告白ーCONFESSIONー
「告白-CONFESSION」沢田研二 Co-CoLo/1988
1988年。amazonのレビューを読むと、それほど評価が高くない。やっぱり沢田研二にとっては80年代半ばから90年代前半というのは冬の時代だったのだなあ……と改めて感じた。まあ、スキャンダルにまみれて、テレビにもほとんど出演することのない時代でしたからねえ。
でも、さきほども書いたけれど、この時期の沢田研二はほんとうにいい。何かを削ぎ落として、等身大のスタンスで、エンターテインメントに偏りすぎず、ちゃんと〈音楽〉をつくっていたような時期である。Co-CoLoはそのスタンスづくりに大きく貢献している。
このアルバムは先ほど紹介した「夜のみだらな鳥達」の次のアルバムで、全曲沢田研二の作詞。5曲目に「明星」という曲があって、当時の沢田研二の置かれた状況、そして彼の想いがストレートに綴られている名曲。大人の歌詞である。一切の無駄をはぶいたようなアレンジもとてもいい。
「超」のつく名盤だと思っている。
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