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2010年3月

ALBUM/岩崎宏美

51jzzzom8ml__sl500_aa300_「ALBUM」岩崎宏美/1977

いわゆる「唱歌集」。岩崎宏美19歳の歌声。「この道」「赤とんぼ」「七つの子」「宵待草」「浜千鳥」「花嫁人形」「叱られて」「花」「雪の降る町を」「ペチカ」「椰子の実」「青い目の人形」「赤い靴」「ちいさい秋みつけた」「冬の夜」「母さんの歌」。

紙ジャケット盤で復刻。ボーナストラック10曲の「+10」シリーズである。

最近、年をとったせいか、こういうアルバムが聴きたくなる。いかにも十代の声。十代の頃の岩崎宏美の悪い癖だった、高音を張り上げるところがまだ残っている。ファンでないとちょっと聴きにくいアルバムかもしれない。

ぼくにとっては最高のアルバムである(笑)。「この道」などは聴き惚れてしまった。

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新年度

明日からの新年度業務を前に出勤。

修了式後の最終打ち合わせで発表された仮の新年度校内人事は、この6日間でずいぶん動いたようで、ぼくの所属学年も変わっていた。まあ、学年は何年でもいい。ただ、あの子が欲しい、この子が欲しいと各学年がめぼしい人を取り合うというのは、あまり気持ちのいいものではない。大規模校だから、どうしても「人」で人事を組むことになりがちである。本当は学年経営ではなく、学校経営の視点で人事を組むのがいいのだが……。

机の上、机の引き出し3つを片付けたら、学級写真と職員写真くらいしか残そうというものがなかった。いかにいらないものをしまっておいたかということを、改めて感じた一日。

教頭から手渡された封筒を見ると、原稿の依頼。これも少しだけ暗くなった。まあ、仕事は断らないことにしているから、引き受けるのだけれど……。

転勤する人たちに挨拶をして、一足先に退勤してくる。いよいよ、新年度が始まるというのに、別に気構えるわけでもない。張り切るわけでもない。といって、特別やる気がないわけでもない。しかし、やる気があるわけでもない(笑)。ただ、新年度が始まるだけである。

明日からは生徒会役員を呼んでいる。新入生歓迎会に向けて、少しずつ準備を始めなければならない。それだけのことである。

思えば、新年度に張り切らなくなって何年経つだろうか。おそらく15年くらい経つように思う。新年度に張り切る人を見ると、「いつまでもつのかな…」と滑稽に思えてくる。プロ野球じゃあるまいし、スタート・ダッシュなんていらない。4月には4月にやるべきことが、6月や9月や11月と同じようにあるだけである。そういう心持ちをもつのがいい。

教職に就いて最もつまらなかった一年、2009年度よ、さようなら。

そしておそらく、教職について2番目につまらない年になるであろう2010年度よ、こんにちは。

またまた担任のない1年である(苦笑)。あ~あ……合唱コンクールの審査でもがんばるか……。

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その他、セミナーの感想など

この2日間、お金には換えられない考え方を得ることができました。今まで教わったことや体験が一気にリンクした感じです。有り難うございました。(男性)

2日間、諸先生方にお話いただきました。本当にありがとうございます。帰りの交通手段まで調べていただいて恐縮です…。(女性)

今後のセミナーで行われるストップモーション授業検討も、ライフヒストリー・アプローチも、たいへん興味があります。まだ来年度もどう人事・学年が任されるかわからない中で、どれほど来札できるかわかりませんが、来られるときには足を運んで来たいと思っております。また、昨日は連絡もくださり、学級経営セミナーにも参加させていただきありがとうございました。(男性)

講座1のところにも書きましたが、学年を組む先生と足並みを合わせられなければ、やめた方がいいのか……と考えています。久し振りの参加で、やはり来てよかったと思いました。ありがとうございました。(女性)

森先生の司会、ちょっとしたコメントが適切に思います。聴きたい情報あり、疲れを癒される言葉あり、代弁(講師、参加者)あり、しかもちょうどよい話の長さだと思います。(男性)

2月の「話す・聞く」領域で、マイクロ・ディベートのやり方を教えていただき、この年度末に実践してみました。私が勝手に「難しいかなぁ…」と思っていただけで、多くの子ども達は楽しめたようです。もち上がりで、次年度も持てることになったので、またやってみたいと思いました。自分のできそうなところから、どんどん取り入れてやっていこうと思います。教科書の進める順番も変えていきたいと思います。なかなか難しいですが……。(女性)

学校研究で言語能力を高めることをテーマに、全教科一緒に研究を進めていくことになりました。他教科、生徒会、プライベート、etc……様々なところで生きてくる言語力をつけていかなければ……と焦っています。(女性)

【今後取り上げてほしいテーマ】

漢字指導法

読み書き関連指導

伝統的な言語文化+話すこと・聞くこと

年間指導計画の作成について

話すこと・聞くことを学年ごとにどのように区別して指導するか

漢字指導の方法

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講座3「評価・評定から〈授業システム〉を決める~その思想と技術」森寛

評定平均は4.6

入試問題研究の交流ができたこと、定期テストの一例をもらうことができたことで、「来てよかったなぁー」と思うことができました。また来ます!(女性/1年目)

定期テストに毎回すべてのジャンルの文章を入れるというのが参考になったが、でも大変だろうなと思った。テストの問題は難しく、また採点もすごく時間がかかりそうだなと思った。日頃からかなりトレーニングしていなければできないだろうと思った。(男性/24年目)

今日一番楽しみにしてきた内容です。入試問題、授業システム等々、これはこれで興味深く聴かせていただきました。さらに、評定資料とのつながりや、評定の実際にまでつっこんだ話を聴くには、先の講座と同様、もっと時間があってもよいと感じました。(男性/19年目)

3年間を見通した授業システムのつくり方がよくわかりました。情報量が多かったので、自分でものにするには数年かかりそうですが、一つ一つやってみたいと思います。ありがとうございました。(男性/4年目)

次年度、3年振りに3年生を受け持つことになりました。「入試問題」を再確認することができて良かったです。「読むこと」領域についても、教えたいことをしぼってやっていくやり方で、子ども達の力をつけていくことの大切さを改めて感じました。評価についてなど、もう少し詳しく知りたかったです。(女性/4年目)

入試とつながった日常のシステム、具体的でわかりやすかったです。(女性/16年目)

入試問題の研究は考えたことがなかったので、早いうちに自分でやってみます。定期テストを作るというのも、非常に合点がいきました。(男性/7年目)

入試問題の分析から授業システムを作っていくという発想がすごいと思いました。自分が普段いかに考えないでやっているかが身にしみました。最も疲れる時間帯でしたが、集中力を切らさず受講できたのは、森先生の高いプレゼンテーション力です。(男性/25年目)

徹底した授業システム・評価システムに脱帽しました。「システムは完璧を目指すが修正が必要」「他の教科担任と相談し、どこまで自分が頑張れるか見極める」などの注意事項も聞いてハッとしました。指導事項を明確にし、システムの導入をどこまでできるかすべきかが自分と相談してやっていきたいと思います。さりげない言葉も勉強になりました。(男性/21年目)

テストの様式一つとっても、細部まで入試のことを考えて作られており、システムの緻密さを感じた。一つ一つ丁寧に教えている時間はないので、細部にこだわり、一石二鳥、三鳥の中身の濃い授業ができるよう、自分なりに工夫してみたいと思った。(女性/2年目)

入試問題を分析して指導事項を考えるということは当たり前ですが、したことがありませんでした。自分の県のものを同じようにやってみたいと思います。また、とても指導事項を明確にして、授業をされているのだなと思いました。自分はあいまいでしたので、分かりやすくしたいです。(男性/5年目)

「言葉を考える」であれもこれもとやっているうちに、時間ばかりが経ってしまったので、ポイントを絞る、そのための研究やシステム作りというのは、大変勉強になりました。(女性/1年目)

授業は入試、テストと切ることはできないので、いつも「なるほど…」と思います。テストは特に…指導事項、変化のある繰り返し、もっともっと意識していかなければと思いました。(女性/17年目)

北海道も愛知とそう入試問題が変わらない。学習指導要領をもとに作成しているのだから当然だが、入試を想定して授業のシステムを変えてきているという部分になるほどと思いました。また、各テスト毎に4つのジャンル、それも指導事項をピンポイントにしぼって行っているということが、自分にはない視点であったため、とても勉強になりました。(男性/9年目)

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講座2「学習活動の在り方から〈授業システム〉を決める~その思想と技術」山下幸

評定平均は4.5

2月の「話す・聞く」領域の講座でのスピーチで、AとBの紙を使って、スピーチの組み立てを行いましたが、全くうまくいきませんでした。今日はCの紙を使ってやったら、まあまあの仕上がりにはなったかなと思います。その子その子で、自分にあった形というものがきっとあるのかなと思うので、いろいろな方法でやってみたいと思いました。スピーチ以外の授業システムについてもっと話を聞きたかったです。(女性/4年目)

実際に自分がスピーチ原稿を書き、スピーチ活動をすることで、段階をふんで進んでいかないと、なかなか原稿を書けないということを実感しました。カオス型とステップアップ型の二つにわけて説明されていたが、〈再話〉だったからカオス型というわけではなく、クラスの雰囲気などを見ながら変わってくる部分だと思います。ステップアップ型からカオス型へ切り替えていくときの目安なり、システムの部分まで言及していただけると助かりました。(男性/9年目)

課題を与えて書かせるのみという活動に疑問を感じていたので、たいへん興味深く聴かせていただいた。発達段階(学年)に応じたプリントの使い方、授業での扱い方、かける時間、また小集団学習についてはステップアップ型とカオス型のバランス、どの辺りからカオス型を取り入れるのかなど、もっと時間をとってお話を聴きたかった。(男性/19年目)

クラスの発表に至るまで、細かなステップを踏むことが大切だと改めて感じました。スピーチの構造についてもよく理解できました。ありがとうございました。(男性/4年目)

今まで、割と安易に5~6人班(生活班)で活動させていました。確かに…「お客様」がいたと思います。個別、ペア、グループ活動をもっと意図的に用いなければ…と反省しました。それにしても、スピーチも再話もやってみると自分の能力の低さを思い知らされます。(女性/17年目)

課題の与え方、課題のやらせ方、時間の取り方等、大変適切であった。無理なく、全員がやるべきことができたので、先生の指導が入りやすかった。スピーチの仕方の指導は大変わかりやすかった。(男性/24年目)

こういう手順で細かく指導していけば、スピーチにも抵抗になく取り組んでいけるのかなと感じました。(男性/7年目)

先生方のスピーチの完成度が高かったのは、山下先生の寿儀容システムの成果ですね。人前で話すことがあまり苦にならないシステムでした。個→ペア→グループで自分のスピーチが向上的に変化しているのが実感できました。(男性/25年目)

スピーチは何度やっても自分はドキドキしますし、他の人のスピーチを聞くのは楽しいです。プリントA~Eを選ばせる、また指導するならどの順番でするかと問う手法、勉強になりました。使用集団をステップアップ型とカオス型とに整理して示していただいたことで、自覚的に活用できそうに思いました。(男性/21年目)

