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第2回国語科授業塾in札幌

A4158a60f6a566c6本当に国語の授業がうまくなりたい人へ/第2回国語科授業塾in札幌
国語科授業づくりを根本から問う・第2弾!
ストップモーション授業検討& ライフヒストリー・アプローチ

授業がうまいといわれる人がいます。授業づくりに独自の視点をもっている人がいます。よどみなく授業を進め、見る者が驚くような発想で授業を組み立てる、そういう人がいます。そういう人はなぜ、そんなことできるのでしょうか。どのように教材を開発し、どのように教材研究を重ね、どんな発想で授業づくりをしているのでしょうか。そして何より、これまで何を勉強し、どんな勉強をしてきたからこその「いま」なのでしょうか。
今回は「国語科授業づくりを根本から問う・第2弾」と題して、長く「国語科授業の名人」として君臨し、古稀を超えてなお、「野口塾」「鍛える国語教室研究会」等で全国行脚を続けている野口芳宏先生の実践の所以を探ります。また、ここで明らかにした野口先生の授業づくりの視点から、参加者全員で自らの授業づくりを振り返る機会をもちます。そのために「ストップ・モーション授業検討」「ライフヒストリー・アプローチ」「ファシリテーション」といった新しい研究方法・研究協議の手法を採用し、研究の、そして研究協議の新たな形としても提案させていただきます。
どうぞお誘い合わせのうえご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

講師 野口芳宏(「鍛える国語教室」研究会・主宰/「野口塾」主宰)
大谷和明横藤雅人森  寛堀 裕嗣

日 時:2010年4月17日(土) 9:10~16:50

会 場:札幌市生涯学習センター「ちえりあ」

参加費:5,000円/定員:50人

【 日 程 】

9:00~ 9:10 受 付/9:10~ 9:15 開会セレモニー

講座1 ストップモーション授業検討&ライフヒストリー・アプローチ
9:15~9:30/堀 裕嗣

講座2 野口芳宏先生「野口流・国語科授業」を検討する
9:30~10:15/模擬授業:全員参加を保障する野口流・国語科授業/野口芳宏
10:30~12:30/ストップモーション授業検討/司会:山下 幸
指定討論者:大谷和明・横藤雅人・森  寛・堀 裕嗣
模擬授業のビデオをスクリーンに映しながら、適宜ビデオを止め、そのときの発問・指示・説明の意図を明らかにします。それとともに、どのくらいのことが想定されて授業が進められているのかを明らかにします。

12:30~13:30 昼食・休憩

講座3 「野口流・国語科授業」ができるまで
野口芳宏先生 ライフヒストリー・アプロ
ーチ
13:30~15:30/ライフヒストリー・アプローチ/司会:山下 幸
指定討論者:大谷和明・横藤雅人・森  寛・堀 裕嗣
授業者がなぜ、このような授業を展開するようになったのか、だれからどのような影響を受けていまがあるのか、現在の授業づくりはそれらの影響のうち何と何をどのように融合したものなのか。こうしたことを参加者の皆さんと一つ一つ質問していくことによって、個人史的に考えていくことで明らかにしていきます。

講座4 全体シェアリング/教材開発・教材研究・学習者研究の視点
授業とはどのように形づくられるものなのか
15:45~16:45/ファシリテーション/ファシリテーター:堀 裕嗣
指定討論者:野口芳宏・大谷和明・横藤雅人・森  寛

16:45~16:50 閉会セレモニー

野口芳宏(のぐち・よしひろ/植草学園大学・教授)
千葉大学卒。千葉大学付属小学校教諭、木更津市立岩根小学校校長、北海道教育大学函館校教授等を歴任。「鍛える国語教室」研究会主宰。「実感道徳研究会」主宰。「野口塾」主宰。1980年代から、国語・道徳の「授業の名人」として全国を行脚。「子供を鍛える」というぶれない教育方針と、「常に全員参加を保障する」「本音・実感・我がハート」という教育姿勢を慕う者は多く、古稀を超えてなお全国行脚は衰えるところを知らない。第一著作集「鍛える国語教室」全20巻、第二著作集「国語修業・人間修業」全15巻(いずれも明治図書)をはじめ、『授業で鍛える』(明治図書)、『学級づくりで鍛える』(明治図書)等、著書多数。最新作は『教師の作法 指導』(さくら社)。

