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第7回国語科授業塾in札幌

Photo 本当に国語の授業がうまくなりたい人へ/国語科授業づくりを根本から問う・第7弾!

第7回国語科授業塾in札幌

ストップモーション授業検討& ライフヒストリー・アプローチ

授業がうまいといわれる人がいます。授業づくりに独自の視点をもっている人がいます。よどみなく授業を進め、見る者が驚くような発想で授業を組み立てる、そういう人がいます。そういう人はなぜ、そんなことできるのでしょうか。どのように教材を開発し、どのように教材研究を重ね、どんな発想で授業づくりをしているのでしょうか。そして何より、これまで何を勉強し、どんな勉強をしてきたからこその「いま」なのでしょうか。
今回は「国語科授業づくりの根本を問う・第7弾」と題して、「授業づくりネットワーク」代表、ワークショップ型国語科授業を展開してきた上條晴夫先生の実践の所以を探ります。そのために「ストップ・モーション授業検討」「ライフヒストリー・アプローチ」「ファシリテーション」といった新しい研究方法・研究協議の手法を採用し、研究の、そして研究協議の新たな形としても提案させていただきます。どうぞお誘い合わせのうえご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

講師 上條晴夫(「授業づくりネットワーク」代表)
石川 晋・大野睦仁・加藤恭子・高橋裕章・堀 裕嗣・南山潤司
藤原友和・山口淳一・山下 幸・山寺 潤
(他交渉中)

日 時:2010年9月11日(土) 9:10~16:50
会 場:札幌市白石区民センター/参加費:4,000円/定員:40人

【 日 程 】
9:00~ 9:10 受 付/9:10~ 9:15 開会セレモニー

講座1 ストップモーション授業検討&ライフヒストリー・アプローチ
9:15~9:30/石川 晋

講座2 上條晴夫先生「国語科ワークショップ型授業」を検討する
9:30~10:15/模擬授業:〈五・七・五作文〉の授業/上條晴夫(授業づくりネットワーク代表)
10:30~12:30/ストップモーション授業検討/司会:山口淳一
指定討論者:加藤恭子・高橋裕章・山寺 潤・山下 幸
模擬授業のビデオをスクリーンに映しながら、適宜ビデオを止め、そのときの発問・指示・説明の意図を明らかにします。それとともに、どのくらいのことが想定されて授業が進められているのかを明らかにします。

12:30~13:30 昼食・休憩

講座3 「国語科ワークショップ型授業」ができるまで
上條晴夫先生 ライフヒストリー・アプローチ
13:30~15:30/ライフヒストリー・アプローチ/司会:石川 晋
指定討論者:大野睦仁・南山潤司・堀 裕嗣(他・交渉中)/グラフィッカー:藤原友和
授業者がなぜ、このような授業を展開するようになったのか、だれからどのような影響を受けていまがあるのか、現在の授業づくりはそれらの影響のうち何と何をどのように融合したものなのか。こうしたことを参加者の皆さんと一つ一つ質問していくことによって、個人史的に考えていくことで明らかにしていきます。

講座4 全体シェアリング/教材開発・教材研究・学習者研究の視点
授業とはどのように形づくられるものなのか
15:45~16:45
ファシリテーション/ファシリテーター:堀 裕嗣/グラフッィカー:藤原友和
指定討論者:大野睦仁・加藤恭子・南山潤司・山寺 潤(他・交渉中)

16:45~16:50 閉会セレモニー

【講師紹介】

上條晴夫(かみじょう・はるお/授業づくりネットワーク代表・東北福祉大学)
1957年山梨県生まれ。山梨大学教育学部卒業。小学校教師・児童ノンフィクション作家を経て、教育ライターとなる。現在、東北福祉大学准教授。特定非営利活動法人「授業づくりネットワーク」理事長のほか学習ゲーム研究会代表。メディアリテラシー教育研究会代表(2000年3月~2005年3月)。実践!作文研究会代表。お笑い教師同盟代表。現在、授業づくりネットワークのメンバーと共に、「学びのしかけ」プロジェクトを立ち上げ、新しい時代の授業像と教師の学びの在り方を提案中。著書に、『さんま大先生に学ぶ-子どもは笑わせるに限る』(フジテレビ出版)、『見たこと作文でふしぎ発見』、『中高校生のためのやさしいディベート入門』、『教師のためのインターネット仕事術』、『「勉強嫌い」をなくす学習ゲーム入門』『子どものやる気と集中力を引き出す授業30のコツ』(以上、学事出版)、『実践・子どもウォッチング』、『小学校/朗読群読テキストBEST50』(以上、民衆社)『総合的学習の教育技術-調べ学習のコツと作文的方法-』(健学社)『お笑いの世界に学ぶ教師の話術』(たんぽぽ出版)『中高生のためのやさしいディベート入門』(学事出版)『教師のための文章講座』(全3冊)(学事出版)『作文指導10のコツ』『作文指導 20 のタネ』 (学事出版)『子どもの表現力がつく教室スピーチ』(学事出版)『文章を上手につくる技術』(あさ出版)等多数。

