8月15日(水)
1.累積科学国語教育研究会in東京。10月6日(土)に上智大学で。参加費は3000円です。あの親塾・教師塾の多賀一郎先生、東京学芸大学の千田洋幸先生をお迎えして。FGの藤原、教室ファシリテーションの堀、そして多賀先生が模擬授業で提案します。http://kokucheese.com/event/index/46174/
2.「累積科学国語教育研究会」は主張の異なる実践者・研究者の様々な主張を取り上げその共通点と相違点を明らかにするという学習会を多数開催し、小さな成果を積み重ねることによって国語教育を「累積科学」にしていこうという取り組みです。これまで30回の学習会と4回の研究大会を開催しています。
3.今回、初の東京開催。「心をゆさぶる国語授業」を提唱する多賀一郎先生、ファシリテーション・グラフィック入門の藤原友和先生をお迎えして、物語の模擬授業でそれぞれの主張を展開していただきます。私堀も「物語の語り手の人物像」を読み取る模擬授業をします。どうぞお誘い合わせの上ご参加下さい。
4.第6回教室ファシリテーションセミナーin東京。10月7日(日)に新宿で。参加費は3000円。堀裕嗣・山下幸・藤原友和。WCやOSTに取り組む前に、日常授業でどのようにつなげていくのか、そのステップを3人がワークショップで提案します。http://kokucheese.com/event/index/46040/
5.ファシリテーションだけでなく、協同系の学習に子どもたちを誘うにはステップがあります。そして適度な抵抗を与えながら少しずつスモールステップしていき、最後には大胆に子どもたちに任せる、というコツもあります。こうしたステップとコツとを第6回教室ファシリテーションセミナーで提案します。
6.【残席11】第2回学級づくりプログレッシヴセミナーin札幌/テーマ:道徳の授業づくり・学級づくり/2012年10月13日(土)・14日(日)/札幌市内/6000円/佐藤幸司・桃崎剛寿・山田洋一・堀裕嗣/とっておきの道徳授業小・中編者揃い踏みhttp://kokucheese.com/event/index/46043/
7.昨日今日と出勤。新校舎にも慣れてきた。旧校舎では機動隊の特殊
8.養護教諭や栄養士さんと日常的にコミュニケーションをとっている
9.父性型教師は、母性型教師や友人型教師が動きやすいような生徒指導体制をつくるのも仕事の一つです。周りに対して自分と同じように厳しく接することを求めるのではなく、自分の父性型の指導と周りの母性型や友人型の指導とが相互補完するようなバランスをこそ目指さなければなりません。
10.父性型教師の多くが自分の生徒指導の在り方が最も子どもたちに機能すると考えています。生徒たちになめられることなく、厳しく接するのが良い、と。しかし、子どもたちは多様です。父性型の指導だけですべての子たちに対応できるわけではありません。周りの教師の母性型指導や友人型指導を包み込むような規範重視の空気をつくることこそが仕事なのです。その意味で、父性型教師は生徒指導において教師集団の要の位置にあるのです。
11.自分が厳しく叱る指導に抵抗をもっていたとしても、子どもたちや保護者の前で父性型教師を批判することは厳禁です。むしろ、「ああいう風に 言っているけれど、○○先生はほんとうは優しくて面白い人でね」といったフォローを常にしていくことが大切です。
12.多くの父性型教師は自分が生徒指導の要であることを意識しています。生徒指導で困ったときには、どんなことでも父性型教師に相談し、頼りましょう。まず間違いなく、力になってくれます。
13.父性型教師の役回りを担ったら、子どもに対してだけでなく同僚のフォローにも時間と労力をかけねばならないのだと腹を括りましょう。
14.父性型教師が意外と苦手にしているのが、他の先生方を頼るということです。現在の子どもたちは多様ですから、厳しい指導だけですべてに対応できるわけではありません。現在、母性型教師や友人型教師のフォローなくして、父性型指導は成り立たないのです。他の教師を頼りましょう。みんなとつながってこそ、「要」なのです。
15.あらゆる業界でカンファランスの必要性が叫ばれています。教師もチームで動く時代です。生徒指導もチームを行うことを旨としなければなかなか機能しなくなりました。父性型教師もチームビルディングを勉強すべきです。
16.環境というのは大切なものである。今日、新しいマウスを買ってきたのだが、PC環境が一気に快適になった。たった1260円でこれである。お金を出し惜しむべきではない。
17.父性型教師は様々な角度で優先順位を考えて、判断しなければなりません。生徒や保護者と当たらなければならないこともあります。ときには周りの先生方の理解が得られないことさえあります。それでも、判断し責任をとらねばならないのです。孤独への耐性は父性型教師の職能の一つなのです。
18.父性型教師として孤独を噛みしめることなど、年に何度もあることです。自分が良かれと思ってしたことが生徒に理解してもらえなかったとか、自分のとった行動が保護者に理解されなかったとか、自分が良かれと思っての判断が同僚に理解されなかったとか、人間同士の営みなのですからそんなことはあって当然です。
19.しかし、父性型教師の仕事の第一は良好な人間関係を築くことではありません。学校の規範を守ることです。自分の判断が正しかったかどうか自己点検することは大切なことですが、人間関係の苦しさ故に判断を甘くするということだけはしてはいけません。
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