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つまらない授業

年度当初、しかも学級編制後の1学期というのは、授業でどんな教材を扱うにしても時数を費やすことになる。

いま、吉野弘の「虹の足」というつまらない詩をやっているのだが、こんな教材の授業にも3時間かかる。句点・疑問符・感嘆符といった文をつくる記号、読点、ダッシュ・リーダーといった間をつくる記号をおさえる。詩の分類として、口語詩・文語詩という文体上の分類、定型詩・自由詩・散文詩という形式上の分類、叙事詩・叙景詩・叙情詩という内容上の分類をおさえる。比喩として直喩法・隠喩法・擬人法・擬声語・擬態語をおさえる。その他にも倒置法や省略法をおさえる。更には論述問題の基礎的な指導も扱わねばならない。これだけやると、どうしても3時間はかかる。

今日は2クラスで言語記号と詩の分類、1クラスで表現技法を扱った。

知識、知識、知識である。つまらない授業の連続だが、必要なのだからしょうがない。早く2学期になって、やりたいことがやれる時期になって欲しい。

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