自分が使うワークシートを選ぶ作業をしたことで、それぞれシートの特性や使い分けについて考えることができた。他の方の「再話」の例を聞いてみたかった。日頃、生徒が感じている緊張を味わうことができた。4月からちょっと優しくなれるような気がする。(女性/2年目)

ワークシートの良い点とされだけでは不十分な点を考えることができました。徐々にステップアップしていったので、楽しく学ぶことができました。(男性/5年目)

小集団を動かす意図について、興味深く聞かせていただきました。小集団の作り方等に何かポイントがあれば教えていただきたいです(座席で良いのか?)。(女性/1年目)

集まっている先生方は意欲も技術もあるので楽しい活動になりますが、子どもたちではどんな点に気をつけたらいいのだろう……?と思いました。カオス型ではさわがしくなることがないのか気になったのですが、もっと具体的なルールがあれば聞きたかったなと思いました。(女性/1年目)

小集団の機能のさせ方は、これから授業を進めていく上で最も重要なことだと思っています。詳細、バックの理論もよくわかりました。演習も具体的で、イメージしやすかったです。ありがとうございました。再話のモデル、知りたいです。(女性/16年目)

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講座1「〈授業システム〉の思想と技術」堀裕嗣

第1回中学校・国語科授業塾/授業開き編 あなたの国語教室に授業システムはありますか? ~年度当初の〈授業システム〉づくり~」と題して行われた「中学校・国語科授業づくりセミナー」。今回で10回目を迎える。

まずはぼくの180分講座。授業開き編。

評定平均は4.7

授業システムの意味や手法の基本が理解できた気がして嬉しく思います。4月から実践してみたいことばかりです。レジュメ兼メモ用紙を始めに配っていただけると情報がまとめやすかったと思います。ありがとうございます。(男性/4年目)

今年こそ、年度初めの授業びらきから授業のシステムを定着させたいという思いを新たにしました。1年生7クラスなので、学年を組む先生とも相談、コミュニケーションをとって進めようと思います。(女性/17年目)

実際の指導事項に即した大変具体的な話だったのでわかりやすかった。ただ具体的な話をもう少し抽象的にまとめ、体系化するところまでいけばなお良かった。1年生の最初の「ふしぎ」7時間で具体的に何と何と何をシステム化するのかをもう少し聞きたかった。(男性/24年目)

古典からはじめることのメリットがよくわかりました。今後、ぜひやってみたいと思いました。私はすごくプリントが多いようで、ノートがぶあつくなってしまい、そこからはみだして張ってある子もいます。しっかり最初に詳しく教えないからなのだと反省しました。暗唱も何度か読んで、すぐ個人の練習タイムにしてしまっていたので、そこも改めていこうと思います。(女性/4年目)

安定したシステムをしいて、それを徹底させていくことで、授業そのものが安定化して、学習が成立するのだなということを感じました。(男性/7年目)

視覚トリックを用いた授業で、①授業の敵は思い込み、②当たり前と思うことにこそ落とし穴がある、③最も大切なのは話し合うこと、という3つのポイントが納得できました。人生観をもつくっていく大切なポイントでした。古典を分けて教えるという発想が思ってもみなかったものでした。(男性/25年目)

「国語教育」2月号を読んで、年度当初を古典から始めるという発想にびっくりしました。自分にはありませんでした。今回、それを体感しながらシステムについて理解することができたのは収穫でした。一つ一つの指導言、指導行為に確固とした意図があることを今回も思い至りました。授業システムについて、「マクドナルド化する社会」から学び活用するという頭の使い方ができるように、自分もなりたいと思いました。(男性/21年目)

様々な領域がある国語で、授業時の決まりを定めて、1年間教科経営することを難しく感じていました。「話すこと」メインの授業と「読むこと」メインの授業で全く異なる流れになり、コロコロと一貫性の無いことになっていました。1学期の3ヶ月をかけて、全領域のシステムを提示し定着させるという考え、6月まで自分が集中力を切らさずがんばろうと思います。(女性/2年目)

行事ビデオの映像がとてもおもしろかったです。きっと保護者会などで流したら好評なんだろうなと思いました。授業システムのお話は、何回も何回も繰り返して定着させていくことが大切だと分かりました。(男性/?年目)

「何でこんなことできないの?」と言い続けてしまった自分がとても恥ずかしくなりました。今年からシステムをはっきり定着できるようにしていきたいと思います。(女性/1年目)

勤務校は1学年1教師なので、今日聞いて「良し」と思ったことは4月からやってみようと思いました。視覚トリックで伝える方法は特にやってみたいと思っています。古典の授業では、口語訳をどう扱うのかも聞きたかったです。(女性/1年目)

一つ一つ「ゴール」を設定して授業を構成しているつもりでしたが、年間を見通したものを自分の中にしっかり持てていなかったと自覚しました。先生の「話す聞く」の本(インタビュー)を参考に、冬に授業をし、その評価のみを入れて話す聞くの数字を出しました。するとすごくシビアな評価になりました。年間で領域全てを網羅する考え方が私の中になかったためだと反省しました。(女性/16年目)

古典を教えることは、古文を教えるだけでなく、古文韻律の体感→言語感覚化→文体へと進んでいくのだというマトリクスを使いながらの説明が特によかったです。伝統的な言語文化として、どういう視点をもって授業を進めていくかということにもかかわる大切な視点だと思いました。(男性/9年目)

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JULIE WITH THE WILD ONES

5172qmiexl__sl500_aa300_JULIE WITH THE WILD ONES/2010.03.24

素晴らしい。シングル2曲も良かったが、このアルバムもアルバムとしての完成度が高く、聴きごたえがある。ジャケットもいい。ソングライターもいい。沢田研二のボーカルを中心に、ワイルドワンズのコーラスが重なってくる、なんとも言えない調和がまたいい。加瀬邦彦、植田芳暁、鳥塚しげきのボーカルもノスタルジーをくすぐる。おじさん、おばさんには絶対的にお勧め。

1. 涙がこぼれちゃう
2. 渚でシャララ
3. プロフィール
4. 熱愛台風
5. Oh Sandy
6. 僕達ほとんどいいんじゃあない
7. アオゾラ
8. いつかの“熱視線ギャル”
9. ハートにズキューン
10. FRIENDSHIP

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その他、セミナーの感想など

今回のように、いろいろな事例を見せていただきながら勉強したい(男性)。

学級でシステム作りの大切さを痛感しながら1年を過ごしたので、本当に次年度以降に生かしたいと思う内容でした。ありがとうございました。(男性)

秋田からでも東京なら日帰りできて助かるんですが…。堀先生あるいは他の先生方の東京セミナー情報がありましたら、HP上で教えていただけるとありがたいです。(女性)

学校行事への取り組ませ方、段取りの立て方。今年度開催されたセミナーに参加できなかったので、再度お願いします。女性の先生の生徒指導の当たり方。特に副担任だと、女性だからといって甘えてくる、なめられやすい…と実感したので。(女性)

とても役立つ研修だと思います。だからこそ本当に無責任な発言ですが、実施回数や定員を増やしていくと良いと思います。ありがとうございました。(男性)

興味関心を引く授業は魅力的に感じますが、とにかく時間が足りなくて困っています。興味関心を引く授業と時間との調和がとれた授業というものはどういうものか。ぜひ学ぶ機会があれば勉強したいと考えています。(男性)

もう何回も参加させていただいていますが、毎回勉強になります。ある意味、成長が……。今後も来ます(笑)。無事(?)3担にはなれました。来年度、勝負の年になりそうです。また、よろしくお願いします。今日もありがとうございました。(女性)

私が勤務する学校では、新卒1・2年目の2人で社会の教科部会を構成しており、授業づくり一般においては相談できる先生方がいますが、社会科の授業技術について学ぶ機会が少ないのが現状です。国語科塾のようにセミナーを主催なさっている先生がいましたら教えて下さい。今日はたくさんのことを学びました。ありがとうございました。(女性)

次回も是非参加したいです。どうもありがとうございました。(女性)

Q&A、最後の質問に対する堀先生のコメントを聞き、本当にそのとおりだと感じました。絶対的な基準があるわけでもなく、教員と生徒など、いろいろなバランスの中で、よりよい方法があるのだと教えていただきました。ありがとうございました。(男性)

4月からは担任。今日の研修で不安が少しなくなりました。ありがとうございました。(女性)

大変ためになりました。次回も都合があえば参加したいと思います。(女性)

学級通信についても取り上げてほしいです。(男性)

このじきに必要な情報ががっちり入ってきて、とてもよかったです。ありがとうございました。(女性)

このように学級・学年経営の全体像を俯瞰しての研修会は「ことのは」でしかやっていないように思います。たいてい一部分だけだとかスキルだけだとかしていると思うのです。やはりここに来なければ学べないことです。ウィーク・デーの仕事で疲れていても、乗り物が苦手でも、札幌に来るのが楽しみです。(男性)

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講座4「旅行的行事から通知表所見まで、1学期に生徒の何を見、どういう手立てを打つか」堀裕嗣

評定平均は4.8

所見の難しさを再認識するとともに、とても参考になりました。(男性/国語/1年目)

反省する点が多かったです。(女性/家庭科/9年目)

6月(第3回?)に参加したので、ほぼ同じ内容でした。おかげで、それほど困らずに所見を書くことができました。ありがとうございます。(男性/社会/3年目)

ものすごくオリジナリティーのあるやり方、所見でした。また、それだけでなく、ものすごく個性的な堀先生に「人に合わせろ!」と言われると、よけいに説得力があります。とても楽しかったです。ありがとうございました。(女性/国語/16年目)

所見の交流は初めてでしたが、思った以上にためになりました。Q&Aの時間も有意義でした。(男性/国語/4年目)

とても勉強になりました。(女性/数学/10年目)

以前講座を受けてから、所見が苦でなくなりました。(女性/理科/7年目)

生徒をよく見ること。こまめに記録をとること。4月から実行。(男性/理科/22年目)

姿が目に浮かぶ所見…という点が勉強になりました。(男性/数学/6年目)

所見の書き方については悩んでいたことがあるので、本当に助かりました。ありがとうございました。書く時期については正直、早いと感じました。他の学期の所見についても、学ぶ機会があれば勉強してみたいと思いました。(男性/数学/10年目)

とても参考になりました。具体的な書き方から、いつも迷っていた学期ごとの内容も決めると書きやすいでね。何だか、生徒の行動もメモしておけばすらすらーっと書けてしまいそうな気がしました。(女性/英語/16年目)

通知表って残るものだったんですね。(男性/社会/15年目)

所見が本当に本当に苦手です。分掌を書く力をと思っていますが、今日のようなポイントを学べると少し楽に、少しですが(笑)、書けそうです。来年度に生かします。(女性/英語/3年目)

Q&Aがすごかった。堀先生の考え方がよくわかりました。とても勉強になりました。(男性/国語/25年目)

所見の書き方を学んだことは初めてで、生徒を見る視点がとてもわかりました。今年度、ぜひ実践したいと思います。(女性/社会/2年目)

通知表の所見は大変困っていたので、お互いに交流して、沢山のアイディアを得られました。(女性/英語/1年目)

通知表の所見はほとんどの先生が悩んでいる部分です。その所見の書き方について、ビデオを活用しながら楽しく、他の先生方と考えることができたのは驚きでした。「研究集団ことのは」のセミナーはこういう楽しさがあるから、本当に参加する価値があるなあと再認識しました。(男性/国語/9年目)

