天空
今年度、教職について初めて、1年生の書写を4クラスも担当している。
生徒も読んでいるようなので、あまり書きたくはないのだが(笑)、ぼくは書写が苦手である。書写の授業が苦手というのでなく(もちろん、これも苦手なのだが)、書写そのものの技量が低いのである。それも著しく低い。
それでも、やらなきゃならないから、一応、生徒の後ろにまわって、筆をもつ生徒の手に自分の手を添えて、筆の運びを体感させる。今日は「天空」の「天」の字の左払いと右払いを中心的に指導した。
一人一人、個別に指導していったので、1時間でたった2枚しか書かせなかったのだが、1枚目と2枚目の出来が格段に違っていた。生徒も喜び、ぼくも満更でもない気分に浸った。
思えば、指導することによって、目に見えて成長するということが、国語科の授業では滅多にない。それが書写にはある、ということなのだろう。そう悪いものでもないな、と感じた一日だった。
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コメント
書写の指導、やりましょか(^^)?
投稿: 池田修 | 2010年4月26日 (月) 21時28分
ふふふ。別に困ってないからいい(笑)。ちゃんと国語と生徒指導で行きましょう。
投稿: 堀裕嗣 | 2010年4月26日 (月) 22時26分
多分一番必要なのはぼくでしょう。
妻の助けは受けたくないし。
投稿: まるしん | 2010年4月26日 (月) 22時54分
えっ?君の妻は書写なの?
投稿: 堀裕嗣 | 2010年4月26日 (月) 23時06分
最近、書写の授業をきちんとやっているか文科省からチェックが入っているので、大変だと言う声を聞くんでね。書写も国語よ(^^)。
投稿: 池田修 | 2010年4月27日 (火) 06時41分