3秒以上の間
授業が4時間。空き時間が一つ。空き時間は40周年式典シナリオの確定版を作成。
放課後は久し振りに集めた生徒会役員と談笑。各学級の合唱練習を終え、全員が集まったところで打ち合わせを開始。
40周年記念式典の各人の動きの確認である。プロジェクタを用意するタイミング、照明を落とすタイミング、そして出演生徒を先導するタイミング、予想するシラブルに対する対応法、予期しない事態に対応するために用意しておくいわゆる「伝令」の配置やコース、それぞれを簡単に確認。30分程度の打ち合わせをして解散。
17時過ぎには退勤。
儀式的行事といえども、細かな動きは生徒を使った方が確実である。教師とは演出しているぼくが抱いているイメージを共有できない。生徒たちとはこれまでいくつもいっしょに行事をつくってきているだけに、彼らはぼくが絶対に3秒以上の間を置かずにプログラムを進める主義であることを熟知している。これが大切。
3秒以上の間をあけることなくプログラムが進めば、生徒を飽きさせないしダレさせない。これがぼくの信条でありこだわりである。
「行事は3秒以上の〈意図しない間〉をあけたら失敗だ。」
ぼくが生徒たちによくいう言葉である。授業も、講演・講座も、みな同じ原理である。これさえできれば、まず荒れることはない。そういっても過言ではないほど、大切な原理である。
| 固定リンク
「今日のひとこと」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント