金返せ/初任研講師みたい
なんとも手一杯である。学級経営本のゲラ校正、5日(土)の教室実践力セミナーの講座準備、言語技術本の執筆、雑誌原稿の執筆、溜まっている録画ドラマの視聴、全部やりたいのだがこれだけ溜まると優先順位をつけて取り組まねばならない。
ドラマの視聴以外は締め切り日があるのだから、それに従って優先順位をつければいいのだが、そうは考えないのが面白いところである。まず絶対に遅れられないのはゲラ校正である。これがずれ込むと編集日程が狂ってしまう。だからこれが優先順位の一番なのは揺るがない……かと思いきや、まずはドラマの視聴がプライオリティの一番である(笑)。だって早く見てしまったほうが、ドラマ内容を気にせずに仕事に打ち込めるもの。
とまあこういう発想でこれまで何度も痛い目にあっているのだが、この性格だけは改まることがない。結局、1本見ては仕事を一つ、1本見ては仕事を一つ、ということになる。それでも仕事はなんとなく終わっていくから不思議だ。これは経験則でわかる。確率100パーセントである。いままで終わらなかった仕事は一つもない。仕事というものは多少遅れたとしても、結局は終わるものなのである。
ちなみに、こういう理屈が胡散臭い……。
しかし、遊び感覚のない人の仕事と、精神的に余裕のない人の仕事ほど見ていて楽しくないものはない。そういうのは講座なんかをやらせるとてきめんに出る。参加者に「金返せ」と言われたり、「初任研講師みたい」と言われたりするから、その講座に参加していなくてもわかる。そういうものだ。
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