ブロディが見たいなあ
今朝のこと。起きるほんの少し前だと思う。夢にブルーザー・ブロディが出てきた。ぼくはブロディとタッグを組んで闘っている。相手はよく覚えていないのだが、たぶんグレート小鹿と渕正信だったように思う。
ぼくはリングの陰でブロディに怒られていた。
お前なんかやめてまえ!あほか!ようやらんわぁ。
ブロディはなぜか関西風の日本語を使っていた。いま考えると明らかにおかしいのに、夢の中ではちっともおかしくない。それが当然なのである。
結局、ブロディが怒っているのはこういうことだ。グレート小鹿にぼくがパイルドライバーをかけられてスリーカウントをとられる打ち合わせになっていたのに、ぼくがそれを跳ね返してしまったというのである。それではショーにならない、というわけである。これを延々、夢の中では何分も叱られている。いいか次のラウンドでは必ずやられて来い、と。いまマネージャー同士の打ち合わせが済んで、次はラリアートになったと。そしてゴングが鳴る。夢の中でのプロレスは不思議なことにボクシングルールになっていて、3分ずつの15ラウンドで闘うことになっていた。
その後、淵正信とにらみ合ったところまでは覚えているのだが、その後がどうなったのかは記憶が曖昧である。
こんな夢を見たのは、おそらく相撲の八百長問題のせいだ。相撲の八百長から、八百長といえばプロレスということになり、プロレスといえばぼくの中では圧倒的にブロディだから、そんなふうにつながってこんな夢になったのに違いない。寝る直前に読んだ大野さんのブログも少なからず影響していることは間違いない。
わけのわからない夢だったけれど、すべて打ち合わせ済みの八百長ショーで構わないから、もう一度ブロディの試合を見たい。できればハンセンとのタッグで馬場・鶴田組とかザ・ファンクスと闘うのを見たい。マスカラス・ドスカラスの空中殺法に目を回しながらよろけるブロディも見たい。シン・上田組の反則に怒りを顕わにするブロディも見たい。
なんでもいいから、ブロディが見たいなあ。
八百長がいいとは言わないけれど、八百長ショーだってエンターテインメントとしては価値が高い場合もある。全日本プロレスなんて、だれがどう見ても打ち合わせ済みの八百長にしか見えなかったけれど、それでも毎週毎週チャンネルを合わせて、オヤジと二人で夢中になって見ていた。
馬場やドリー・ファンク・ジュニアなら、本気でやれば俺たちでも勝てるんじゃないか……なんて馬鹿げた会話を楽しみながら(笑)。
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コメント
京都では、お世話になりました。
俵原です。
本当は、もっと早くお礼を・・・と思っていたのですが、タイミングを外してしまい、ぐずぐずしているうちに、ブロディが出てきたと言うことで、この場を借りて、お礼を言わさせていただきます(笑)。
私も超獣コンビにしびれた口です。最近の女の子のもこもこの毛のついたブーツを見るたびにブロディを思いだすほどに・・・。
学年紹介の映像、自分もぜひつくりたいと思いました。(その際は、やはりチャンピオンカーニバル風でやろうかな。)
ではでは・・・これからもよろしくお願いします。
投稿: 俵原です | 2011年2月 6日 (日) 22時47分
やあやあ、俵原さん!京都ではお世話になりました。そうでしたか。俵原さんもブロディですか(笑)。あのキングコングは圧倒的な魅力をもってましたよねえ。また、どこかでお会いしましょう。そんな遠くない日にお会いできるような予感がしています。
投稿: 堀裕嗣 | 2011年2月 6日 (日) 22時59分
熊本の夜の二次会は、ぜひ行きつけのビヤホールに。
ここのマスターは知る人ぞ知る「猪木のブロンズ像」の作者です。
これだけで、熊本に行く甲斐があります。
投稿: 桃崎剛寿 | 2011年2月15日 (火) 22時34分
決まりです!ぼくはそんなところに行ったら、泣いてしまうかもしれません……。
投稿: 堀裕嗣 | 2011年2月15日 (火) 22時54分