石川 晋(いしかわ・しん/上士幌町立上士幌中学校・教諭)
北海道教育大学旭川校修士課程・国語教育専修修了。NPO法人「授業づくりネットワーク」理事/「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局長/「研究集団ことのは」/「日本児童文学者協会」など。ディベート・メディアリテラシー・ワークショップ型授業など、常に時代の先端的な授業の在り方、教育の在り方を取り込み、北海道の民間教育を活性化している第一人者。主著:『中1ギャップ』『クラスに安心感が生まれるペア・グループ学習』『中学校国語の授業ミニネタ&コツ』(以上学事出版)など著書編著多数。

大野睦仁(おおの・むつひと/札幌市立厚別通小学校・教諭)
北海道教育大学岩見沢校卒。札幌市近郊教育サークル「GO-AHEAD」代表。「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局。新卒の3年間を重度重複障害の養護学校で過ごす。以来、「いのちの授業」をライフワークとして取り組む。「生」だけではなく、「死」にも目を向けていく授業づくりを続けている。また、野外活動にも長年に渡り携わり、集団づくりのアプローチとしてのアクテビティの経験を積む。『すぐ使える授業づくりハンドブック』(たんぽぽ出版)『クラスに安心感が生まれるペア・グループ学習』(学事出版)など共著多数。

加藤恭子(かとう・きょうこ/伊達市立東小学校・教諭)
北海道教育大学函館校卒。地震後の奥尻島で教員生活をスタート。家本芳郎氏に師事し、日本群読教育の会設立時から常任委員を務める。「集団の教育力」を生かした授業づくりを研究。全生研で集団づくりを学んだ後、ファシリテーション、BRUSH-UP、「学び合い」と活動の場を広げている。主著:『学級づくりハンドブック小学3年生』(たんぽぽ出版)共著『小学校低学年学級担任の12ヶ月』(ひまわり社)『小学校もらってうれしい学級通信のつくり方』(ぎょうせい)『学級活動・行事を彩る群読』(高文研)など著書多数。

高橋裕章(たかはし・ひろあき/札幌市立藻岩小学校・教諭)
北海道教育大学函館卒。教育実践サークル「DNA」副代表。1985年より南山潤司氏主催の教育サークル「月二回」に所属。ここで、仮説実験授業、教科研国語、作文の会、全生研を学ぶ。1992年に教育実践サークル「DNA」を南山潤司氏ととも立ち上げる。「DNA」の国語実践研究では、科学的「読み」の授業研究会から読解の実践方法を学び、現在は、その手法を活かした読解指導や論理的思考力を高める授業づくりに力を入れている。『学級経営力・高学年学級担任の責任』『読書活用能力の育成』(以上明治図書)など共著多数。

堀 裕嗣(ほり・ひろつぐ/札幌市立北白石中学校・教諭)
北海道教育大学札幌・岩見沢校修士課程・国語科教育専修修了。「教師力BRUSH-UPセミナー」代表・「研究集団ことのは」代表・「実践研究水倫」研究担当・「日本文学協会」常任委員・全国大学国語教育学会・日本言語技術教育学会など。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒。1991年、「実践研究水輪」入会。1992年、「研究集団ことのは」設立。主著:『全員参加を保障する授業技術』『発信型授業で「伝え合う力」を育てる』『絶対評価の国語科テスト改革・20の提案』『(以上明治図書)など著書・編著多数。

南山潤司(みなみやま・じゅんじ/札幌市立南小学校・TT担当)
北海道教育大学札幌校卒。札幌市で長く小学校教諭として勤務した後、一昨年定年退職。TTとして各学級に入って少人数指導に勤しむ毎日を送り始めて2年目。かつての同僚、教職に就いた教え子等とともに「教育サークルDNA」を設立。サークル名「DNA」(=だれでも・なんでも・あり)が示すとおり、主義主張にこだわらない研究姿勢は、札幌近郊を中心に慕う者が多い。主著:『学級経営力・高学年 学級担任の責任』『聞き方スキルを鍛える授業づくり』(ともに明治図書)など著書多数。

このほか、藤原友和氏・山口淳一氏・山下幸氏・山寺潤氏など、道内の実践家が多数登壇します。

【お申し込み】

□お申し込み方法は以下のとおりです□
以下の7点をお書きの上,葉書かFAXがEメールにて下記まで御連絡ください。
1.氏名/2.勤務校/3.郵便番号/4.住所/5.電話番号/6.FAX番号(ない場
合には「なし」と明記)/7.メールアドレス(なし場合には「なし」と明記)

小木恵子(こぎ・けいこ)
FAX (011)866-6422E-mail : YFA39060@nifty.com

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