4月15日(日)
1.朝起きて買い物に行こうと思ったら、車のエンジンがかからない。ライトを点けっぱなしにした覚えもないし、半ドアの形跡もない。HONDAに電話をかけて来てもらうとやっぱりバッテリーらしい。バッテリーが弱っているんでしょうかとHONDAの方。あれこれ見ているうちにトランクの半ドアと判明。
2.となると何日間ものはずである。たぶん8日(日)のセミナー以来、ずっと半ドアだったはずだ。あの日にセミナーグッズを使って以来、トランクをあけた記憶がない。そりゃバッテリーも上がるだろう。取り敢えず、点検のために車を持って行っていただいた。なんでもなければ今日中に戻ってくるとのこと。
3.年度当初はいきなりダイナミックな活動に取り組むのではなく、①ちょっとした工夫でちょっとした楽しさを共有して教室の空気を温める、②学級システムや交流システムに裏打ちされた今後に生きるコミュニケーションスキルを指向する、この双方を満たす小さな交流活動を継続することが大切です。
4.教師の準備にやたらと時間がかかるのでは長続きしません。いまそれを何度か続けられるのはあなたが年度当初で張り切っているからです。年度当初のダイナミックさよりも、最終的には小さな楽しさの継続の方が子どもたちを育てます。教育の神髄は「継続」です。それを少しずつ発展させていくのです。
5.また、いきなり生徒たちに高いハーとるを越えさせる活動を仕組むのは得策ではありません。どうせ数ヶ月後にはハードルがだんだん高くなっていくのです。その段階で「よし!このハードルも越えよう」と思えるのは、それまでに小さなハードルを一つ一つ越えてきたという実感があるときなのです。
6.もしもあなたが子どもたちに「楽しさの大爆発」を体験させられるネタや活動をもっているのならば、それは11月とか2月とか、大きな行事もなくなんとなく淡々と日常が進む……そんな時期にとっておくべきです。小さな楽しさを継続した後に来る大爆発は年度当初の数倍もの威力を発揮するはずです。
7.教室ファシリテーションの提案は、そんな「小さな楽しさ」と「楽しさの大爆発」との間にどのようにバランスをとるかという思想に基づいています。1年間を見通し、子どもたちの実態に鑑み、どの時期にどんな活動を仕組むかを決められるのは教師だけです。そのためにはステップを刻むことも必要です。
8.【拡散希望/受付開始】第1回学級づくりプログレッシヴセミナーin東京/2012年7月14日(土)/上智大学/堀裕嗣・山田洋一/学級づくりと授業づくりの勘所
9.【拡散希望/定員50/受付開始・残席40】教室実践力セミナーin東京/学級づくり&授業づくりの原理原則・ALL堀裕嗣セミナー /2012年7月15日(日)/講師:堀裕嗣/参加費:5000円/会場:上智大学(予定)
MATTHEW WILDERのBREAK MY STRIDEが聴きたくて買ったオムニバス盤。日曜日に聴くと元気が出る。
11.編集者にプロットを送れといわれたから一応つくって送ったけれど、まだまだ検討の余地がありそう。このままでは難しすぎて読者がきつい。少なくとも若者を想定したマニュアル本としては難しい。
12.中堅どころを読者に想定すればとても欲しがられる本だとは思うのだが。いいかげん教育系出版社は若者だけを読者に想定した本ばかり考えるのはやめた方がいい。いま30代後半から40代がかなり本を買っているというのに。どの研究会の参加者にもその世代が増えてきているというのに。
13.若者だけを読者に想定して書かれた本など、中堅どころは絶対に買わない。しかし、逆は必ずしもそうでもない。なのにマニュアル本といえば若者向けと管理職向けばかれ。中堅どころに出世主義とは異なる次元で成長欲求を抱いている層がかつてに比べて圧倒的に増えているんだけどなあ。
確か1984年の2月だったと思うけれど、みんなNENAの虜になった。たった1ヶ月間だったけれど、あんなに世界中を瞬時に虜にしたドイツ人女性はいないのではないか。それほどに彼女はキュートだった。
15.マインスイーパ。たくさん頭を使ってきたのに、最後が五分五分の確率で爆発すると、PCを殴りたくなる。この時間を返せ!と言いたくなる。たかだか3、4分なのだが、ものすごく腹が立つ。でも、またやってしまう……。
16.昔から学校では「反社会生徒」「非社会生徒」という用語が用いられてきました。前者の代表が非行生徒なら、後者の代表は不登校生徒です。しかし、最近、教師の頭を悩ませているのは「脱社会生徒」とも言うべき、悪気はないのに社会性がないという生徒たちです。彼ら彼女らは反でも非でもありません。
17.教師は自分を過信しないことが大切です。自分が人間的に優れているとか、生徒たちを自分の人間性で惹き付けているなどと思わないことです。教師は学校というシステムの中で、「先生」として見られています。「先生」でない普通の人間なら生徒たちは寄っては来ませんし、保護者には相手にもされません。
18.生徒を観察するには観点を決めるのが得策です。ただ漠然と見ていたのでは何も見ていないのと同じです。今日は男の子を見る日、今日はAくんとBさんを見る日、今日は良いところを見る日、今日は悪いところを見る日、今日は休み時間を徹底的に観察する日、などなど。溜まると膨大な情報になります。
19.さすがにNENAに飽きてきた。いったい何回リピートしたんだろう。でも、99 LUFTBALLONSが名曲であることには変わりない。NENAってルックスだけでなく、声質もいいんだなと感じた2時間だった。
20.世の中から原稿というものがなくなってくれれば、僕の悩みの9割がなくなってくれるような気がするのは幻想だろうか。「原稿地獄」という本ならすぐにでも書けそうだが、それを書かなければならない状況になったら、やっぱり原稿地獄に陥るのだろうな。結局原因は自分にある。それはわかっている。
21.いま、最も多くいっしょに企画を進行させているMOさんがツイッターにもフェイスブックにもいないのが嬉しい。あの人には絶対にこの世界に来て欲しくない。さあ、くだらないことを言ってないで原稿を書こう。一昨日は徹底的に楽しみ、昨日今日とゆっくり休んだんだから。少しだけ取り戻そう。
22.秋に上梓を考えている「ことのは」本のフォーマットが完成した。これでまた一つ楽になった。今日は合唱コンクールを書いてしまおう。書き始めれば書けるんだよな。結局、書き始めないから書けないんだ。ツイッターやフェイスブックなんかやってる場合じゃない。せっかくの休みなんだから。
23.「研究集団ことのは」のシリーズは、国語科でいわゆるダイナミックでシステマティックなファシリテーションへともっていくためのステップを刻もうと思っています。ワールド・カフェやOSTの前提にはこんなに多くのバリエーションがあるんだよ、と主張できたらいいなと思っています。乞うご期待!
24.ブログのカウンターが444444。どうでもいいことなのだが、なんか嬉しい。
25.
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