「告白」
期末テスト1日目。採点業務もそこそこに、午後から年休をとって話題の映画「告白」をみてきました。メンズデーとやらで1000円でみられました。
「告白」
噂に違わぬいい映画でした。なにせ構成が見事。映像美もすばらしい。さすが中島哲也。時代の才能です。
キャスティングも見事ですべてがはまっていました。子役たちもすばらしく、リアリティを高めていました。あのくらい象徴的に描ききると、逆にリアリティが高まるものです。
隠れたテーマは「時間」。フィルムの逆回転や高感度カメラを駆使して、見事な演出が施されていました。時間とともに情報がはいる。後付けの自己解釈がリアリティを産み、やがて自分の内部で確立していく。そんな現代人の本質が見事に描かれていました。
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