筆記テスト
筆記テストというのはこういうものです。これを全員に5分間で課す。そんなシンプルなものです。採点基準は1行あたり5点、8行で40点満点です。
1行につき、1字分間違うごとに1点減点。1行につき5文字分間違えると、その行が0点になります。それを8行分足して40点満点というわけです。隣同 士交換させて生徒に採点させます。教科書を見ながらひと文字ひと文字採点していくことも勉強になります。画像は採点基準を説明したときの板書です。
次の日から昼休みに追試があります。満点以外は全員追試です。今日は1組、明日は2組と昼休みに追試をしていき、2週目は今日は前半学級、明日は後半学級、3週目はまだ合格していない人はどの学級でもOK。このくらいのペースで40人分の机椅子の特別教室一つでできます。だれにも迷惑をかけません。自分一人でできます。まあ、昼休み巡視ができなくなりますから、学年に迷惑をかけているといえばかけていますが……。
たったこれだけのことです。でも、こういうことをやっておくと、定期テストの出来が格段に良くなります。年度当初に全員合格せな許さんぞよ、というものを五つくらいやっておくと、1年間の授業が非常にスムーズに進みます。その意味では、ぼくの授業の一つの〈核〉になっているシステムです。
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