1.授業は三つ。すべて聞き取りテスト。合間を縫って、全教科・全学級分の成績小票をつくり、全教科・全学年分の成績小票の封筒をつくり、全学級分の成績一覧表の封筒をつくる。放課後は小中合築委員会、評定委員会と二つの会議。更に成績小票の名箋シール貼り。現実的な現実と現実的に格闘した一日。
2.やっと北海道にも温かい一日がやってきた。これまでエアコンも扇風機も無縁。それどころか昼間に窓を開けてさえいられない。そんな毎日が続いていた。いくら北海道でもこんな6月は珍しい。暑いのは決して好きではないけれど、これだけ寒いともう少し暑くてもいいかなと思う。気持ちのいい一日だった。
3.glicoの「80Kcalラムレーズン」というカップアイスがおいしい。僕の中で久々のヒットアイスだ。
4.RANT N' RAVE with the STRAY CATS/STRAY CATS/1983
今日は学校で雑務(こう言ってはいけないのだが……。しかし、生産的でない仕事であるのは確か)ばかりやっていたので、なかなか頭が原稿モードになってくれない。自分を奮い立たせるためにSTRAY CATSだ。
5.小集団交流のみならず何事にも言えることですが、年度当初から高度な要求をしてはいけません。もう高学年だからとかもう中学生なのだからとか、そうした教師の発達段階に対する思い込みも厳禁です。高学年であろうと中学生であろうと、他人とのコミュニケーションが苦手な子というのはいるものです。
6.まずは話しやすい環境をつくることから始めて、子どもたちの様子をよく観察し実態を見極めてから、少しずつステップアップしていくのです。
7.小集団交流は学年を問わず、二人組、即ち〈ペア交流〉から始めるのが常道です。また、自分の意見をノートやワークシートにしっかりと書かせ、話すべき内容を全員にもたせてから行います。
8.しかも、交流の目的は何なのか、どちらが先にしゃべり出すのか、質問はいつするのか、二人が正反対の意見だったらどうするのか、こうしたことを丁寧に確認します。
9.私の場合、①ペアインタビューから始めて、②エピソードを聞き合う、③二人の共通点と相違点を明らかにする、④合意形成を図る、⑤議論する、という段階で交流を発展させていきます。
10.AN INNOCENT MAN/BILLY JOEL/1983
僕らの世代は、だれもが理屈抜きにとにかく大好きだったアルバムである。既に大スターだったBILLY JOELが自らのオリジンとノスタルジーと遊び心を融合させたような、そんな素晴らしいアルバムである。いま聴いていても、1曲も「飽きたな」という曲がない。
11.小集団交流はふだんの座席を使うのが一般的です。四人、六人のグループであれば、毎回の交流内容もバラエティに富んだものになります。しかし、ペア交流の場合はペアが固定すると、少しずつ沈滞していくものです。どうしても、相手の発想がわかってしまう気がするのですね。
12.そこで、ペア交流学習では、頻繁にペアを入れ替えることをお勧めします。まずは隣同士。次に前後同士。更には斜めに座っている者同士。また、教室の座席の列をまるごと入れ替えてしまう、というのもお勧めです。廊下側から数えて二列目と四列、六列目と八列目がまるごと入れ替わるわけですね。
13.或いは、廊下側から数えて偶数列の人たちが一つずつズレていくという手法もあります。偶数列の一番前の人が一つ下がって前から二番目の席に行く、二番目の人が三番目へというようにズレていき、一番後ろの人が一番前にくるわけです。
14.同じテーマでも、相手が変われば交流の内容がまったく変わってしまうという体験をすることができます。そうした体験が他者と交流することが有益であるという実感につながります。
15.小集団交流においては、もちろん交流する内容が最も大切なのですが、交流の仕方に対する意識をもつことも内容と同じくらい大切です。人間は自分が一生懸命に話しているとき、自分が一生懸命に聞いているときには、その話し方や聞き方が良いのかどうかなどということには気持ちが向かないものです。他人の活動を外から眺めているときにはいろいろなことが目につくのに、自分のこととなると同じような目で、客観的に見ることができないのです。
16.そこで私は、ペア交流活動の中で話し方・聞き方について考えて欲しいという場合には、そのペア以外に「観察者」を置いて、交流のあとに振り返りをさせることにしています。
17.①三人ひと組で二人がペア交流をする、一人が観察するというパターンと、②四人ひと組で二人がペア交流、二人が観察者というパターンと、ふた通りを採用しています。もちろん、A・B・Cの三人組の場合には、①A・Bがペア交流、Cが観察者、②B・Cがペア交流、Aが観察者、③C・Aがペア交流、Bが観察者というように、全員がすべての役割を担うようにします。
18.TIFFANY/1988
しばらく1980年代のヒットアルバムを聴いていこう……そう思ってCDラックを眺めていたら、おもしろいというか、懐かしいというか、なんでこんなものがウチにあるんだろう……というものが見つかった。楽しい。そして聴いてみると、悪くない。確かこの年、ティファニーは15歳だったはず。同時期に流行ったデビー・ギブソンよりはずっといい(笑)。
19.いま、「やりっ放しの小集団交流はたいていの場合、最初こそ盛り上がるものの、次第に目的意識が薄れて焦点ぼけしていくものです」と打とうとしたら、「目的意識が薄れて笑点ボケしていくものです」と出て大笑いした。わかる人にしかわからない。
コメント