所見を書いたことがありませんでしたが、周りの先生方が苦労しながら書いている姿を見て、漠然とした不安をもっていました。しかし、今日の話を聞き、大丈夫だと思えました。(女性/音楽/1年目)

これからの初担任であらゆる生徒の動きを見逃さないでいきたいと思います。(女性/国語/5年目)

実際に書いてみてグループで修正し発表したのが参考になりました。書く時期(6月)も実践してみたいです。(男性/英語/6月)

所見の書き方がいまいちわからなかったので、良い勉強になりました。(女性/英語/1年目)

堀さんの本を読んで知っていたのですが、やはり具体的なWORKをやると、自分の力量不足を実感するとともに、より文例を知ることができてよかったです。文例集、購入しようと思います。(女性/理科/14年目)

通知表のことで、ここまで深く具体的にお示しいただいて、とても勉強になりました。みんなこのようなことで四苦八苦しているのが凡庸なわれわれ教員の現実です。所見の書き方について、あらためて考えられました。若い先生に伝えたいと思います。(男性/国語/21年目)

先の見通しが持て、今後の意欲につながった。(女性/国語/1年目)

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講座3「学級リーダー・学年リーダーの育て方」森寛

評定平均は4.4

自分ができていないこと、したくないことを言わないことは、基本的にその通りだと思いますが、ときにはしたくないけど、やらなければいけないことをやるという体験も必要なのではないかと思います。あまりにも生徒の心情に沿った決め方はどうでしようか。(男性/社会/?年目)

実例の紹介がもっとあるとお得感があります。教員同士の話し合いよりも典型的な例を見たいです。(男性/国語/4年目)

大変ためになりました。まず生徒を観察する力をつけていきたいです。(男性/国語/1年目)

講座内容もですが、講座の進め方(演習型)の具体がとても参考になりました。我々教師はやはり教師視点でのみ考えてしまい、リーダーのリスクについては着目をそれほどしていませんでした。それに着目させていただきました。(男性/国語/21年目)

リーダーに対する新しい視点を改めて考えさせられました。適切な「リーダー観」の部分がとても興味深く、もっとここに重点を置いて話を聞きたかったです。皆さんから事例を聞き出してくれたのはよかつたです。(女性/理科/14年目)

生徒を自分に置き換えてみることで見方がかわりました。また、自分の力量以上のリーダーは育成することができない、負荷のかけ方を考えるべきとわかりました。(女性/音楽/1年目)

生徒の様子をとらえながら、自分の立場から生徒の立場で考え、リーダー性を発揮させられる場所をつくつていきたいと思います。(女性/国語/5年目)

グルーブで話し合ったのが参考になりました。(男性/英語/10年目)

力を伴わない生徒(やる気がないが役職をほしがる子)への対応のしかたを教えていただきたい。(女性/英語/1年目)

すごく厳しいことを言われるのかと思ったら、そうでもなくて(優しくて)びっくりしました。たぶん遠慮された分(時間も短くて)はしょられたところもあったのではないでしょうか。先生の実践例、すばらしいと思いました。ありがとうございました。(女性/国語/16年目)

置き換え思考 本当にその通りだと思います。この考え方ができるような“できた大人”になりたいと思います。(男性/社会/3年目)

漠然ともっていたリーダー観を改めて整理していただくことができ、ありがとうございます。自分のリーダー性維持洋のリーダーを育てることは難しいというのはそのとおりだろうけど、何か方法はないものかと思います。活動のアイディア・レシピ、またいろいろ紹介していただけると助かります。(男性/国語/9年目)

リーダーがいないと…といつも思っていましたが、「それが私達の職場だったら…と思うと嫌な気持ちになる」 その考え方はとても刺激を受けました。(女性/英語/1年目)

先生の提案された置き換え思考は目からうろこで、人前に出ることのリスクを部活・学級経営等で教師側も認識しなければならないと思いました。職員室でのポジションを改めて考えました。(女性/社会/2年目)

置き換え思考はとても大事な考え方だと思いました。リーダーを意識して育てた活動は、問われて、少なかったと反省しました。(男性/国語/25年目)

自分以上のリーダーは育たないとなると、自分を成長させなくては…ですね。「子」を「教師」へ置き換えた文を重く感じ、この置き換え思考、大切だなと思いました。リーダーを育てたいと思います。今回、お話が聞けてよかったです。(女性/英語/3年目)

「リスクとリターン」はいい指摘だと思います。(男性/社会/15年目)

自分の考え方や指導のしかた、自分の力量次第でリーダーの育ちは違ってくるのだと分かりました。リーダー育成には成功体験が゜必要だということもグループ会議で分かりました。リーダーの決め方は、生徒の心理的プレッシャーをよく考えて決める方法を考えようと思いました。(女性/英語/16年目)

学級委員長、副委員長を決定するのに、生徒の人権尊重をふまえて、一人一人と面談して決めるという方法に驚きました。また、他の人とも交流できてよかったです。リーダーを育てる方法も勉強できてよかったです。(男性/数学/10年目)

掲示物が勉強になりました。企画はいいと思いました。(男性/数学/6年目)

育てるためには、教師の考え、生き方が問われることが、よく理解でき、納得もできました。(男性/理科/22年目)

リスクを超えるリターン、考えてみようと思います。(女性/理科/7年目)

子どもの弱い面を丁寧に指導し育てる視点を認識することができました。(女性/数学/10年目)

夜学の方からのメッセージカードから始まった交流に感動しました。(女性/家庭科/9年目)

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講座2「年度当初、保護者懇談の持ち方」山下幸

評定平均4.3

勤務校には保護者と1対1の懇談がなかったので、年度当初にこの機会があるとよいと思った。保護者の視点を演じたことにより、「つっこまれる言い回し」が少しわかった気がする。(男性/社会/3年目)

ロールプレイよりも先生の考え方を多く聞きたかったです。(男性/国語/4年目)

年度当初はたいてい役員決めでギスギスした雰囲気になりがち。こちらの方針を伝えるよりも親も役員決めでソワソワしている。何か良い方法があれば知りたい。(女性/数学/10年目)

もう少し具体的に保護者対応の仕方を教えていただきたかった。(女性/英語/1年目)

演習は大変楽しかったです。ご準備もすばらしいなあと思いました。お話にあったように、他の先生のやり方はなかなか知る機会がありません。今回は良い刺激になりました。(女性/国語/16年目)

他の先生の懇談の仕方、雰囲気が分かってよかった。また、親の立場を演じることで、親の気持ちも理解できたような気がします。今後、学級懇談についても扱って欲しい。(男性/社会/?年目)

学級懇のアイディアを聞けてよかった。もっとあるとよかったです。ありがとうございました。(女性/理科/7年目)

~という親への対策等を考えることができました。学級懇談で全体に話すべきことも教えてほしいです。(男性/英語/10年目)

ロールプレイが楽しかったです。たくさんの実践事例の紹介も期待していたのですが……(男性/理科/22年目)

親の思いは様々で、その子の家庭背景は親の懇談で見えてくる部分が大きいと思うので、参考になりました。(女性/国語/5年目)

学級懇談についてのお話がもう少し聞きたかったです。(男性/数学/6年目)

保護者対応という現在とりまく教育現場の問題について、大変学ばせていただきました。時間があれば、実際にどのように対応するかの実例をお聞かせいただければと思いましたが、事前にどうつきあったらいいかという心構えを聞けてよかつたです。ありがとうございました。(男性/数学/10年目)

実践形式で大変わかりやすかったです。ただ、私たちのグループは女性ばかりで、解決策があまりでないで終わったときもありました。いくつかの事例を聞いてみたかったです。(女性/理科/14年目)

部活以外で保護者の方と個人的に深くお話したことがなかったため、ロールプレイ、緊張しました。もう少しひき出しをふやして対応できるようにしようと思いました。(女性/音楽/1年目)

ロールプレイはとても参考になりました。よくあるパターンで答え方もよく困る場面でした。私たちのグループは「何事も聞く」という結論で終わりましたが、その後のハンドアウトにはいろいろ情報が整理されていて良かったです。全体懇談の持ち方も聞きたかったです。よく空気が凍るので……。(女性/英語/16年目)

うちの教育センター相談班で次長が行っている「トラブルシューティング研修」でのロールプレイよりも充実していました。「保護者の養育態度4類型」の座標軸、非常に分かりやすいです。官製の研修会などで配付される資料とは一線を画した非常に参考になるものでした。(男性/国語/21年目)

ロールプレイは学校の研修でもやってみようと思います。(男性/社会/15年目)

保護者の方と信頼関係をどう築いていけるのか考えてはいるけれども、実際練習する場はない。今回、4人で他の人の対応方法や話し方などについて聞くこと、話し合うことができ、勉強になりました。(女性/英語/3年目)

保護者と懇談した経験はまだありませんが、少し自信がもてました。事前準備をがんばります。(男性/国語/1年目)

保護者対応が1番不安に感じていたので、実際にロールプレイをして色々な先生方の対応を見ることができてよかったです。(女性/英語/1年目)

自分も親なので、保護者として先生に伝えたいことや目に見えない壁を感じることもあります。ざっくばらんに子どもについて語り合う手法として親のロールプレイングもいいなぁーと思いました。(女性/社会/2年目)

「この子にはどんな長所があるか」という見方で、生徒を観ることの大切さを再確認しました。昼食後はワークショップが眠気を吹き飛ばしますね。(男性/国語/25年目)

タイプ別保護者への対応の仕方を交流できたらよかったなあと思った。グループ内では納得できる解決策が見出せなかった。(女性/国語/1年目)

ここ数年、保護者対応の難しさを感じています。特に懇談では、どのように対応したらいいか、不安があったので、今回、グループワークさせていただけたのは大変参考になりました。(女性/家庭科/9年目)

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講座1「〈学級経営システム〉をつくる思想と技術」堀裕嗣

「学級経営塾/学級開き編 あなたの学級に〈システム〉はありますか? ~年度当初に〈学級システム〉をつくる~」と題して行われた中学校・学級経営セミナー。今回で14回目を迎える。その講座1「〈学級経営システム〉をつくる思想と技術」。午前中いっぱいを使った、ぼくの180分講座である。

まずは映像メディアリテラシーの模擬授業を行いながら、「システム」の定義を確認した後、「1.3・7・30・90の法則」「2.学級経営の相対評価」「3.学年団のチームワーク」「4.事実重視の生徒指導」「5.現代的生徒の特徴」の5つの視点をレクチャー。

評定平均は4.9

小さな学校・学級なので、先生のシステムがすぐにできるようにはならないのですが、子供の見方や教師(自分自身)の考え方など、いろいろ参考になりました。何事も4月のスタートが大事なのですね。来週の月曜日からやることいっぱいの気がします。学級掲示物も参考になりました。(女性/英語/教職経験16年目)

4月から初めて学級担任となるため、不安なことがたくさんありましたが、班づくりのルールや、3・7・30・90の法則など知ることができ、よかったです。(女性/音楽/1年目)

教師の評価が学年の空気によって決定されることにとてもショックを感じた。自分もちょっとした勘違い教師だったと今は思っている。(女性/国語/1年目)

新年度初担任となるので、自分のすべきことや自分の立場を少し見通しをもって臨めるように思えました。とても勉強になりました。(女性/国語/5年目)

