ふう。これで明日、旅立てる。
1時間目は7組。前回で「音読テスト」が終わった。要するに「浴びるほど読ませる」期間が終わったのである。「今日から4時間かけて、テストに出まくりの解説授業だよ。心して聞けい」と始めた授業。まずは歴史的仮名遣いの9つの法則と題して、仮名遣いの復習。生徒たちの真剣な表情が印象的。しかし、1時間いっぱいの解説は少々苦しそうだった。
2時間目は2組。ほんとうは空き時間だったのだが、数学の新卒さんが初任者研修。それで1時間もらうことに。「敦盛の最期」の音読テストの1回目。まずまずの出来。よく練習してきている。練習してきている音読とそうでない音読とのテンポの違いが生徒たちにもわかってきた様子。良いことである。
3時間目は3組。音読テストの2回目。緊張した女子生徒が緊張感に負けてくずれた場面が印象的。全体としてはずいぶんとうまく読めていた。
4時間目は6組。この学級も歴史的仮名遣いの復習。1時間目の7組の反省を受けて、この学級では現代仮名遣いと歴史的仮名遣いの概説を終えたところで、4人グループで「扇の的」に使われている歴史的仮名遣いをチェックさせる。その後に解説するという手法に変更。まずまず機能したようである。この時間があったために9つの法則の解説は2つ目までしか進まなかったが、まあ、続きは次の時間にやればいい。歴史的仮名遣いの授業の進め方をこの手法でいくことに決めた。7組は次の時間でこれをじっくりやることにしよう。
今日は初任研に行った数学の新卒さんの代わりに2組に入って給食。
昼休みは「平家物語」冒頭の筆記テストの追試。昨日も書いたが、数日前の第二美術室の満員状態が嘘のように閑散としている。採点もものすごく楽になった。四十枚の採点と十数枚の採点とでは天と地ほどの差である。ただし、これからは手強い相手ばかりになってくる。そう簡単には合格してくれない(笑)。それでもこちらが諦めないという気概を見せることが大事。そうすれば生徒たちも頑張ってくれる。そういうものだ。
5時間目は空き時間。教材を印刷し、研究会資料を印刷・帳合し、学校運営要綱関係の仕事をし……。2組で帰り学活、清掃。放課後は教務部会。6~8月の行事予定、学級編制の方針、次年度の入学式の方針、2学期の教育実習生の受け入れが議題。会議時間は20分ほど。その後、終業式直前の学年集会の日程調整のために3人の学年主任と打ち合わせ。同僚と談笑、生徒会役員生徒と談笑、学年旗を製作している3学年議長団と談笑、パソコン部の生徒たちと談笑。17時退勤。
帰宅後、明後日の名古屋イベントのPPTの最終チェック。チェックをしているうちに、少し直したいことが出て、更に1枚新しい資料をつくる。20時過ぎに学校に行って印刷。ついでにまだ残っていた同僚数名と談笑。内容は呑み会日程の相談や生徒指導の方針のアイディア、名古屋土産の希望など。学校にはぼくが1年間に研究会資料のために使う用紙の倍の用紙を入れて、管理職にも許可をとっている。最近、こういう礼儀を知らない研究的実践者がいるというのを聞く。とても残念なことである。
帰宅後、土曜日に使うDVDを焼く。すべての準備が終わったのは23時25分。やっと名古屋・東京と渡り歩く週末の準備を終えた。これで明日、旅立てる。
ふう。
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