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わいせつ目的誘拐未遂教頭

小学教頭、わいせつ目的誘拐未遂…容疑認める

中学2年の女子生徒(14)にモデルガンを突きつけ、軽乗用車内に連れ込もうとしたとして、広島県警安佐北署は27日、同県安芸太田町立修道小教頭・吉原一彦容疑者(53)をわいせつ目的誘拐未遂容疑で逮捕した。/「乱暴するつもりだった」と容疑を認めているという。/発表によると、吉原容疑者は同日午後0時45分頃、広島市安佐北区内で、自転車で帰宅中の生徒に、車の中からモデルガンを突きつけ、「殺すぞ、乗れ」と脅し、誘拐しようとした疑い。生徒は車には乗らず、けがはなかった。/吉原容疑者の様子を不審に思った近くの男性(66)が、車で約10分間追跡し、赤信号で止まった吉原容疑者を取り押さえた。同町教委によると、吉原容疑者は教員歴約25年で、2009年4月から現職。〈読売新聞/2月27日(日)22時42分配信〉

ついさっき、「バッカじゃねえか」と嗤うしかないと、割と簡単に考えていたこの事件。風呂に入っていろいろ考えているうちに、笑い事じゃないかもしれないと思えてきた。

この教頭、乱暴目的だったという。モデルガンを突きつけ、車に乗せようとしたともいう。女子中学生を誘拐して乱暴しようとしたということだ。幸い、地域のおじいちゃんがそれを目撃していて、逃げた教頭を追跡、信号で取り押さえ、警察へ、教頭は容疑を認め、女子中学生にもけがはなし。これは結果論としては良かった。

しかし、よく考えてみよう。乱暴目的、モデルガンを使って誘拐。これがこの教頭の思惑通り首尾良くうまくいったとしよう。もちろん、この教頭は女子中学生に乱暴するわけだ。ここまではわかる。

では、そのあと、この教頭はこの女子中学生をどうするつもりだったのだろう……。

この犯行、ここまで考えていないとできないことなのではないか。同県内とはいえ、地元から離れた犯行現場、テレビニュースの映像で見る限り、あまり人通りはないと思われるような犯行現場である。間違いなく計画性が認められる。とすれば、この誘拐と強制猥褻、その後はどう計画されていたのだろう。

この男、間違いなくいわゆる「馬鹿」ではない。要するに思考能力がないわけではない。53歳の小学校教頭。これだけで、昭和30年代前半生まれの四大卒ということがわかる。この世代の四大進学率は30%を切っている。それなりのはずである。

まさか現役教頭が殺人まで視野に入れていたとは考えたくないが、少なくともその可能性くらいは考えたのではないか。私が笑えないというのはここである。

私は中学校教師を20年もやっている。教え子の女の子が痴漢にあったとか、変質者に遭遇したとかいう事案で、事情聴取したことも一度や二度ではない。多くは女性教諭が当たるのだが、変質者というのは何を考えているかわからないもので、複数の女子生徒に対して変質行為を行うことがある。そういうときには男性教諭も事情聴取に臨むことがあるのだ。その経験からいえば、中学2年生の女の子というのは、ほぼ大人と同じ証言能力がある。間違いなくある。この教頭が覆面をしていたとか目出し帽を被っていたとかいう報道はない。おそらく被っていなかったのだろう。これをどう考えるべきか。

それとも全校児童8名の学校に勤める田舎教師だから、子どもを甘く見たか。だとしたら、それは自らの教え子に対する余罪が疑われる。小学生に対する余罪における体験から敷衍して中学生を甘く見た……という可能性が疑われるのである。

どちらにしても、なんとも言いようのない、ざらっとしたものが残る。

テレビ報道の顔写真で見る限り、人の好さそうな顔をしているのだが……。

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