次年度、1年生担任なので大変勉強になりました。本校の先生方にぜひ勉強したことを紹介したいが、採用してくれるかは難しいです。(男性/数学/6年目)

大変勉強になりました。ありがとうございました。非常に具体的に、わかりやすくお話しいただいたことがよかったです。時間が足りなく、できれば1年間だけでなく、3年間の見通しなど、もっと勉強させていただきたいと思いました。機会があれば、またお願いします。(男性/数学/10年目)

給食と違い、掃除は班ごとに分担が分かれていて、教室掃除以外は担任以外の指導となるのですが、どのように対応するのか具体的に聞きたかった(一巡回するまで全員はムズカシイ?)。しかし、全体として具体的で、時間もはっきりしていて、テンポよくわかりやすかった。(女性/理科/14年目)

「自分の世界観だけで仕事をするな。」 -ああ、俺だ! 3時間余りの長時間があっという間に過ぎていくと感じる、堀先生のプレゼンテーション力のすごさを改めて感じました。(男性/国語/25年目)

とても勉強になりました。(女性/数学/10年目)

今回、先生のお話を聞いて、これまで知らなかったこと、なんとなく行ってきた実践に「ハッ」としたことが沢山ありました。そして改めて、学年団の「チーム力」の大切さを実感しました。自身の学校でできるシステム、ルールを模索していきたいと思います。(女性/社会/2年目)

知りたかったことに的確な内容で、とても勉強になりました。考え方が少し変わりました。(男性/国語/1年目)

来年度、初担任なので、全て参考になるお話ばかりでした。人を魅了する先生の人柄や話し方なども、とても参考になりました。(女性/英語/1年目)

4月から初めて担任を持つので、とても勉強になりました。(女性/英語/1年目)

3・7・30・90の法則のお話が最もためになりました。給食、掃除に関しては、1年間どうしたらと考えっ゜はなしで終了してしまいました。細かいところまで教えて下さり、本当にありがたかったです。ただうまく生徒に納得させて動かす指示、説明、納得のさせ方など、日々また学び続けます。(女性/英語/3年目)

途中「余談」が減ったところで評価4にしようと思いましたが、ラストの学年経営の相対評価のお話を伺い、やはり5に戻しました。先生の著書は数冊読んでいますが、生(ライブ)はリアルに伝わってきていいですね。飛行機・ホテル代以上の「これからを生き抜く知恵と勇気」(特に「勇気」です)をいただきました!明日もよろしくお願いします。(女性/国語/16年目)

(質問)学年経営を副担という立場からどう見て、どう関わっておられたのでしょうか。(男性/社会/15年目)

何となくやってしまつていることをシステムとして機能させていくことがいかに重要かがわかった。スクールカーストにおける貴陽市の立ち位置の部分について、もう少し詳しくふれて頂けるとよかったです。(男性/社会/?年目)

目からウロコでした。学校の事情から生徒・保護者の心理面まで考え抜かれた上での冷静なシステム構築には感動すら覚えました。明日も楽しみにしています。(男性/国語/4年目)

最初にミニワークを入れていただいたおかげで、システムを導入することの重要性、心主義に陥らないようにすることの大切さなどが分かりました。昨年度とはここが違うところでした。また、昨年と基本は同じでしたが、エピソードが増えたり違うものだったり具体的であったりスライドが増えたりして、更に理解が深まりました。聴きごたえがありました。スクールカースト理論、2回目でよくわかりました。1回目は半分ぐらいしか分かりませんでした。(男性/国語/21年目)

何気なく、何となくやってきてしまったことが、学級がなんとなくうまくいかなかった原因だと思いました。自分の学級でfatherをやってはいけない。勉強になりました。(女性/理科/7年目)

担任1年目を終えたところだったので、身につまされることが非常に多かった。身をもって体験した失敗の解決法の一例を見せてもらって非常によかった。3学級という小さな集団でもやれる方法の例も見たいと思う。(男性/社会/3年目)

とても参考になりました。4月からの学級開きに活かしたいです。機会があれば、2年生などもやってほしいです。(男性/英語/10年目)

年度初めに不可欠なことを確認できました。(男性/理科/22年目)

新年度を迎えるにあたり、改めて学級開きのシステムを確認することができました。個人的に、3担としての4月の心構え、「3・7・30・90」の配慮すべきことも参考にしたかったです。(女性/家庭科/9年目)

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2セミナー終了

今週末の2つのセミナーが終わった。両日ともに定員を超える盛況振りで、さすが新学期だなという感じである。特に、学級経営セミナーはキャンセル待ちまで出た。

先週から6週間連続の週末の研究会予定。それも6週間で8つの研究会。その2週目が終わったということでもある。

中でも今週の二日間は、「中学校・学級経営セミナー」「中学校・国語科授業づくりセミナー」ということで、両方とも中学校教員向きのセミナーである。参加者と我々とのコンテクストがほとんど一致しているため、話しやすく、準備もしやすく、ほとんどストレスのないというか、不安のない研究会である。とても楽しく、適度に力を抜きながら行うことができた。

いよいよ来週からは不安だらけの研究会が3週連続で続く。

3日(土)が、小学校中心の研究会である「教師力BRUSH-UPセミナー」と今日の続きの「中学校・国語科授業づくりセミナー」2回目とのはしご。10日(土)が新企画「国語科授業塾」の1回目。これは森くんが中心講師。17日(土)がこの2回目。久し振りに野口芳宏先生。24日(土)がこれまた今日の続きの「中学校・国語科授業づくりセミナー」の3回目。こんなふうに続いていく。

体調を維持しながら、しっかりと準備を進めていきたいものである。

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ふと…

更新もしていないのに、ブログのアクセス数があまりにも多いのに気づき、ふと、このブログが今日一日、どんな検索ワードでアクセスされたのかを見てみた。様々な検索ワードが並んでいたが、最後にポツリと、こんな検索ワードがあった。

森田茂之 四研

涙が出そうになった。久し振りに見る文字だった。「森田茂之」という文字配列はよく見る。自分でも書く。「四」も「研」も見慣れた文字だ。でも、この六つの漢字がいっしょに並んでいるのを本当に久し振りに見た。いったいだれが検索したんだろう。きっとぼくの知っている人に違いない。

あれから8年と3ヶ月が過ぎた。ぼくも8歳と3ヶ月、年をとった。来世で再び、以下の一夜干しとほっけの開きで、森ちゃんと熱燗をキュッとやるまで、あの日より8年と3ヶ月だけ近づいたということだ。

少しだけ森ちゃんに思いを馳せながら、明日のセミナーに備えて、今日は早く寝ることにしよう。

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さえない一日

3~4月の研究会の申し込みが順調に伸びている。予想外に伸びている。中学校・学級経営セミナーなどは久し振りにキャンセル待ちが出るほど。国語関係の研究会も、当初予想していたよりも申し込みがある。まずまず。これは率直に嬉しい。

今日の1時間目に1年2組でマイクロ・ディベート。これで今年度の授業は終わり。明日はいわゆる5分の0。その後、要録点検。今年の授業は割と充実していたな……という印象。まあ、67点といったところか。

校内人事が動き始めている。思ったようにはいかないが、それもまた良し。

札幌市内で降格人事があったらしい。本人の希望とのことだから、特に問題があるわけではない。それも人生である。しかし、その影響を考えると、「問題がない」ともいえない。だれかが我を通せば、だれかが迷惑を被る。それはカオス理論なんかとはまったく関係なく、風が吹けば桶屋が儲かるという話でしかない。

さえない一日。

明日は国語科の送別会。明後日は全体の送別会。早めに寝ることにしよう。

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あまりにも現実的な一日

朝10時に起きて、まずは「ぶらっしゅ・あっぷ教師力」第4号の編集事務。表紙をつくり、編集前記・目次をつくり、特集解説を書いて編集後記を書く。4頁をつくる作業である。

第二に、5月企画のちらしを3本。第3回国語科授業塾、第26回累積国研、第2回「ふたり会」の3本である。これをMLにアップ。これで午前中が終わり。

第三に、今週末の中学校・学級経営セミナーの第一講座180分のPPTづくり。第四に、今週末の中学校・学級経営セミナーの第四講座75分のPPTづくり。

これで既に夕方。酒が飲みたくなり、妻と二人で馴染みの酒屋へ。日本酒を3本買ってくる。大信州の第十五号が美味。ほっけの西京漬けを焼いて大信州を飲みながら、録画しておいた2時間ドラマを見る。

ほろ酔いでPPTの直し。ブログに今日ちらしをつくった3つの研究会案内をアップ。

よく仕事をし、よく飲んだ一日。これ以上遅らせると間に合わない、どうしようもない現実と向き合いながら過ごした、あまりにも現実的な一日。

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堀裕嗣・石川晋「ふたり会」featuring野中信行

Nonaka_5第6回教室実践力研究会in札幌
「石川 晋 ふたり会 堀 裕嗣」
featiring 野中信行

〈3・7・30の法則〉〈味噌汁・ご飯授業〉
~日常実践を充実させる視点~

石川晋先生と堀裕嗣先生による「ふたり会」。
2010年度第1回は、「3・7・30の法則」「味噌汁ご飯授業」「新卒時代を生き抜く教師の心得術」など、若手教師に向けて日常実践を充実させるためのエールを送り続ける野中信行先生をお迎えします。授業の心構え・学級経営の心構え・日常生活の心構え等、教師として生きるうえでの根本的な思想・発想について語ります。どうぞ、お誘い合わせのうえご参加ください。

Shin_2Hori_3日時:2010年5月16日(日)

場所:札幌市白石区民センター

定員:40人/参加費:4000円

講師:野中信行・堀 裕嗣・石川 晋

【プログラム】

9:00~9:10 受付

9:10~9:15 開会セレモニー

9:15~10:45

講座1/日常実践を充実させる視点・1

日常実践を充実させるための仕事術
9:15~9:45/石川 晋
9:45~10:15/堀 裕嗣
10:15~10:45/野中信行

11:00~12:00

講座2/日常実践を充実させる視点・2

鼎談型・本音トーク
「学級経営力とか授業力とかって、ほんとのところ何なの?」

石川 晋 × 堀 裕嗣 × 野中信行

12:00~13:00 昼食・休憩

13:00~14:30

講座3/日常実践を充実させる視点・3

教師困難時代を生き抜く学級経営力と授業力
~「3・7・30の法則」と「味噌汁・ご飯授業」を中心に~

野中信行

14:45~16:45

講座4/日常実践を充実させる視点・4

鼎談2時間!本音トーク!(疲れたら休憩)
「鋭い教育」から「やさしい教育」への転換
だってもたないでしょ? 全部一生懸命やってたんじゃ…(笑)

石川 晋 × 堀 裕嗣 × 野中信行

16:45~16:50 閉会セレモニー

【講師紹介】

野中信行(のなか・のぶゆき/現・横浜市内小学校初任者担当教諭)
佐賀大学教育学部卒。現在、横浜市内の小学校で初任者担当教師として活躍するかたわら、京都の「明日の教室」研究会や横浜の「野口塾」をはじめ、講演活動を続けている。学級づくりの視点として年度当初を日程によって基準を変えてつくっていく「3・7・30の法則」の提唱者として知られている。最近は、研究授業のような「ごちそう授業」を学ぶ場は教師に多くあるが、日常的な「味噌汁・ご飯授業」の在り方を学ぶ機会が若手教師にないことを嘆き、そうした日常授業の力利用形成の在り方を模索している。主著:『困難な現場を生き抜く教師の仕事術』『学級経営力を高める~3730の法則』『野中信行のブログ教師塾』(以上・学事出版)『新卒教師時代を生き抜く心得術60』(明治図書)など、著書・共著多数。
野中信行ブログ「風にふかれて」http://nonobu.way-nifty.com/blog/

