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なんだかんだ言ってもこの国はまだまだ豊かなのだ

回転寿司で「こぼれいくら」というのを頼んだら、わっしょいわっしょいと美空ひばりのような大さわぎになった。ホール係と寿司職人全員がわっしょい。女の子にいたっては鳴子までカチカチとやる念の入れようだ。

わっしょいにあわせて目の前に置かれた軍艦にいくらが積まれる。三度目のわっしょいからはこぼれはじめる。四度目で軍艦を載せたゲタからもこぼれてしまう。お客さん全員の注目の中、五度目のわっしょいで騒ぎが終わった。

しゃりの米つぶの数といくらの粒の数はどちらが多いだろう……さわぎに興味のないぼくはそんなことを考えていた。このさわぎにおける無駄を指摘せよという出題に、ぼくは1分間で15個くらいは箇条書きできそうだった。

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