大谷和明(おおたに・かずあき/札幌市立もみじ台南小学校・教頭)
北海道教育大学函館校卒。道南を中心に公立小学校教諭として勤めた後、札幌市内の中学校・小学校教諭を歴任。二十代の頃に「教育技術の法則化運動」に出会い、教育サークル「道南フリートーク」を設立。札幌に勤務してからは「道央フリートーク」「酒井式描画法研究会」「鍛える国語教室研究会・空知支部」等で活動。主義主張にこだわらない研究姿勢を慕うものは多く、北海道の民間研究の核として長く活動を続けている。主著:『いじめを許さない学級を創る 4~6年』『崩壊しない学級はここが違う 高学年』『学級を「学びの共同体」にしよう 小学校5~6年編』(ともに明治図書)など著書多数。

横藤雅人(よこふじ・まさと/札幌市立羊ヶ丘小学校・校長)
北海道教育大学札幌分校卒。学生時代は斎藤喜博・東井義雄・福田恒存らに傾倒。新卒から教育サークル「土曜の会」を主宰。札幌市林間学校指導者、札幌市チャレンジキャンプ(現アタックキャンプ)指導者を長く務める。「野外活動で子供たちに生きることの原点を感じさせる」という主張は、多くのメディアで取り上げられた。平成2年、「生活科はデューイやペスタロッチ教育を平成に再現するもの」との考えから北海道生活科教育連盟(現道生活科・総合的な学習教育連盟)に加入。現在事務局長、同連盟ネット研究会代表。「教師力BRUSH-UPセミナー」、「kyositu.com」事務局。『子供たちからの小さなサインの気づき方と対応のコツ』(学事出版)など著書・編著多数。

森  寛(もり・ひろし/札幌市立向陵中学校・教諭)
北海道教育大学札幌校卒。「研究集団ことのは」副代表/「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局。学生時代に「教育技術の法則化運動」に出会い、野口芳宏氏に傾倒。1991年堀裕嗣・對馬義幸らとともに「研究集団ことのは」設立。言語技術教育の思想と確かな教育技術とで数々の著作、講座経験をもつ。2004年、横藤雅人・大野睦仁・石川晋らとともに「教師力BRUSH-UPセミナー」を旗揚げ。主著:「中学の『古典』を1週間で攻略する本」(PHP研究所)、『全員参加を保障する授業技術』(明治図書)、『総合的学習を支える国語・活かす国語』全5巻(明治図書)など著書多数。

堀 裕嗣(ほり・ひろつぐ/札幌市立北白石中学校・教諭)
北海道教育大学札幌校・岩見沢校修士課程・国語科教育専修修了。「教師力BRUSH-UPセミナー」代表・「研究集団ことのは」代表・「実践研究水倫」研究担当・「日本文学協会」常任委員。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒、1950年代の日文協実践を中心に研究を続ける。1991年、森寛・對馬義幸とともに「研究集団ことのは」設立。「文学教育」と「言語技術教育」との融合を旗印に長く国語科授業の研究を続けている。主著:『全員参加を保障する授業技術』『発信型授業で「伝え合う力」を育てる』『絶対評価の国語科テスト改革・20の提案』『学級経営力を高める~感化主義の学級経営』(以上明治図書)『中学校通知表・所見文例集』(小学館)など著書・編著多数。

お申し込み方法

以下の7点をお書きの上,葉書かFAXがEメールにて下記まで御連絡ください。
1.氏名/2.勤務校/3.郵便番号/4.住所/5.電話番号/6.FAX番号(ない場合には「なし」と明記)/7.メールアドレス(なし場合には「なし」と明記)

對馬義幸(つしま・よしゆき)

〒005-0005 札幌市南区澄川5条5丁目14-12

FAX (011)812-4563

E-mail: yontsussy34@K3.dion.ne.jp

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