石川 晋(いしかわ・しん/上士幌町立上士幌中学校・教諭)
北海道教育大学旭川校修士課程・国語教育専修修了。NPO法人「授業づくりネットワーク」理事/「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局長/「研究集団ことのは」/「日本児童文学者協会」/「日本野鳥の会」など。学生時代に「授業づくりネットワーク」運動に参加し、教職に就いてからは北海道の中心的な実践家として活動している。ディベート・メディアリテラシー・ワークショップ型授業など、常に時代の先端的な授業の在り方、教育の在り方を取り込み、北海道の民間機養育を活性化している第一人者。2004年、横藤雅人・大野睦仁・堀裕嗣らとともに「教師力BRUSH-UPセミナー」を旗揚げ。年数回の学習会と年1回のサマーセミナーを開催している。主著:『中1ギャップ』『クラスに安心感が生まれるペア・グループ学習』『中学校国語の授業ミニネタ&コツ』(以上学事出版)、『ワークショップ型国語で授業が変わる 中学校編』(図書文化)など著書多数。
石川晋ブログ「すぽんじのこころ」http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/

堀 裕嗣(ほり・ひろつぐ/札幌市立北白石中学校・教諭)
北海道教育大学札幌・岩見沢校修士課程・国語科教育専修修了。「教師力BRUSH-UPセミナー」代表・「研究集団ことのは」代表・「実践研究水輪」研究担当・「日本文学協会」常任委員。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒、1950年代の日文協実践を中心に研究を続ける。1991年、森寛・對馬義幸とともに「研究集団ことのは」設立。「文学教育」と「言語技術教育」との融合を旗印に長く国語科授業の研究を続けている。主著:『全員参加を保障する授業技術』『発信型授業で「伝え合う力」を育てる』『絶対評価の国語科テスト改革・20の提案』『学級経営力を高める~感化主義の学級経営』(以上明治図書)『中学校通知表・所見文例集』(小学館)など著書・編著多数。
堀裕嗣プログ「静かに水の流れが岸をけずる」            http://kotonoha1966.cocolog-nifty.com/blog/

お申し込み方法

以下の7点をお書きの上,葉書かFAXがEメールにて下記まで御連絡ください。

1.氏名/2.勤務校/3.郵便番号/4.住所/5.電話番号/6.FAX番号(ない場合には「なし」と明記)/7.メールアドレス(なし場合には「なし」と明記)

對馬義幸(つしま・よしゆき)

〒005-0005 札幌市南区澄川5条5丁目14-12

FAX (011)812-4563

E-mail: yontsussy34@K3.dion.ne.jp

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第26回累積国研in札幌

Nonaka第26回累積科学国語教育研究会in札幌
日常の授業を充実させる・第1弾!
ライフヒストリー・アプローチ

国語科授業づくりで独自の提案をされている方がおられます。授業づくりに独自の視点をもっている人がいます。よどみなく授業を進め、見る者が驚くような発想で授業を組み立てる、そういう人がいます。そういう人はなぜ、そんなことができるのでしょうか。どのように教材を開発し、どのように教材研究を重ね、どんな発想で授業づくりをしているのでしょうか。そして何より、これまで何を勉強し、どんな勉強をしてきたからこその「いま」なのでしょうか。

今回は「日常の授業を充実させる・第1弾」と題して、最近、研究授業のような「ごちそう授業」では子供も教師も育たない、日常の「味噌汁・ご飯授業」こそ大切だ!と主張しておられる野中信行先生をお迎えして、その実践理論の所以を探ります。また、ここで明らかにした石川晋先生の授業づくりの視点から、参加者全員で自らの授業づくりを振り返る機会をもちます。そのために「ライフヒストリー・アプローチ」「ファシリテーション」といった新しい研究方法・研究協議の手法を採用し、研究の、そして研究協議の新たな形としても提案させていただきます。

どうぞお誘い合わせのうえご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

講師 野中信行
高橋裕章大野睦仁山下 幸

日 時:2010年5月15日(土) 9:10~16:50

会 場:札幌市白石区民センター1F多目的室

参加費:4,000円/定員:40人

【 日 程 】
9:00~ 9:10 受 付/9:10~ 9:15 開会セレモニー

講座1 「3・7・30の法則」と国語科〈味噌汁・ご飯〉授業
9:15~10:45/野中信行(横浜市・公立小学校)
学級づくりの視点として「3・7・30の法則」を提唱している野中信行先生。学級づくりには最初が肝心。そのために最初の3日間、最初の7日間、最初の30日間を徹底的に意識しよう、というわけです。今回はこの提案を踏まえて、授業において最初にどのようなシステムを敷くべきなのかについてご提案いただきます。学級づくりと授業づくりとを、なぜ、どのように連動させるのか。その視点について学びます。
11:00~12:30/ライフ・ヒストリー・アプローチ/司会:石川 晋
指定討論者:横藤雅人・南山潤司・森  寛・堀 裕嗣
野中信行先生がなぜ、このような授業を展開するようになったのか、だれからどのような影響を受けていまがあるのか、現在の授業づくりはそれらの影響のうち何と何をどのように融合したものなのか。こうしたことを参加者の皆さんと一つ一つ質問していくことによって、個人史的に考えていくことで明らかにしていくことをねらっています。

12:30~13:30 昼食・休憩

講座2 模擬授業で検討する日常授業の充実
13:30~13:55/模擬授業1:大野睦仁(札幌市立厚別通小学校)
13:55~14:20/模擬授業2:高橋裕章(札幌市立真駒内緑小学校)
14:20~14:45/模擬授業3:山下 幸(札幌市立上篠路中学校)
14:45~15:00/解説:野中信行
午前中の討議を踏まえ、ここでは3人の方から「日常授業を充実させる」をテーマに模擬授業の形で提案していただき、それを野中先生にどう見えるかについて解説していただきます。

講座3 日常の授業を充実させる視点
15:15~16:45/ファシリテーション/司会:堀 裕嗣
提案者:大野睦仁・高橋裕章・山下 幸
指定討論者:野中信行・横藤雅人・南山潤司・森  寛・石川 晋
「講座2」での議論を踏まえ、模擬授業者3人から「日常授業を充実させる視点」をご提案いただき、野中先生を含む指定討論者5人を立てて、参加者のご意見もいただきながら、日常授業を充実させるために必要なことを考えます。

16:45~16:50 閉会セレモニー

【講師紹介】

野中信行(のなか・のぶゆき/現・横浜市内小学校初任者担当教諭)
佐賀大学教育学部卒。現在、横浜市内の小学校で初任者担当教師として活躍するかたわら、京都の「明日の教室」研究会や横浜の「野口塾」をはじめ、講演活動を続けている。学級づくりの視点として年度当初を日程によって基準を変えてつくっていく「3・7・30の法則」の提唱者として知られている。最近は、研究授業のような「ごちそう授業」を学ぶ場は教師に多くあるが、日常的な「味噌汁・ご飯授業」の在り方を学ぶ機会が若手教師にないことを嘆き、そうした日常授業の力利用形成の在り方を模索している。主著:『困難な現場を生き抜く教師の仕事術』『学級経営力を高める~3730の法則』『野中信行のプログ教師塾』(以上・学事出版)『新卒教師時代を生き抜く心得術60』(明治図書)など、著書・共著多数。
野中信行ブログ「風にふかれて」http://nonobu.way-nifty.com/blog/

大野睦仁(おおの・むつひと/札幌市立厚別通小学校・教諭)
北海道教育大学岩見沢校卒。札幌市近郊教育サークル「GO-AHEAD」代表。「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局。新卒の3年間を重度重複障害の養護学校で過ごす。以来、「いのちの授業」をライフワークとして取り組む。「生」だけではなく、「死」にも目を向けていく授業づくりを続けている。また、野外活動にも長年に渡り携わり、集団づくりのアプローチとしてのアクテビティの経験を積む。『すぐ使える授業づくりハンドブック』(たんぽぽ出版)『クラスに安心感が生まれるペア・グループ学習』(学事出版)『学級経営力・高学年学級担任の責任』『国語科で育てる新しい学力5-読書活用能力の育成』(明治図書)など共著多数。

高橋裕章(たかはし・ひろあき/札幌市立真駒内緑小学校・教諭)
北海道教育大学函館卒。教育実践サークル「DNA」副代表。1985年より南山潤司氏主催の教育サークル「月二回」に所属。ここで、仮説実験授業、教科研国語、作文の会、全生研を学ぶ。1992年に教育実践サークル「DNA」を南山潤司氏ととも立ち上げる。「DNA」の国語実践研究では、科学的「読み」の授業研究会から読解の実践方法を学び、現在は、その手法を活かした読解指導や論理的思考力を高める授業づくりに力を入れている。また、先行学習を用いた理科の授業づくりや基礎学力を高める算数の授業づくりも行っている。『学級経営力・高学年学級担任の責任』『読書活用能力の育成』(以上明治図書)などの共著がある。

山下 幸(やました・みゆき/札幌市立上篠路中学校・教諭)
北海道教育大学札幌・岩見沢卒。「研究集団ことのは」事務局長/「教師力BRUSH-UPセミナー」・「実践研究水輪」研究担当。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒、1950年代の詩の授業理論の構築を中心に研究を続ける。1996年、堀裕嗣・森寛・對馬義幸の「研究集団ことのは」に参加。長く、詩の授業、物語の授業を中心に、生徒達が自力で読み進め、主体的に交流し合う文学教育の在り方を模索している。主著:『全員参加を保障する授業技術』『教室プレゼンテーション・20の技術』『聞き方スキルを鍛える授業づくり』(以上明治図書)など著書・共著多数。

〈その他の登壇者〉
堀 裕嗣(ほり・ひろつぐ/札幌市立北白石中学校・教諭)
石川 晋(いしかわ・しん/上士幌町立上士幌中学校・教諭)
森  寛(もり・ひろし/札幌市立向陵中学校・教諭)
横藤雅人(よこふじ・まさと/札幌市立羊ヶ丘小学校・校長)
南山潤司(みなみやま・じゅんじ/札幌市立南小学校・TT担当教諭)

お申し込み方法

以下の7点をお書きの上,葉書かFAXがEメールにて下記まで御連絡ください。

1.氏名/2.勤務校/3.郵便番号/4.住所/5.電話番号/6.FAX番号(ない場合には「なし」と明記)/7.メールアドレス(なし場合には「なし」と明記)

對馬義幸(つしま・よしゆき)

〒005-0005 札幌市南区澄川5条5丁目14-12

FAX (011)812-4563

E-mail: yontsussy34@K3.dion.ne.jp

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第3回国語科授業塾in札幌

Face本当に国語の授業がうまくなりたい人へ/第3回国語科授業塾in札幌
国語科授業づくりを根本から問う・第3弾!
ストップモーション授業検討&ライフヒストリー・アプローチ

