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雪の夜/雪の朝

札幌にも積雪が見られた。今シーズン初。

冬になると聴きたくなるアルバムがある。一枚はまだ昨年リリースされたばかりのSTINGのアルバム。もう一枚はDAN FOGELBERGの80年代の逸品。この二枚さえあれば冬は過ごせる……、そんな心象さえ抱いてしまう、大傑作の二枚である。

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STING/2009

冬の夜、特に雪の夜にこれほどふさわしいアルバムはない。書斎でも、ベッドでも、車でも、本を読みながら、原稿を書きながら、ウィスキーを片手に、ちょっとしたドライヴに、更には眠りに就くときにも、このアルバムは人間の生と死とか、安らかな眠りとか、ゆっくりと生きることとか、そんな冬の夜に必要な事どもを届けてくれる。もうこのアルバムなしには冬を越せない。そんな気さえする。

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DAN FOGELBERG/1985

もう一枚はこのアルバム。1985年のリリース以来、ずっと聴き続けている。冬の朝、このアルバムを聴くと元気になれる。「ああ、雪国に生まれて良かったな」とさえ感じられる。何度聴いたかしれない。ぼくにとってはもう20年以上も冬の音楽の定番である。残念ながらDANは3年前に亡くなってしまったが、ぼくは死ぬまで彼を忘れることはないだろう。そしてこのアルバムを聴かなくなることもないだろうと思う。

前者は2,690円で、後者はなんと690円で手にはいる。みなさんも是非。

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