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5月26日(土)

1.目が覚めた。2:51。窓を開けると涼しい風が部屋を通り抜ける。外は驚くほど静かだ。珈琲がひと口ごとに胃に沈んでいく。瀬木貴将が似合う夜だ。

2.1球目は外角低めに赤い直球を投げた。2球目は内角低めに青い直球を投げた。3球目は外角低めに黄色いスローカーブを投げた。4球目は内角高めの緑の直球である。そして5球目は外角にボール気味のスライダーを投げることに決めた。

3.3:14。静かな夜を突き破るように激しい雨が降り出した。それでも瀬木貴将が似合う夜だ。

4.『一斉授業10の原理・100の原則』を執筆中です。先週、プロットも確定し、第1章はこの連休で脱稿の見込みになってきました。でも、これから執筆をひと休みして、日ハムvs中日を観戦しに行きます。11:22。僕はもちろん、中日サイドで応援します。

5.拡散希望/定員50/残席26/今度はこのセミナーです!】室実践力セミナーin東京/学級づくり&授業づくりの原理原則・ALL堀裕嗣セミナー /2012年7月15日(日)/講師:堀裕嗣/参加費:5000円/会場:上智大学(予定)

6.春休み。新しい学年も決まりました。四月から新しい学年、新しい学級でどんなことに取り組もうかとあれこれ考えます。少しでも教材研究しておかなくちゃと考えます。まずはどんな教材から始まるのだろうと教科書を開きます。ふむふむ。なるほどなるほど。私はまず、これが間違っていると考えています。

7.どんな教材から始まるのか。それを確認して教材研究をする。すると、その教材の特性ばかりが目につきます。あれもできる、これもできる。あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ。新学期は教師にとってもっともやる気のある時期です。なんでもできそうに感じてしまいます。そんな時期に第一教材の特性をあれやこれやと見つけてしまう……実はそれが、焦点の定まらない、散漫な授業への第一歩となります。

8.最初に教材研究する教材、それは年度の最後の教材です。例えば、四月から四年生の担任に決まったとしましょう。教科書の最後の教材を見たとしましょう。すると「ごんぎつね」だったとしましょう。この教材をよく読んでみる。そして、自分は四年生の担任として、三学期にこの教材でどんな授業ができたら満足なのか、この教材でどんな授業が展開できたら子どもたちを育てられたと自信をもって言えるのか、それを具体的にイメージしてみる。まずはこうした〈最終目標〉をできるだけ具体的に意識してみるのです。一年をここから始めるのです。

9.『一斉授業10の原理・100の原則』を書き始めました。第一原理は「ゴールイメージの原理」。30分程度で4頁が書けました。こうした授業カリキュラム論は専門中の専門なので、割とすぐに書き上がりそうです。書いてみると、自分は学級経営や生徒指導ではなく、授業の専門家なのだと実感します。

10.札幌ドームはドラゴンズが良い勝ち方をしました。山内が6回までほぼ完璧なピッチングでした。良い若手が出て来たものです。ブランコも4打数4安打。タイムリーもありました。岩瀬も万全の締め方をしました。強いなあ…と感じました。日ハムでは陽が良い選手になったなあと感心させられました。

11.一斉授業だからと言ってどれも教え込みであるとか、どれも講義形式であるとか、どれもスキル学習であるとか、そうした固定的なイメージを抱いてはいけません。一斉授業にも〈目的〉によって〈フレーム〉があります。授業が上手いとか下手とかいう〈質〉の話ではありません。あくまでも〈目的〉応じた〈フレーム〉の違いです。

12.今次の学習指導要領において、「習得」「活用」「探究」というキーワードが提示されました。現在、だれもが意識しているキーワードですから、読者の皆さんもご存知のことと思います。例えば、この「習得」「活用」「探究」が私の言う〈フレーム〉の一つです。「今日は習得の授業である」とか「この一時間は活用の一時間である」とか「これから三時間かけて探究型の授業を行う」とかいった、一時間一時間の授業に対して〈フレーム〉意識をもちましょう、それが一斉授業をつくる原理の2「フレームワークの原理」です。

13.来月発売される「教室ファシリテーションセミナーin京都」DVDの映像チェック。今日は第3講座の「教室にOSTを導入する」の映像をチェック。これでDVDの映像チェックをすべて終えた。あとは平井さんの編集完了と発売を待つだけである。

14.「研究集団ことのは」の「教室ファシリテーションへのステップ1・音読編」の原稿が続々上がり始めている。たいしたものだ。この本は割と早くできそうな雲行きになってきた。「ことのは」の国語関係の本としては実に10年振りの著作になる。感慨も一入である。早くできないかなあ。

15.少しだけ本書を読むのをやめて、あなたが今日やった授業を想い出してみましょう。今日が休日だというのならば、昨日の授業でも一昨日の授業でも構いません。とにかく最近行った具体的な一時間の授業を思い浮かべて欲しいのです。そして、考えてみてください。「その授業の指導事項は何ですか?」

16.あなたが教材名で答えたとしたら、それは指導事項に関する意識がないということです。あなたが幾つもの指導事項を挙げたとすれば、それは指導事項が散漫であり、おそらく授業も散漫だということを意味しています。あなたが指導事項を一つだけ明快に答えられたとしたら、本節を読む必要はないかもしれません。あとはその指導事項をどれだけ具体的に答えられたかということだけが、あなたが今後追究すべき「指導事項意識」になると思います。

17.教師は一時間一時間の授業において、「今日の指導事項はこれだ。これだけは子どもたち全員に理解させ、取り組ませ、定着させるのだ」という明確な意識をもって臨むべきです。このように一時間の指導事項を具体化することを、私は〈メインターゲットの原理〉と呼んでいます。

18.『一斉授業10の原理・100の原則』を書いている。うーん。これは読者が離れるなあ。前著3冊に比べて断じて質は下がっていないが、明らかに難しくなっている。いまどき、若い人たちがここまで考えて授業ができるとはとても思えない。困った。でも、一応硬派を売りにしているシリーズだからいいか。

19.この本はこれまでの著作の中で、最も「堀裕嗣らしい本」になるなあ。吉と出るか凶と出るか楽しみだなあ。でも、予想としては断然「凶」だな(笑)。

20.そうか。第1章では難しいこと書くけれど、第2章では徹底的な技術主義で書けばいいんだ。そうだ。そういうことにしようじゃないか。

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