授業がうまいといわれる人がいます。授業づくりに独自の視点をもっている人がいます。よどみなく授業を進め、見る者が驚くような発想で授業を組み立てる、そういう人がいます。そういう人はなぜ、そんなことできるのでしょうか。どのように教材を開発し、どのように教材研究を重ね、どんな発想で授業づくりをしているのでしょうか。そして何より、これまで何を勉強し、どんな勉強をしてきたからこその「いま」なのでしょうか。
今回は「国語科授業づくりの根本を問う・第3弾」と題して、長く文学教育と言語技術教育との融合を目指して国語科授業を展開し、国語科授業の著書も多い堀裕嗣先生の実践の所以を探ります。また、ここで明らかにした堀先生の授業づくりの視点から、参加者全員で自らの授業づくりを振り返る機会をもちます。そのために「ストップ・モーション授業検討」「ライフヒストリー・アプローチ」「ファシリテーション」といった新しい研究方法・研究協議の手法を採用し、研究の、そして研究協議の新たな形としても提案させていただきます。どうぞお誘い合わせのうえご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

講師 堀 裕嗣(「研究集団ことのは」代表)
大谷和明加藤恭子大野睦仁高橋裕章岡山洋一

日 時:2010年5月8日(土) 9:10~16:50

会 場:札幌市白石区民センター1F多目的室

参加費:3,000円/定員:30人

【 日 程 】

9:00~ 9:10 受 付/9:10~ 9:15 開会セレモニー

講座1 ストップモーション授業検討&ライフヒストリー・アプローチ
9:15~9:30/森  寛

講座2 堀 裕嗣先生「〈語り手〉を読む文学教材の授業」を検討する
9:30~10:15/模擬授業:文学的文章教材の授業/堀 裕嗣(札幌市立北白石中学校)
10:30~12:30/ストップモーション授業検討/司会:山下 幸
指定討論者:大谷和明・加藤恭子・大野睦仁・高橋裕章・岡山洋一
模擬授業のビデオをスクリーンに映しながら、適宜ビデオを止め、そのときの発問・指示・説明の意図を明らかにします。それとともに、どのくらいのことが想定されて授業が進められているのかを明らかにします。

12:30~13:30 昼食・休憩

講座3 「〈語り手〉を読む文学教材の授業」ができるまで
堀 裕嗣先生 ライフヒストリー・アプローチ
13:30~15:30/ライフヒストリー・アプローチ/司会:山下 幸
指定討論者:大谷和明・加藤恭子・大野睦仁・高橋裕章・岡山洋一
授業者がなぜ、このような授業を展開するようになったのか、だれからどのような影響を受けていまがあるのか、現在の授業づくりはそれらの影響のうち何と何をどのように融合したものなのか。こうしたことを参加者の皆さんと一つ一つ質問していくことによって、個人史的に考えていくことで明らかにしていきます。

講座4 全体シェアリング/教材開発・教材研究・学習者研究の視点
授業とはどのように形づくられるものなのか

15:45~16:45
ファシリテーション/ファシリテーター:森  寛
指定討論者:堀 裕嗣・大谷和明・加藤恭子・大野睦仁・高橋裕章・岡山洋一

16:45~16:50 閉会セレモニー

【講師紹介】

堀 裕嗣(ほり・ひろつぐ/札幌市立北白石中学校・教諭)
北海道教育大学札幌・岩見沢校修士課程・国語科教育専修修了。「教師力BRUSH-UPセミナー」代表・「研究集団ことのは」代表・「実践研究水倫」研究担当・「日本文学協会」常任委員・全国大学国語教育学会・日本言語技術教育学会など。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒、以後、1950年代の日文協実践、生活綴り方実践、三島由紀夫作品を中心に研究を続ける。1991年、「実践研究水輪」に入会し、中心メンバーとして活躍。また、1992年、森寛・對馬義幸らとともに「研究集団ことのは」設立。「文学教育」と「言語技術教育」との融合を旗印に長く国語科授業の研究を続けている。主著:『全員参加を保障する授業技術』『発信型授業で「伝え合う力」を育てる』『絶対評価の国語科テスト改革・20の提案』『学級経営力を高める~感化主義の学級経営』(以上明治図書)『中学校通知表・所見文例集』(小学館)など著書・編著多数。

大谷和明(おおたに・かずあき/札幌市立もみじ台南小学校・教頭)
北海道教育大学函館校卒。道南を中心に公立小学校教諭として勤めた後、札幌市内の中学校・小学校教諭を歴任。二十代の頃に「教育技術の法則化運動」に出会い、教育サークル「道南フリートーク」を設立。札幌に勤務してからは「道央フリートーク」「酒井式描画法研究会」「鍛える国語教室研究会・空知支部」等で活動。主義主張にこだわらない研究姿勢を慕うものは多く、北海道の民間研究の核として長く活動を続けている。主著:『いじめを許さない学級を創る 4~6年』『崩壊しない学級はここが違う 高学年』『学級を「学びの共同体」にしよう 小学校5~6年編』(ともに明治図書)など著書多数。

加藤恭子(かとう・きょうこ/伊達市立東小学校・教諭)
北海道教育大学函館校卒。地震後の奥尻島で教員生活をスタート。家本芳郎氏に師事し、日本群読教育の会設立時から常任委員を務める。「集団の教育力」を生かした授業づくりを研究。全生研で集団づくりを学んだ後、ファシリテーション、BRUSH-UP、「学び合い」と活動の場を広げている。伊達で「自分たちの学びたいことを学べる場づくり」と、教育サークル「れら」を主宰。主著:『学級づくりハンドブック小学3年生』(たんぽぽ出版)共著『小学校低学年学級担任の12ヶ月』(ひまわり社)『小学校もらってうれしい学級通信のつくり方』(ぎょうせい)『学級活動・行事を彩る群読』(高文研)など著書多数。

大野睦仁(おおの・むつひと/札幌市立厚別通小学校・教諭)
北海道教育大学岩見沢校卒。札幌市近郊教育サークル「GO-AHEAD」代表。「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局。新卒の3年間を重度重複障害の養護学校で過ごす。以来、「いのちの授業」をライフワークとして取り組む。「生」だけではなく、「死」にも目を向けていく授業づくりを続けている。また、野外活動にも長年に渡り携わり、集団づくりのアプローチとしてのアクテビティの経験を積む。『すぐ使える授業づくりハンドブック』(たんぽぽ出版)『クラスに安心感が生まれるペア・グループ学習』(学事出版)『学級経営力・高学年学級担任の責任』『国語科で育てる新しい学力5-読書活用能力の育成』(明治図書)など共著多数。

高橋裕章(たかはし・ひろあき/札幌市立真駒内緑小学校・教諭)
北海道教育大学函館卒。教育実践サークル「DNA」副代表。1985年より南山潤司氏主催の教育サークル「月二回」に所属。ここで、仮説実験授業、教科研国語、作文の会、全生研を学ぶ。1992年に教育実践サークル「DNA」を南山潤司氏ととも立ち上げる。「DNA」の国語実践研究では、科学的「読み」の授業研究会から読解の実践方法を学び、現在は、その手法を活かした読解指導や論理的思考力を高める授業づくりに力を入れている。また、先行学習を用いた理科の授業づくりや基礎学力を高める算数の授業づくりも行っている。『学級経営力・高学年学級担任の責任』『読書活用能力の育成』(以上明治図書)などの共著がある。

岡山洋一(おかやま・よういち/札幌大学・SDI札幌ディベート研究所)
札幌大学外国語学部英語学科卒業。「SDI札幌ディベート研究所」代表。「ディベートアゴラ」主宰。「NECO塾」主宰。学生時代から英語ディベートをはじめ、全国教室ディベート連盟の立ち上げとともに北海道支部副支部長に就任。現在は研修内容、ディベート、プレゼンテーション、ファシリテーション、ライティング、問題解決、マネジメント等を中心に研修講師を務める忙しい日々、官公庁、全国の地方自治体、民間企業での研修、コンサルティングで、全国を飛び回る。株式会社アムリプラザ取締役、札幌大学、滝川市立高等看護学院講師(非常勤)。 全国教室ディベート連盟北海道支部副支部長、ディベート教育功労賞第1回受賞。

お申し込み方法

以下の7点をお書きの上,葉書かFAXがEメールにて下記まで御連絡ください。

1.氏名/2.勤務校/3.郵便番号/4.住所/5.電話番号/6.FAX番号(ない場合には「なし」と明記)/7.メールアドレス(なし場合には「なし」と明記)

對馬義幸(つしま・よしゆき)

〒005-0005 札幌市南区澄川5条5丁目14-12

FAX (011)812-4563

E-mail: yontsussy34@K3.dion.ne.jp

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第2回国語科授業塾in札幌

A4158a60f6a566c6本当に国語の授業がうまくなりたい人へ/第2回国語科授業塾in札幌
国語科授業づくりを根本から問う・第2弾!
ストップモーション授業検討& ライフヒストリー・アプローチ

授業がうまいといわれる人がいます。授業づくりに独自の視点をもっている人がいます。よどみなく授業を進め、見る者が驚くような発想で授業を組み立てる、そういう人がいます。そういう人はなぜ、そんなことできるのでしょうか。どのように教材を開発し、どのように教材研究を重ね、どんな発想で授業づくりをしているのでしょうか。そして何より、これまで何を勉強し、どんな勉強をしてきたからこその「いま」なのでしょうか。
今回は「国語科授業づくりを根本から問う・第2弾」と題して、長く「国語科授業の名人」として君臨し、古稀を超えてなお、「野口塾」「鍛える国語教室研究会」等で全国行脚を続けている野口芳宏先生の実践の所以を探ります。また、ここで明らかにした野口先生の授業づくりの視点から、参加者全員で自らの授業づくりを振り返る機会をもちます。そのために「ストップ・モーション授業検討」「ライフヒストリー・アプローチ」「ファシリテーション」といった新しい研究方法・研究協議の手法を採用し、研究の、そして研究協議の新たな形としても提案させていただきます。
どうぞお誘い合わせのうえご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

講師 野口芳宏(「鍛える国語教室」研究会・主宰/「野口塾」主宰)
大谷和明横藤雅人森  寛堀 裕嗣

日 時:2010年4月17日(土) 9:10~16:50

会 場:札幌市生涯学習センター「ちえりあ」

参加費:5,000円/定員:50人

【 日 程 】

9:00~ 9:10 受 付/9:10~ 9:15 開会セレモニー

講座1 ストップモーション授業検討&ライフヒストリー・アプローチ
9:15~9:30/堀 裕嗣

講座2 野口芳宏先生「野口流・国語科授業」を検討する
9:30~10:15/模擬授業:全員参加を保障する野口流・国語科授業/野口芳宏
10:30~12:30/ストップモーション授業検討/司会:山下 幸
指定討論者:大谷和明・横藤雅人・森  寛・堀 裕嗣
模擬授業のビデオをスクリーンに映しながら、適宜ビデオを止め、そのときの発問・指示・説明の意図を明らかにします。それとともに、どのくらいのことが想定されて授業が進められているのかを明らかにします。

