということでしか、成果が上がることはないのです。「それでもやる…」 教師の仕事はその連続です。
5.教師に必要な資質。子どもといっしょに馬鹿げたことに一生懸命取り組めること。そしてそれを楽しめること。人はいっしょに笑った分だけ人間関係を築くことができます。子どもたちとの関係も同じです。行事やレクだけでなく日常会話でも子どもたちとともに楽しむ姿勢が必要です。できれば、PTAとも。
6.教師は何より変化を恐れます。変化しないことが最も楽で、安全で、安心だからです。でも、〈変化からの逃避〉は、実は〈成長から遁走〉を意味しています。変化のないところに成長などあり得ないからです。変化しないこと、成長しないことは子どもたちの前に立つ資格を問われるほどの重大事なのです。
7.新刊はtwitterのつぶやきから生まれた本です。僕のツイートのうち、リツイートの多かった40を選んで、それぞれについて平均3頁の解説を施したものです。まとまり感には欠けますが、まずまず私の力量形成観を書けたのではないかなあと感じています。
8.【いよいよ6日後です。残席7】第3回学級づくりプログレッシヴセミナーin愛知/2012.12.22・土/刈谷市総合文化センター402研修室/3000円/講師:堀裕嗣・山田洋一 http://kokucheese.com/event/index/58534/
9.いろいろ考えさせられる選挙結果である。前回、今回と現状の否定だけが投票の基準になっている。しかも今回は投票率が異常に低い。基本的に感情で選択している感がある。地方の候補者には党の中央との政策的なねじれがたくさん見られる。また、政界再編が遠のいた。これなら中選挙区に戻した方がいい。
10.良い週末だった。金曜日は同僚6人で一人平均1升半ずつ呑む。肴は酢の物とタコとツブの炙り。ものすごい厚味の大きなホッケ。土曜日は岡山洋一夫妻、丸ちゃんと寿司。これが大満足の店。せっかく岡山さんや丸ちゃんと話をしているというのに、話題は全部料理。仕事の話やファシリの話はほとんどなし。そのくらい料理に集中させられてしまった。今日は床屋へ。スッキリした。
11.前回の政権交代とはいったい何だったんだろう。きっと国民を挙げての壮大なお祭りだったんだな。それもワールドカップみたいなカーニヴァルだったんだ。小泉さんの郵政選挙も、細川さんの非自民連合選挙もそうだった。これらに比べれば今回は落ち着いた普通の選挙なのかもしれない。
12.糸井さんのブログに僕の本に対して「久し振りに赤ペンで線を引きながら読む本だ」との意味合いのことが書かれていた。ありがたいことだ。でも、確かに赤線を引きながら読む教育書ってほとんどなくなった感がある。とても正常な状態とは思えない。本と呼べない教育書が増えてきている感じがする。
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