1.それにしても疲れがとれない。年だなあ。今日で修学旅行明けの休みもおしまいなのに。こんなんで、明日、学校に行けるんだろうか。
2.平日なのに、ブログのアクセスカウンターがどんどん上がっていく。みんな勤務時間にブログなんか見てんだなあ。職務専念義務違反じゃないのか?
3.数ヶ月間続いた懸案事項が落ち着くところに落ち着いた。これでこれから数ヶ月の間のやるべきことが定まった感じ。
4.kayaDVDシリーズⅢ/第3回教室ファシリテーションセミナーin 京都/堀 裕嗣・藤原友和
5.【拡散希望/定員50/残席38】第1回学級づくりプログレッシヴセミナーin東京/2012年7月14日(土)/上智大学/堀裕嗣・山田洋一/参加費:3000円/学級づくりと授業づくりの勘所/今年後半は藤原くんにかわって山田洋一さんとの行脚です。
http://kokucheese.com/event/index/34401/
6.【拡散希望/定員50/残席22/今度はこのセミナーです!】教室実践力セミナーin東京/学級づくり&授業づくりの原理原則・ALL堀裕嗣セミナー /2012年7月15日(日)/講師:堀裕嗣/参加費:5000円/会場:上智大学(予定)
http://kokucheese.com/event/index/31411/
7.国語の授業の多くがいま一つうまくいかないのは、教師が指導事項の体系をもっていないからです。何を指導するのかを授業者自身がわかっていない、曖昧な状態のままで多くの国語の授業は行われています。
8.算数の繰り上がりをやるときにその指導事項を曖昧なままに授業する先生はいません。理科でも社会でも同様です。しかし、国語の授業では、教師がこれが決定的な解釈だとか、ここではこういう表現を使わせるんだとか、そういうことを意識せずに、活動だけさせている場合が多いのです。
9.「決定的な解釈」という言葉に違和感をもたれる方がいらっしゃるかもしれません。「国語の解釈は多様である」と。しかし、「多様」とは何でもアリを指すのではありません。「妥当な解釈の範囲」というものがあります。その「妥当な範囲」を論拠を立てて説明できない教師が多いのです。それが問題なのです。
10.「話すこと」は発声機能を旨としていますから、合唱や演劇同様、表現者の姿勢が大切です。しかし、「良い姿勢で話しましょう」と言っても、子どもたちには伝わりません。「良い姿勢」の要素を細分化して伝えなければなりません。姿勢や態度の指導は、その要素を細分化して指導するというのが原則です。
11.私の言う「呼吸」はもっと単純です。それは「たっぷりと息を吸い込む」ということです。
12.ある授業でのことです。私がある男子生徒を突然指名したことがありました。「~ってどういう意味なんだろうねえ。はい、敏夫くん!」といった感じです。敏夫くんは即座に「はい」とささやくような声で返事をしました。息を吸わずに返事をしたのです。
13.私はこれを見て合点がいきました。そうか。子どもたちの声が小さいのはちゃんと息を吸っていないからだ、と。皆さんも自分の学級の子どもたちを観察してみてください。きっと同じような例がたくさん見られるはずです。
14.いま、「姿勢」「呼吸」「声音の高低」「IBC」「エピソード」という国語科の五つの指導事項を紹介しました(facebookでのことです)。こんなふうに指導事項が120並んでいる国語科の指導事項の事典が欲しいとは思われないでしょうか。実はいま執筆中です。来春の上梓を予定しています。『義務教育で〈習得〉させたい国語学力~授業づくりの10の原理/120の言語技術』(仮)です。もちろん、全領域をカバーします。かなり値段の高い本になると思いますが、皆さん、買っていただけますか?小学校でも中学校でも高校でも使えるように構成します。
15.すみません。ちょっと手の込んだ宣伝でした。
16.今日、ある出版社からある企画を引き上げました。最近、本を出すことの第一義は売れることではない…という感覚が出版社から消えましたね。少なくとも教育書業界からは消えたように思います。僕が出版社にお世話になり始めた頃には、本にしてもらえるかどうかの一番の基準は提案性だったものですが。
17.まあ、出版不況だから仕方ないのでしょうね。教育系出版社がそういう姿勢になるということは、それだけ教師が本を買わなくなっているということでしょうから。そして僕はその業界に身を置いているわけですから。周りの先生方を見ていても、本ってほとんど買っていないですもんね。特に教育書は。
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