12:30~13:30 昼食・休憩

講座3 「野口流・国語科授業」ができるまで
野口芳宏先生 ライフヒストリー・アプロ
ーチ
13:30~15:30/ライフヒストリー・アプローチ/司会:山下 幸
指定討論者:大谷和明・横藤雅人・森  寛・堀 裕嗣
授業者がなぜ、このような授業を展開するようになったのか、だれからどのような影響を受けていまがあるのか、現在の授業づくりはそれらの影響のうち何と何をどのように融合したものなのか。こうしたことを参加者の皆さんと一つ一つ質問していくことによって、個人史的に考えていくことで明らかにしていきます。

講座4 全体シェアリング/教材開発・教材研究・学習者研究の視点
授業とはどのように形づくられるものなのか
15:45~16:45/ファシリテーション/ファシリテーター:堀 裕嗣
指定討論者:野口芳宏・大谷和明・横藤雅人・森  寛

16:45~16:50 閉会セレモニー

野口芳宏(のぐち・よしひろ/植草学園大学・教授)
千葉大学卒。千葉大学付属小学校教諭、木更津市立岩根小学校校長、北海道教育大学函館校教授等を歴任。「鍛える国語教室」研究会主宰。「実感道徳研究会」主宰。「野口塾」主宰。1980年代から、国語・道徳の「授業の名人」として全国を行脚。「子供を鍛える」というぶれない教育方針と、「常に全員参加を保障する」「本音・実感・我がハート」という教育姿勢を慕う者は多く、古稀を超えてなお全国行脚は衰えるところを知らない。第一著作集「鍛える国語教室」全20巻、第二著作集「国語修業・人間修業」全15巻(いずれも明治図書)をはじめ、『授業で鍛える』(明治図書)、『学級づくりで鍛える』(明治図書)等、著書多数。最新作は『教師の作法 指導』(さくら社)。

大谷和明(おおたに・かずあき/札幌市立もみじ台南小学校・教頭)
北海道教育大学函館校卒。道南を中心に公立小学校教諭として勤めた後、札幌市内の中学校・小学校教諭を歴任。二十代の頃に「教育技術の法則化運動」に出会い、教育サークル「道南フリートーク」を設立。札幌に勤務してからは「道央フリートーク」「酒井式描画法研究会」「鍛える国語教室研究会・空知支部」等で活動。主義主張にこだわらない研究姿勢を慕うものは多く、北海道の民間研究の核として長く活動を続けている。主著:『いじめを許さない学級を創る 4~6年』『崩壊しない学級はここが違う 高学年』『学級を「学びの共同体」にしよう 小学校5~6年編』(ともに明治図書)など著書多数。

横藤雅人(よこふじ・まさと/札幌市立羊ヶ丘小学校・校長)
北海道教育大学札幌分校卒。学生時代は斎藤喜博・東井義雄・福田恒存らに傾倒。新卒から教育サークル「土曜の会」を主宰。札幌市林間学校指導者、札幌市チャレンジキャンプ(現アタックキャンプ)指導者を長く務める。「野外活動で子供たちに生きることの原点を感じさせる」という主張は、多くのメディアで取り上げられた。平成2年、「生活科はデューイやペスタロッチ教育を平成に再現するもの」との考えから北海道生活科教育連盟(現道生活科・総合的な学習教育連盟)に加入。現在事務局長、同連盟ネット研究会代表。「教師力BRUSH-UPセミナー」、「kyositu.com」事務局。『子供たちからの小さなサインの気づき方と対応のコツ』(学事出版)など著書・編著多数。

森  寛(もり・ひろし/札幌市立向陵中学校・教諭)
北海道教育大学札幌校卒。「研究集団ことのは」副代表/「教師力BRUSH-UPセミナー」事務局。学生時代に「教育技術の法則化運動」に出会い、野口芳宏氏に傾倒。1991年堀裕嗣・對馬義幸らとともに「研究集団ことのは」設立。言語技術教育の思想と確かな教育技術とで数々の著作、講座経験をもつ。2004年、横藤雅人・大野睦仁・石川晋らとともに「教師力BRUSH-UPセミナー」を旗揚げ。主著:「中学の『古典』を1週間で攻略する本」(PHP研究所)、『全員参加を保障する授業技術』(明治図書)、『総合的学習を支える国語・活かす国語』全5巻(明治図書)など著書多数。

堀 裕嗣(ほり・ひろつぐ/札幌市立北白石中学校・教諭)
北海道教育大学札幌校・岩見沢校修士課程・国語科教育専修修了。「教師力BRUSH-UPセミナー」代表・「研究集団ことのは」代表・「実践研究水倫」研究担当・「日本文学協会」常任委員。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒、1950年代の日文協実践を中心に研究を続ける。1991年、森寛・對馬義幸とともに「研究集団ことのは」設立。「文学教育」と「言語技術教育」との融合を旗印に長く国語科授業の研究を続けている。主著:『全員参加を保障する授業技術』『発信型授業で「伝え合う力」を育てる』『絶対評価の国語科テスト改革・20の提案』『学級経営力を高める~感化主義の学級経営』(以上明治図書)『中学校通知表・所見文例集』(小学館)など著書・編著多数。

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對馬義幸(つしま・よしゆき)

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れら

どんな小さな会にも足を運んでみるものだなあ、と改めて感じた。昨日は伊達市の小さなサークル「れら」の学習会に参加したのだが、そこで天才的な感覚をもった女性授業者に出逢った。理論をある程度知れば、ものすごい授業者になる。

こういう女性に出逢ったのは二人目である。前に出逢った女性授業者は天才的な授業のテンポをもった人だった。今回の女性授業者は天才的な授業のトーンと学習者反応の本質的対立を美しく顕在化させていく感覚をもった授業者だった。授業の運びはそれは見事なものだった。

昨日の会は模擬授業が3本。2本が30分程度の研究協議、1本はストップモーション授業検討という内容である。天才的な授業者は、午後から行われたストップモーション授業検討の対象となった女教師である。

午前中の2本の授業者は若手。一人は丁寧に描写を追っていき、子供の主体的な読みをなんとか引き出せないかと「葛藤している授業者」。もう一人は頭の良さが災いして教師の教材研究のすべてを授業に盛り込んでしまう、「捨てられない授業者」。前者はこのままの路線で少しずつ少しずつ力量を高めていくタイプ、後者は思い切り、開き直りといったものを身につければ一気に化けるタイプ、ぼくにはそう見えた。

いずれにしても、この女性サークルは近い将来、ものすごいサークルになるだろう。完成される前というか、羽を広げる前というか、まだ荒削りの段階というか、この段階でかかわれたことが幸せだった。

これだけバラエティに富んだ好感のもてる授業者が3人も出てくると、研究協議も楽しいものになり、かなり研究的なものにもなる。それぞれの「上達の段階」がよく見える、そんな気持ちのいい学習会だった。

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1週間

1週間振りの更新である。この間何をしていたわけでもない。PCに向かわなかったわけでもない。なんとなく更新しない日が続き、続くと更新するのが面倒になり、まあいいや……となっていただけである。

12日(金)~13日(土)の2日間、学年の先生方といっしょに岩内に行ってきた。

高島旅館。

刺身、炭焼き、鍋と、アワビを三つ食した。刺身はわさび醤油をつけてかぶりつき。炭焼きと鍋は「アワビってこんなにやわらかかったのね」という食感。なんとも美味……。

その他にも毛ガニ、イカ刺し、ヒラメの活き作りと、これでもかこれでもかという「ザ・北海道」。みんなで大吟醸4本を軽くあけてしまい、二次会も大盛り上がり。若者に一気させてつぶし、4時半まで麻雀をし……。それでも24時きっかりに酒をやめていたので、帰りは安全運転。

帰りに昼食を寄った手稲の小さなレストランで、上篠路の高村・大ちゃんのコンビに会う。ボード帰りとのこと。昼食をいっしょにとり、ちょっとだけ話をして帰宅。

くたくたに疲れた体に鞭打って、18時から「研究集団ことのは」例会。

14日(日)は鼻がぐすぐす、喉がガラガラ。完全な風邪。一日中ダウン。

15日(月)は卒業式。ぼくも3クラスだけ関わった300名近い3年生が涙を流しながら卒業。新旧生徒会長の送辞・答辞も、二人ともド緊張ながらもまずまず。

16日(火)、つまり今日は、編集者の方針がぼくの考えに合わなかったことに憤慨して、決まっていたというか、既に動いていて、あと40頁ほどで出来上がるはずの出版企画をひっくりかえす。こんな本はもう出さない、と。ぼくの名前で出版される以上、ぼくが納得できないものをつくるわけにはいかない。

とまあ、こんな1週間。

友だちよ、これが私の1週間の仕事です……てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃりゃ~♪

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送辞と答辞

生徒会担当ということで、卒業式の送辞と答辞は新旧生徒会長が読むということで、ぼくは国語科ということもあって、強引に儀式係に括弧付きで入れられて、そんなこんなで送辞と答辞の指導をすることになっている。

今日は午前中全空き、5時間目に授業参観でマイクロディベート&反論想定作文、そんな一日の放課後に、新旧生徒会長を残して体育館で指導。なんせ放課後は学級懇談で完全下校。体育館は部活なし。新旧生徒会長とぼくとの3人で、体育館を使い放題である。作法指導、読みの指導、休み休みで会話を楽しみながら2時間。

まあスピーチ慣れしている二人なので、指導すればするほどうまくなる。

指導の成果がこれだけ見えると、指導もまた楽し。たぶん多くの先生が部活や特別活動が好きなのは、指導の成果が見えるからである。それだけ自己満足にひたれるわけだ。できれば多くの先生が授業でも成果が見えるような指導を身につければいいのにな……切にそう思うが、なかなかそうはならない。

おそらく100年後もそうはなっていないだろう(笑)。

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A LONG VACATION

「A LONG VACATION」大瀧詠一/1981

41qxjz1gfcl__sl500_aa240_今年の初め、女性ボーカルでつくったトリビュート盤を聴いたが、やはり本家本元が一番いい。あたりまえといえばあたりまえの話なのだが、ああいう比較するものがあると、本家の偉大さが本当にわかりやすくなる。そういう意味ではあのトリビュートも聴いて良かったし、高い買い物ではなかったということになる。

ノスタルジー的な要素を差し引いても、やっぱり最高級の名盤。本当にこの時代に生まれて良かったなと思わせてくれる、そんなアルバムである。

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送別集会

5・6校時 送別集会。可もなく不可もなく。予定していたことが予定していたとおりに進み、何のハプニングもなく、参加生徒のお行儀もよく、生徒会役員はてきぱきと動き、ミスもなく、創造もなく、それなりの笑いと、それなりの感動と、それなりのしっとり感とで、それなりの75分間が過ぎていった。

これで今年度の生徒会のお仕事もおしまい。

残りの3週間は少し学年の仕事をしよう。

まずは学級編制かな。

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人間万事塞翁が馬

最近、休みの日は休むと決めている。こう決めて休むことにしている。決めなければ休まない自分が愚かしくも感じるけれど、決めなければ休まないのだから決めなければならないのだ。

今日も昼12時に起きて、何をするでもなく過ごした。

まずは腹ごしらえと昨日の残りのカレーを食べ、録画しておいた2時間ドラマを2本見て、夕方ソファで少しだけうとうとして、しゃぶしゃぶを食べながら酒を飲み、風呂にゆっくりとつかり、PCに向かって少しだけブログを更新し……そんな一日である。

