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予感が確信に変わりつつある

ちょんせいこさんのWBM学習会に参加してきた。

オーソドックスな主張をオーソドックスな手法でパッケージ化して提案しているという印象。オーソドックスでありきたり……という意味ではない。もっともっと先鋭的なことが言えるのに、自分の講座を受講する側の人たち、自分に影響を受ける人たちの立場まで考えて、場に応じた〈必要不可欠なこと〉だけに絞って講座をつくっている、という意味である。こういうのは意外と難しいことだ。

まず、「なぜ」「なに」をという部分を25分ほどかけてじっくりと語る。おもしろおかしく語っているように見えながら、伝えたい本質は的確に語る。その後、「どのように」の部分はスモールステップで一段一段階段を昇らせる。受講者全員が慣れてきたところで、休憩をはさんで最後の1時間強で実感を伴った大きなワークショップを体験させる。150分の講座立てとしては理想的なモデルの一つである。

国語教育、ワークショップ、ICT、学び合い……同じ北海道に住み、同じように民間ベースで活動していながら、なかなか交わる機会のない人たちがファシリテーションを題材とするこうした学習会だとまじわることになる。そうした構造がよく見えた学習会でもあった。これも個人的に良い教訓となった。

Sさんと「何かやろう!」と握手した。最近、「何かやりましょう」と言ったり言われたりがたくさんある。新しい何かが加速度的につながり合っている証拠である。来年度あたり、そのうちの幾つかがきっと実現していくのだろうと思う。

北海道が元気になる。そんな予感が確信に変わりつつある。

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