1.金曜日。今日は授業が四つ。5組の担任がお休みなので、一日5組に入る予定。今週はやることが多くて短かった印象がある。
2.拙著『一斉授業10の原理・100の原則』(学事出版)完全脱稿。9月の上梓予定です。
3.5月10日に「行事指導」を脱稿した。6月10日に「成功の極意」を脱稿した。そして6月29日に「一斉授業」の脱稿である。いったい自分はどうしてしまったんだろう……自分で驚くほどのペースで執筆を進めている。2月間、一度も遊んでいない。テレビさえ見ていない。自分でも異常な感じがする。
4.僕は周りの人から飲んでばっかりいるように思われているが、最後に飲みに出たのは5月12日(土)だ。DNAの学習会があった日である。結局、僕は職場の呑み会か研究会でもないと飲みになど出ないのだ。家にいて、しかも書斎に閉じこもって、自分一人で思考しているのが最も好きな人間なのである。
5.私が「研究集団ことのは」というサークル活動を始めてもう二十年余りになります。サークル仲間との出逢いは初任者研修でした。月に一度、同じ悩みをもつ、同じ世代の人間が集まって、ああでもないこうでもないと語り合うことを習わしとしてきました。私の提案のほぼすべてが、このサークル例会の中で思いついたことを基礎にしていると行って過言ではありません。
6.「研究集団ことのは」は、いまなお、月に一度の定例会を欠かしません。もしもこのサークルがなくなってしまったとしたら、私の実践は進歩を止めるに違いありません。
7.校内で先輩から学ぶ、各種研究会で先達から学ぶ、どちらも大切なことです。しかし、同世代の人間が喧々諤々議論する場をもつことは、それ以上に重要なことです。ときには愚痴をこぼし合ったり傷を舐め合ったりすることもあるかもしれません。しかし、多くの人間は強くはありません。愚痴を聞いてくれる人も傷を舐め合う人も人生には必要なのです。
そして月に一度くらいは、何の遠慮もなく馬鹿話に花を咲かせる時間があるべきなのです。
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