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カウントダウン

送別集会のビデオをつくった。今年度の3年生を送る映像である。生徒会役員が約1ヶ月かけて選んだ映像や画像を編集したわけである。

今年の3年生は1995年4月2日から1996年4月1日の生まれ。いわゆる1995年度の生まれである。

1995年といえば、何といっても1月17日の阪神・淡路大震災。死者6434人、行方不明者3人、負傷者43792人。3月20日には地下鉄サリン事件も起こっている。こちらは死者13人、負傷者は約6300人。これからこの国はどうなってしまうんだろう……。みんなそう思っていた。そんな年に彼らは生まれたのである。彼らはあの年、この国を覆った不安の中で、確かにだれもが祝福した、この国の希望だった。

実はぼくには勤務校の卒業生と並んで、いや、実はそれ以上に気になっている卒業生がいる。それはぼくが1年間だけ学年主任として受け持った、前任校の3年生である。ぼくが受け持っていた頃は113名だったが、いまは何人かが転出し何人かが転入し、在籍数が変わっているらしい。彼らもかつてぼくが阿吽の呼吸でチームを形成していたあの3人の先生方とともに、来週の公立高校入試の、そして中学校生活のカウントダウンに臨んでいるはずである。

卒業式まであと16日である。

※STARDUST REVUEの「SINGIN' IN THE RAIN」を聴きながら……。

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STARDUST REVUE/1986

当時、家の近くのレコードショップの店長に「おすすめだよ」と勧められて聴いた。何度聴いたかわからないほどに聴いたけれど、いまだに飽きない。ときどき、無性に聴きたくなる。なんというか、達郎と並んでとても80年代的なアカペラである。

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