明日は送別集会である。

生徒の作った卒業生のビデオを見ながら、彼らが1年生のとき、さとらんどでおこなった野外学習のシーンに見入った。2年前、ぼくが上篠路中学校で3年生を担任していたときのことである。

日程もぼくらが修学旅行に行った2日目。

ぼくらが中尊寺に行き、猊鼻渓で川下りを楽しんでいたとき、彼らはさとらんどで焼き肉やお好み焼きに興じていたのだ。転勤して、こうして彼らと出会ってみて、時間の不思議さを感じる。きっと同じ日、同じ時間に、様々な人が様々な思いを抱きながら生きていたのだと、久し振りに実感する。

8学級中3学級しか授業でかかわれなかったけれど、生徒会役員のたった9名としかいっしょに何かをつくるということはしなかったのだけれど、それでも私にとって教え子には違いない。

人間万事塞翁が馬

担任をもてなかった、味も素っ気もない一年が、ようやく終わろうとしている。

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この勘違いを払拭せよ

叱り方の原則として、生徒に人格否定ととられるような心主義を排し、「事実を叱れ」「行為を叱れ」というようなことが言われて久しい。或いは真正面から対峙せずに「ずらすこと」を旨とする注意の仕方が有効であるというようなことが主張されてからも久しい月日が流れている。注意をするならば、個人名を挙げて説教するよりも、常に全体に対して……などということも言われる。私も日常的には「いじりながらの生徒指導」をおこなっている。

こうしたことが主張されるようになった背景には、消費社会がこの国の隅々にまで浸透し、人生の目的、生きることの目的が「アイデンティティ」の獲得から個人的な「自己実現」へと変容した社会において、「人格否定・存在否定だけはするまい」或いは「人格否定・存在否定と受け取られるような説諭は問題を大きくしかねない」との、教育界におけるスキルとも逃避ともつかない時代認識があったように思う。

さて、生徒指導論を展開したいわけではない。

最近、特に21世紀になってから、いわゆる「心の病」で休職する教師が増えているのを見るにつけ、どうもこの問題が生徒指導の在り方の変容と通底しているように思えてきたのである。

簡単に言うと、精神を病んで休職するような教師たちは、自らの学級経営がうまく行かず、或いは保護者クレームにいたく傷つけられて、或いは管理職に強い指導を受けたり、仕事をこなし続けている周りの同僚たちがえらく優秀に見えたりして、自らの存在が否定されているかのように思えたのではないだろうか。そこで、その鬱憤を生徒に向かっても保護者に向かっても同僚に向かっても発散することができないとき、彼らはその刃を自らに向けるとともに、少しずつ壊れていかざるを得なかったのではなかったか。

こういう現象が起きるのは、おそらく、「自己実現」を目指して教師になったことに起因する。時代の転換期において、役割意識的な「職業的アイデンティティ」と個人主義的な「自己実現」との融合した、どっちつかずの感覚のまま教職を選んだ者たちにとって、学級崩壊や授業崩壊、保護者クレームや同僚との力量差というものが、「人格否定」「存在否定」のベクトルとして、彼らに機能するのである。

私たちは「よい教師のモデル」というものを感覚的に身につけている。古くは中村雅俊や村野武範に見られたような、部活動と生徒指導を融合させる教師モデル。或いは、武田鉄矢や水谷豊、西田敏行が演じたような、自らの人格すべてで体当たりすることによって、一生懸命にさえやれば必ず生徒や保護者にその思いが伝わり、最終的には生徒・保護者の側も教師の側も納得する結果に至るという教師モデル。この時代には、鶴見辰吾と杉田かおるの中学生の妊娠が世の中の学校という常識を覆してまで命は尊重されるべきという観念まで現れた。その延長線上には田原俊彦が演じた「びんびんモデル」や、かの教え子との恋愛を肯定する「高校教師」というモデルまで登場した。最近の「ごくせん」などは、これらの過去のドラマにあったエピソードのデータベースをもとに、「教師らしさ」が形づくられているように思う。

どれもこれも、教師の「自己実現」と「教職という仕事上の役割」とが見事に一致していた。そして彼らは、自らの影響力によって生徒が変わるということによって「自己実現」を果たしていた。

しかし、ひとたび、現実の学校教育に目を向けると、私はこうした教師の描き方に大いなる疑問を抱いてしまう。

果たして、生徒たちは教師の自己実現のためにいるのだろうか……。

私が声を大にして言いたいのは、生徒は教師の自己実現のためにいるのではない、ということである。誤解を怖れずに言えば、教師とは一般の教師が考えているよりも、もっと事務的で、冷めた、子どもを自立へと誘い、社会の構成員へと誘う、社会の役割を担った職業であるに過ぎない。

おそらく、この国がひとつの共同幻想で括られていた時代、教師はその共同幻想を大人の代表として熱く語っているだけでも機能することができた。その構造が、自らの存在が生徒を変えたと教師を勘違いさせる方向に機能した。いわゆる「大きな物語」の力というやつである。

しかし、Aの利益が必ずしもBの利益とならず、Bの利益はCの不利益となるという時代にはいったとき、こうした教師の勘違いの基盤は、すべて崩れたのである。

確か東弘紀だったと思うが、「規律訓練型権力」から「環境管理型権力」への移行が主張されて久しい。教育界もご多分に漏れず、その流れの中にある。カウンセリング・マインドの生徒指導、ワークショップ型授業の流行、社会システム理論に基づいた学級経営論等々である。実は、ゼロ・トレランスさえ環境整備を目的とした流行である。

もう一度言う。

生徒は教師の自己実現のためにいるのではない。

教師は自己実現を目的とした職業ではない。

この勘違いを払拭せよ。

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ボウリング

背中と右腕が痛い。

今日は生徒会役員の3年生や生徒会担当の若手教師といっしょに、総勢11名で昼に焼き肉バイキング、その後、ボウリングを2ゲーム……と楽しいひとときを過ごした。

ボウリングはいったい何年振りだろうか。

そもそも21世紀になってからやったことがあっただろうか。

スコアはなんと、96と128。昔は150は絶対に切らないことを自慢にしていたのだが、2ゲーム目の途中から指が痛くなってくる始末。

ふう。

なんともなさけない。

生徒会役員たちはその後、カラオケに行ったらしいが、さすがにそこまで付き合う気にはならなかった。

そういえば、去年もこの時期、学級の子どもたちといっしょに焼き肉バイキングに行ったなあ……と想い出した。28人の学級のうち、25人だか26人だかが参加していたっけ。あれから1年たつのだなあと、しみじみと感じた一日だった。

それにしても背中と右腕が痛い……。

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ツッパリ High School Rock'n Roll(試験編)

「ツッパリ HIGH School Rock'n Roll(試験編)」の1番。

ついに来ました 試験の季節

たまにゃオヤジをよろこばそう

つっぱり High School Rock'n Roll

つっぱり High School Rock'n Roll

やる気 じゅうぶん 勉強15分

たぶん1981年のリリースだったと思う。

この歌詞。「やる気 じゅうぶん 勉強15分」というやつ。1980年頃には横浜銀蝿が歌うほどに洒落になっていたのに、それから30年たった2010年、もうまったく洒落にならない。「やる気 じゅうぶん」なのに「勉強15分」っていう中高生は、いまやたくさんいるに違いない(笑)。

おもしろいものだなあ……とも思うし、大変な世の中になったなあ……とも思う(笑)。

そんなことを思っていると、2番の歌詞。

ちよいと苦手は 英語のテスト

知っているのは I Love You

つっぱり High School Rock'n Roll

つっぱり High School Rock'n Roll

今夜もお勉強 彼女とA・B・C

こんなやつもたくさんいるんじゃないか……。ただ彼らは当時と違って、つっぱっていないだけだ。おもしろいものだなあ……とも思うし、すごい時代になったなあ……としみじみ感じ入るものもある。

いったい教育とか学校とかってのは、いまの時代、必要なのだろうか。もしかしたら、生徒たちの半数くらいは必要としていないのじゃないだろうか。そんな気さえしてしまう(笑)。

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ついに来ました 試験の季節

41hcwpuyfl__sl500_aa240_ふと気が向いて、ここ数日、横浜銀蝿のシングルコレクションばかり聴いている。流行していたのはぼくが中学2年のとき。当時はあまりわからなかったが、いま聴いてみると、けっこう洒落が利いていておもしろい。

昔から、「ツッパリ High School Rock'n Roll(試験編)」が好きだった。特に途中に挿入されている数え歌が大好きだった。

40を超えて改めて聴いてみると、やっぱりおもしろい。

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寿命が縮む

なんとも暇……といっては叱られそうだが、時間のある毎日が続いている。昨日が5時間授業の日に授業が1時間、今日が6時間授業で授業が1時間。なんと二日間で、空き時間が9時間である。

1学年所属。1年生の授業が2クラス、3年生の授業が3クラスという持ち学級。3年生は昨日が公立高校の下見、今日が公立高校の入試当日ということで、こんな時間割になってしまった。そしてこのような日々は、今月いっぱい続くのである。

昨日の空き時間4時間はずっと送別集会のビデオをつくっていた。つくっていたというよりは生徒のつくったものを修正していたという感じ。それでも時間が余った。放課後は年度末反省の職員会議のあと、生徒会役員と送別集会の準備作業。学校を出たのは18時過ぎ。

今日の空き時間5時間は2時間が評定作業。もう、すぐにでも成績小票に記入したいのだが、他の先生と打ち合わせが済んでいないのでこれ以上進めない。その後、卒業式の送辞と答辞に赤を入れたり、送別集会のシナリオを読み直したり、プリントを印刷したり。当然のように今日も時間が余る。放課後は明日のリハーサルに向けて、生徒会役員と送別集会のシナリオの最終確認。学校を出たのは19時近く。

昼間は暇で、放課後は忙しい。そんな日々かあと数日続くようである。

これが来週になったら、おそらく1日中時間をもてあます日々になる。脳みそが溶けそうである。

学校は仕事が増え、教師は忙しくなったといわれる。しかし、いやみな言い方になるが、大規模校にはまったくそれがない。職員室の人数が多いということはこういうことなのだなあ……と、改めて思う今日この頃である。

もちろん、転勤1年目で、思い仕事が当たっていないということはある。しかしそれでも、副担とはいえ、生徒会部長である。いまは卒業式の準備も真っ盛りで、ぼくは装飾係の頭で儀式係の一員でもある。要するに卒業式の装飾をまとめながら、送辞・答辞の指導もしている。更には教育課程検討委員でもあるし、教科代表でもある。まあ、普通に考えれば、それほど仕事が当たっていないわけでもないだろう。しかし、現任校に来て以来、時間がゆっくり過ぎていく。これまでの向陵、上篠路の2校とは比べものにならないほどに時間がゆっくりと進んでいく。放課後は生徒や同僚と談笑し、若者をからかう時間もあり過ぎるほどである。イライラすることもない。

ふつうはこれで寿命が延びそうなものだが、ぼくには寿命を縮めているように思えてならない(笑)。

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送別集会ビデオ

送別集会のビデオが完成した。

今回は生徒がつくったビデオをぼくがつなげた。転勤した先生からのメッセージ映像を含め、全部で18分ほど。まずまずの出来である。

本番は8日(月)。

あとはリハーサルを重ねるのみである。

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