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すごい時代が始まりつつある・2

18日(土)に授業技術、25日(土)に説明文をテーマにした年の瀬二度の国語科授業づくりセミナーが、ともに盛会のうちに幕を閉じた。双方ともに有意義な会になり、とてもおもしろい会になった。両日も定員に近い盛況振りで、年末・学期末にもかかわらず熱心な参加者とともに充実した時間を過ごすことができた。

前回の授業技術に続いて、昨日は説明文。堀の音読・黙読、山下の文章構成、藤原の視覚化、高橋の指示語、山口の要旨・要約、大谷の類比・対比、南山の吟味・評価、そして太田くんを司会にQ&A、すべてのコマが45分。現在の「ことのは」が用意できる最高の講師陣である。参加者も定員を満たし、内容も濃く、大盛会であった。

今回はぼくにとって、DNAのお三方の安定した講座群、藤原くんの最も得意とする内容の講座が光り輝いた一日だった。4人とも「研究集団ことのは」関連の研究会に登壇する機会はゆうに30回はこえるだろう方々ばかりであるが、ここ数年、淀みない講座を展開してくれ、しかも提案性の高さとプレゼンの豊かさとを両立させる、なんというかもう一級の講師だな……という感を強くした。本当に見事なものである。

やってみないとわからないことだが、一つの指導原理を具体的な活動を伴わせながら抽象的に提示してみせるということは、なかなか難しいことである。それを難なく(といっては、彼らは「かなり苦労しているよ……」と憤りそうだが・笑)やってのける彼らを、一級の講師といわずして何と言おう。手前味噌というなかれ。一度体験すれば、だれでも同じ感想を抱くはずである。

講師を入れ替えられるとしたら、あとは大野さん、山田くん、山寺くん、太田くん、智さん、石川晋くらいだろう……と書いてみて、まだこんなにいたかと驚いた(笑)。実はまだまだいる。いま挙げた方々よりも少しばかり安定感が欠けるけれど、個性的な講師陣がたくさんいる。それも登壇する度にめきめき力をつけている。まったく北海道の民間教育関係の人材きら星である。

2010年という年には三つの意味があった。

一つは人材がそれぞれの立場で、それぞれのステップにおいて、急激に力量を高めたこと。自分の考えていることを具現化する力を一気に高めたこと。将来どこまで伸びるのかと思わせる若者が次々に登場した年だった。特に女性にそういう人材が現れ始めている。女性が元気な団体はその団体自体が伸びている証拠である。

一つは道内外のいろいろな団体がつながり始めていること。道内では、ブラッシュとことのはと北フェスが再びつながり始めている。しかも以前と違ってもっと強く。更にことのはと鍛国研が再びつながり始めたことも大きなことだ。道外では、野中・池田・赤坂・土作・菊池・山田・上條・桃崎と来道してもらった今年度だったが、どの講師ともその後、ブラッシュ関連の人たちがつながり始めている。これから大きな動きも出てきそうである。

一つは岡山さんを中心としたファシリテーション系の動きとのコラボが始まっていることである。まだまだこの動きは具体化していないけれど、これからいろいろな企画がかなり高い密度で立てられることは間違いない。楽しくなりそうである。

話を昨日のセミナーに戻すが、昨日、実は大谷さんが研究会案内の「説明文の授業づくり」という会のコンセプトを読み落としていて、物語の講座をつくってきた。ところが彼はその場に配付されていた説明文教材を使って、その場で、それはもう見事な提案を作り上げてしまった。まったく大チョンボを武器に換えてしまう力量の高さには舌を巻いた。山下くんの淡々と進めていく講座スタイルも板についてきた。ぼくは本当は30分ずつ90分講座でやりたい範読・音読・黙読の内容を45分でエッセンスだけを伝えた。どれも及第点を超える内容だったと思う。

講座が7つも並ぶと、一つや二つは講師のやろうとしていることが途中で破綻してしまい、いや~な感じ、くら~い感じになる講座が出るものである。むしろそれが普通だ。しかし、最近のぼくらの研究会にはそういう講座が一つもない、という状態が続いている。もしかしたら、今年度になって一度もないかもしれない。このことは長年やってみないとわからないことだが、猛烈にすごいことなのだ。

本当にすごい時代が始まりつつある。

追1

そうそう。昨日の飲み会は楽しかった。気分よく飲めた。そしてやたらと食った。二次会はすすきのにまで出て、ぼくの教え子の店「いづ屋」にも行った。そこで最初の卒業生にも会った。ぼくが兄弟で担任した兄のほうである。やたらと金を使った一日でもあった(笑)。

追2

今回のセミナーには、またまた愛知の変人石田くんが登場。彼も楽しそうだった。何よりである。かつての大内や山迫くんのように、またまた人見さんとか石田くんとか変人が集い始めている。会に勢いが出てきているときには、こういう変人が現れることも特徴である(笑)。

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