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9月8日(土)

1.【残席9】累積科学国語教育研究会in東京。10月6日(土)上智大学。参加費3000円。あの親塾・教師塾の多賀一郎先生、東京学芸大学の千田洋幸先生をお迎えして。FGの藤原、教室ファシリテーションの堀、そして多賀先生が模擬授業で提案します。http://kokucheese.com/event/index/46174/

2.10/6(土)累積国研の参加者がじわりじわりと増えてきています。「研究集団ことのは」が最も力を入れてつくっている研究会なので嬉しいです。今回の講師多賀一郎先生は雰囲気はソフトですが、かなり熱い提案をする方です。ぜひお誘い合わせのうえご参加下さいませ。お待ちしております。

3.今回は初の東京開催。「心をゆさぶる国語授業」を提唱する多賀一郎先生、ファシリテーショングラフィック入門の藤原友和先生をお迎えして、物語の模擬授業でそれぞれの主張を展開していただきます。私堀も「物語の語り手の人物像」を読み取る模擬授業をします。どうぞお誘い合わせの上ご参加下さい。

4.累積科学国語教育研究会は主張の異なる実践者・研究者の様々な主張を取り上げその共通点と相違点を明らかにするという学習会を多数開催し、小さな成果を積み重ねることによって国語教育を「累積科学」にしていこうという取り組みです。これまで30回の学習会と4回の研究大会を開催しています。

5.【残席7】第2回学級づくりプログレッシヴセミナーin札幌/テーマは道徳の授業づくり・学級づくり/2012年10月13日(土)・14日(日)/札幌市内/6000円/佐藤幸司・桃崎剛寿・山田洋一・堀裕嗣/とっておきの道徳授業小・中編者揃い踏みhttp://kokucheese.com/event/index/46043/

6.この機会を逃したら、佐藤幸司・桃崎剛寿両先生のお話をまとめて聞く機会はないかもしれません。少なくとも北海道ではこれが最初で最後になるのではないでしょうか。主催者としては、そのくらい貴重な機会だと思っています。 お誘い合わせのうえ是非ご参加くださいませ。

7.「オープン・クエスチョン」という語をご存知ですか。「どんな感じ?」「何が印象に残ってる?」などのように、YES-NOでは答えられない問いを発することで、相手にたくさんしゃべってもらうための質問技術です。母性型教師は聞き上手である必要があります。こうした技法を学ぶことが大切です。

8.共感的理解というとカウンセリングの先輩特許のようなイメージがありますが、最近は特別支援教育の領域に体制づくり、システムづくりまで視野に入れた有効な提案が多く見られます。

9.読者のみなさんは「織物モデル」をご存知でしょうか。私も懇意にさせていただいている北海道の横藤雅人先生が提唱されました。“学級経営の理想像”を提示したモデルです(『必ずクラスがまとまる教師の成功術~学級を安定させる縦糸・横糸の関係づくり』野中信行・横藤雅人著・学陽書房・2011.03)。

10.「織物モデル」は学級経営の心構えをもつうえで、学級担任にとって大変に役立つ、有意義なモデルです。私の教師人生において、これほどまでに学級経営の本質をシンプルかつ的確にとらえたモデルに出逢ったことがありません。それほど、私はこのモデルを学級担任が知っていることは大切なことだと感じています。

11.その意義はおおまかに言えば二つです。一つは、学級担任が学級づくりをしていくうえで確かな方向性をもてること、いま一つは、学級担任が自分の学級づくりがうまくいっているか否かの点検の観点となることです。

12.しかもこの二点において、「織物モデル」を指標とすればまず間違いない、それほどまでにこのモデルの完成度は高い、私はそう感じています。このモデルが長く教育界で議論されてきた二つの方向性、二つの主義をバランスよく配置しているからです。いわば「織物モデル」は戦後70年の議論を踏まえ、それをシンプルに構造化することに成功したのだといえます。

13.ただし、現在、「織物モデル」は俗に〈縦糸・横糸論〉と呼ばれ、様々な教育実践者に研究会やセミナーで取り上げられるようになってきています。それらは微妙なところでニュアンスが異なっているようです。私が高く評価しているのはあくまで横藤先生の提唱した「織物モデル」(=縦糸・横糸論)であって、その他の論者が独自に修正を加えたものについてはすべて改悪だと捉えています。まずはこのことを確認したいと思います。

14.教師の職務には「仕事」と呼ばれるものと「実践」と呼ばれるものとがあります。「仕事」はやらなければならないこと、「実践」は他ならぬ自分だからこそこの子を伸ばすことができたというタイプの子どもとのかかわりを言います。「仕事」をこなしつつ、「実践」を積み上げるのです。

15.かつては自分も子どもであり、自分の親も保護者だったのです。教師としての自分の対応を自己評価するときは、自分の親だったらどう思うかな、と考えてみると進むべき道が見えてくることが多いように感じています。

16.織物は強靱な縦糸と美しく彩られた横糸とでできています。縦糸がなければ織物はほつれてしまいます。しかし、横糸の彩りが様々なコントラストを構成することによってこそ織物の美しさは成り立っています。

17.「織物モデル」は、この縦糸と横糸を、それぞれ「教師-生徒関係」「生徒-生徒関係」に比喩的に置き換えることによって、学級経営の理想像を提示するものです。一部に縦糸・横糸ともに「教師-生徒関係」の比喩としてとらえる向きがありますが、そういう意味ではありません。少なくとも私はそうとらえています。おそらく横藤先生の提案の意図も私のとらえと同様だろうと思います。

18.つまり、「織物モデル」は、教師と生徒とがどのような関係を結ぶべきなのか、生徒同士にどのような関係を結ばせるべきなのか、更には二つを総合して「教師-生徒関係」と「生徒-生徒関係」とがどのような関係性をつくるべきなのか、この3点を一つのモデルとして同時に提案しているのです。しかも、しつこいようですが、シンプルかつ的確にです。私か驚いたというのもこの点においてです

19.「信じて待つ」という姿勢に必要なのは耐性ではありません。本当に信頼することです。それができない場合には、安易に行うべきではありません。

20.自分の得意分野は徹底して伸ばしましょう。決して自分のためだけなのではなく、子どもため、同僚のため、学校のために伸ばすべきなのです。

519mj9zwnal__sl500_aa300_21.音楽殺人 MURDERD BY THE MUSIC/高橋幸宏/1980
★★★★★

中学時代から数え切れないほどに聴いたアルバム。CDラックにふと見つけた。いつCDに買い換えたのかももう忘れてしまった。1曲目から当時の幸宏の世界を堪能できる。

22.誰もが父性型教師になれるわけではありません。実は活躍する父性型教師の中にも、本当はやりたくないと思っている人も少なくないのです。教師は年齢を重ねるにつれて、自らのキャラクターによって幾つかのタイプに必然的に分かれていくものです。自分に合った教師像こそが自分の理想の教師像なのだと考えられるようになりたいものです。

23.優先順位の判断というのは実は学級担任をやっていてもかなり多く経験することです。その一つ一つを事例としてまとめておくことをお勧めします。

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