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7月24日(火)

1.【拡散希望】累積科学国語教育研究会in東京/テーマ:国語科授業づくり・5つの視点/多賀一郎先生をお迎えして、「研究集団ことのは」の提案です!/2012年10月6日(土)/上智大学/3000円/多賀一郎・堀裕嗣・山下幸・藤原友和・千田洋幸

2.【拡散希望】第6回教室ファシリテーションセミナーin東京/テーマ:教室ファシリテーションへの挑戦!~システムとステップ/2012年10月7日(日)/上智大学/3000円/堀裕嗣・山下幸・藤原友和/今回は日常授業でつなげるステップです。

3.【拡散希望】第2回学級づくりプログレッシヴセミナーin札幌/テーマ:道徳の授業づくり・学級づくり/2012年10月13日(土)・14日(日)/札幌市内/6000円/佐藤幸司・桃崎剛寿・山田洋一・堀裕嗣/とっておきの道徳授業小・中編者揃い踏み

4.授業無し。表彰式・終業式・大掃除・学活・給食・新校舎見学会・引っ越し作業という一日。生徒たちが初めて新校舎に入り、2学期から学校生活を送る自分たちの教室に入る。その後、新しい体育館で全校集会。下校。今日は成績小票や成績一覧表、指導要録といった重要書類を梱包。職員室が随分片付いた。

5.校舎の引っ越しに取り組んでいて思うのは、こうした非日常というものが最も人間を高揚させるのだという、近代文学で古くから描かれ続けてきた構造である。職員室に変な高揚感(といっては同僚たちに申し訳ないのだが)が生まれている。それがとても愉快だ。こういうのも悪くないな、と思う。

6.新校舎は教室が硝子張り。職員室も硝子張り。ソーラー充電で避難所としても機能する。地域にこういう施設があることも、こういう施設で働くことになることも、なかなか得がたい体験である。しかも、何と言っても小学校と中学校が同じ校舎で生活するのだ。職員質も同じ。高揚しない方がおかしい。

7.明日の昼間にはすべての梱包作業が終わる。明日の呑み会はさぞかし盛り上がることだろう(笑)。

8.新しい著者、若い著者がたくさん登場し始めている。良いことだ。いろんな人、いろんな世代からの主張が出てくると、教育界が活性化する。市場規模が拡大して、かつてのように勉強する先生が増えたらいいなと思う。僕らの世代からも、もっともっと表現者が出るといい。僕らの出番がなくなるくらいに。

9.秋に上梓する予定の「一斉授業10の原理・100の原則」(学事出版)のゲラ校正をしている。わかりやすく、しかも簡潔に伝えるというのは難しいな、と実感する。第2章はそれなりに書けているけれど、第1章は経験の浅い先生には難しいかもしれないな、と感じながら校正している。

10.一瞬、「書き直そうか」との考えも頭をよぎったが、やはりこのまま出すことにした。僕にとっては一つの段階なのだから、このままで良い。書き直すと、どうしても読者への迎合の傾向があらわれてくる。それは避けたい。僕の本は僕にしか書けないことだけで構成するのが良い。そう思い至った。

11.忘れていいことと、忘れてはいけないことと、そして忘れなければ​いけないことと、経験とはこの三つでできている。忘れたいことと​、忘れてはいけないことと、忘れてしまったことにさえ気づかない​ことと、過去とはこの三つでできている。

12.つながることは手段であって目的ではありません。つながった事実のみに満足していてはいけません。つながることで何かを生み出すのです。生み出すことはつながること以上に高揚感をもたらします。また、つながることの価値をも高めます。生み出すものの価値を考える前に、とにかく生み出すのです。

13.人間の楽しみ方には二つあります。一つは欲しいものを手に入れること。もう一つは手に入れたのちにそれを楽しむこと。ところが、後者の楽しみを得られるのはなぜかきわめて少数です。手に入れられるまでは頑張る。手に入れたら満足してしまう。その満足が堕落を招きます。上には上があるのです。

14.拙著『教室ファシリテーション10のアイテム・100のステップ』が昨日からまた売れ始めている。きっと村岡さんの書評のおかげだな。ありがたいことである。

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