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こんなフォーマットはどうでしょうか。僕にしか書けない本になるような気がするのですが。

規範意識をもつ!
「このくらい許されるだろう」が失敗を生む

自分が他人の目にどう映るか……それを常に気にしなければなりません。「このくらいは許されるだろう」という発想で行われることは、確かに9割の人たちは許してくれますが、許してくれない1割の人たちが必ずいるものです。

学生時代は徹夜明けで講義中に寝てしまったり、酔って馬鹿なことをしたり、喧嘩をした友人とそれ以後の付き合いを絶ったり、なんだかんだ言ってもそういうことが許されてきました。しかし、社会人になった途端に、それらのすべてが許されなくなります。

特に教師にはまだまだ「聖職」のイメージがつきまといます。他の職業の人よりも行動には気をつけなければなりません。

【若い教師に向けて】

1.夜更かしや徹夜、遊び過ぎや深酒など、仕事に支障を来すような学生時代のノリは許されません。

2.学生時代の「勉強より恋愛」とか「学校より友情」といった考え方も、仕事には通用しません。

3.電話の応対や敬語の使い方、挨拶や服装など、日常生活をただす必要があります。スピード違反や車の改造など以(もつ)ての外(ほか)です。

【中堅・ベテラン教師に向けて】

1.自分一人くらいはいいだろう……ちょっとした油断が周りから のあなたの評価を大きく下げてまいます。すべての会議に顔だけ は出しましょう。そして一度くらいは発言しましょう。

2.もう一匹狼でいられる年ではありません。同調圧力を醸し出し すぎるのも嫌われます。バランス感覚を身につけましょう。

【自分を磨くヒント】

あなたは自分の〈キャラクター〉を自分自身で的確に捉えているでしょうか。「自分はこういう人間だ」という自己認識ではありません。周りの同僚や子どもたちにどう見えているかという〈キャラクター〉です。

服装にしても言葉遣いにしても立ち居振る舞いにしても、〈キャラクター〉にふさわしいものであれば、自然と受けられいられるものです。その意味で、教師に必要なのはまず自己分析です。教師だって、究極の目標は「自分らしい教師」になることですから。

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