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第1回「ふたり会」

2010年度の一つのコンテンツとなっていく、堀裕嗣・石川晋「ふたり会」の第1回の学習会を終えた。次年度に4回の集会を開催していくために、プレ集会としてどのように進めていくかについて模索するためのものである。

次年度の「研究集団ことのは」セミナーの中心に国語科教育を据えるため、こうした学級経営や生徒指導、仕事術といったテーマについて取り上げ、掘り下げるセミナー形態を残しておきたいとの思いから、「ふたり会」を企画することになった。第2会以降はいまのところ、野中信行先生(5/16)、池田修先生(7/17)、上條晴夫先生(9/12)、桃崎剛寿先生(10/16)をお迎えする予定である。

コンセプトは「仕事を楽しむ」「無理をしない」「スキルとシステムを身につける」「自分のやりたいこと、やりがいを大切にする」「自分の得意技で勝負する」といったところ。要するに、他のセミナーのように「子どもたちのためにこういうふうに頑張らなければならない」とか「こうすればうまくいく」とか「こういうふうに考えなければならない」とかと主張するのではなく、かなり本音ベースで「こういうところは手を抜いて良い」とか「こんなふうに考えるとストレスにならない」とか「実はこんなふうにしかできないのが現実なのだ」とかいった、本音ベースの話が中心となる。

ぼくとしては、この会では毎回、他のセミナーでは提示しないような資料を提示していこうと考えている。主に現実的な仕事術に関する資料をである。取り敢えず昨日は自分の手帳のコピーだった。今後は教育実習生の実習手帳に対するコメントの実際とか、生徒や保護者とのメールのやりとりとか、保護者クレームにどのように対応したかとか、実際にあった生徒指導事案に関する事例報告とか、そういったものを中心的に取り上げようと考えている。

まあ、この会だけは気楽に、ゆるく、現実路線だけで提案していくことをコンセプトとしている。時間の使い方もものすごくゆるい。参加者の質問に答える時間も他の研究会とは違ってものすごく長い。お時間があったら、ご参加いただきたい。

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