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「第12回国語科授業改革セミナーin札幌」終了

国語科授業改革セミナーも12回目を迎えた。

今日は30分模擬授業とストップモーション授業検討というセットを、午前午後と2回行う形。昨年の12月に始めた研究会形態の2回目である。

しかも前回は若手教師(といっても三十代だが)が授業者だったのだが、今回は40代のベテラン二人。授業技術的にはまったく問題なくクリアしてしまっている二人なので、必然的に検討内容はどうしても授業構成の話になり、レベルの高い話になる。更には難解な話題にもなっていく。これがぼくには強烈におもしろかった。

テーマは「活用」。しかも「読むこと」。大野さんも裕章さんも真正面から「活用」に取り組んでいた。

大野さんの授業は「未確認飛行物体」(光村5年の詩教材)。詩の一部を改変して、詩心をとらえさせ、創作の基礎指導を行おうというもの。ぼくが10年くらい前にさかんに提案していた「フォーマット・ポエジー」の授業形態にちょっと似ていて、なつかしい感じを抱いた。

裕章さんの授業は「イルカのねむり方」という光村3年の新教材。おどろいたのは光村の新教科書が各教材の前に2時間程度で行える見開き2頁教材を配して、言語技術練習単元の形をとったこと。まずは教育出版の中学校教科書が前回の改訂でずいぶんと冒険をしたわけだが、この光村の小学校新教科書の構成を見て、いよいよ教科書づくりも新時代を迎えたなという感を抱いた。

授業はどちらもベテランらしい確かさをもった授業。大野さんの授業検討では参加者全員にストップモーションをしているうちに教材解釈がどんどん進んでいくといった趣。裕章さんの授業では指導目標と活動形態の在り方、リンクのさせ方が正面から論じられた感があった。

ぼくは第一講座でオリエンテーション的な60分講座、更に二つの模擬授業・SM検討のあとの60分のQ&Aと登壇機会があったわけだが、飲み会明けの二日酔いにしては、まあ及第点の話題提供ができたかな……といった感じ。特にQ&Aはずいぶんと具体例の出し方にこだわりながら話をしてみた。

もう一つ、とても嬉しかったことは、新たな人材が「ことのは研究会」への登壇を希望してきたこと。それも待ちに待った若手である。こうやってぼくらの研究会に何度も足を運んでくれた若者が、自分も登壇してみよう、斬られてみようという意識になったということが、久し振りに嬉しかった。そういう意欲というか、やる気というか、そういう気持ちになったことに報いるような企画と研究会内容にしたいものである。

研究会終了後は南山・高橋・山口・中野・山下・堀で小宴。教育とも研究会とも関係のない馬鹿話で単純に笑い続けた3時間半。

楽しくもあり、嬉しくもある一日だった。

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