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生徒が来た!

着任式/始業式。

10名の先生方の着任、そして新担任・副担任の発表。更に教科担任の発表。歓声を上げる生徒。毎年、同じような光景である。

ぼくはといえば、2年生2学級の副担任。国語の授業が4クラスで12時間。その他に、1年生の書写及び言語事項の指導が4クラスで4時間。計16時間の授業。今年も楽である。

放課後、まずは明日の入学式の「歓迎の言葉」を読む生徒会長の指導。更に、生徒たち30人ほど、学年教師団十数人といっしょに、卒業式の装飾を入学式用の装飾に直す。要するに、装飾を2階から4階に移動である。これが45分ほど。

学年団みんなでラーメンを食べに行ったあと、入学式の最終打ち合わせ。更に校務部会。既に校務部会は4月定例の校務部会で、5月・6月行事の検討である。この会議を20分ほどで終え、その後は9日(金)の年度計画職員会議のために今年度の生徒会指導の重点について解説したプリント、学校祭大綱のプリントを作成。印刷して根回しの必要な部署に配付。その後、副担任を務める2学級分の生徒手帳を作成完了。副担任業務をぼくの半分も終えていない若手に対して、「仕事が遅い」とお説教。「仕事が遅いというよりも、仕事の優先順位が違う」と。「自分がやったあとに、他人がそれを引き継ぐ、つまり、早くあげてしまわないと他人に迷惑をかけてしまう仕事から取り組むのだ」と。

こんな、仕事をするうえでの「基本中の基本」さえわかっていない若者が多い。いや、若者だけではない。30代にも40代にも50代にもいる。正直な印象を言えば、半分以上はそういう人だと思う。それが教員社会であることを、どう考えればいいのだろう。

ここから、いろんな問題が見えてくる。

とにかく、生徒が来た。明日の入学式が終われば、また、日常がやってくる。まずは旅行的行事に向けて、学年全員が走り出す、そんな4月・5月という「日常」がまたやってくる。

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