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第25回累積国研終了

狭い会場。提案者と参加者の距離の近さ。

提案者の真摯な姿勢。しっかり勉強し、まとめてきたことがわかる提案。

指定討論者のコメントの的確さ。そして即興の模擬授業。

見事に機能した会となった。「話すこと・聞くこと」領域の課題のすべてが提示されたと言っても過言ではない。あとは参加者の一人ひとりがどう活かしていくか、ということである。

午前中は加藤恭子先生、山口淳一先生、小林智先生による「話すこと・聞くこと」領域の活用力を提案した模擬授業。これがバラエティに富んでいて、提案性が高い代わりに斬り捨てている部分もあって、授業づくりの優先順位を考えるのにとても有効だった。やはり、研究的模擬授業というものは、こういう思い切った提案がいい。

研究協議は森くんの司会。指定討論者に山下幸先生、大谷和明先生、横藤雅人先生、南山潤司先生という布陣である。これも指摘が的確なだけでなく、即興模擬授業を交えたり、活用力という流行語の意味合いから指導要領への向かい方を指摘したりと、なかなかエンターテインメント性があった。

午後からはぼくの聴衆分析講座。これはよくやっているもので、累積でも何度か提案したものだと思うのだが、初めての参加者が多かったのでこれを提案。まずまずの評価をいただいた。

更に、藤原友和先生、大野睦仁先生、高橋裕章先生、山下幸先生による「話すこと・聞くこと」領域の新指導要領を意識しての学年別系統試案。これがそれぞれの寄って立つ実践が垣間見えるような提案で、議論を呼ぶ。

研究協議はぼくが司会。何かの方向性を意識してどこかへ持って行こうとせず、提案者、そして指定討論者に好きなだけ好きなことを語っていただき、参加者は必要だと思ったことに関してのみメモをとればいいというスタンスで進めていった。その結果、ずいぶんと高度な話題が展開される、ものすごい協議になった。横藤さんの20分独演会、森くんの実践者のあるべき態度、大谷さんの大前研一まで出しての教育のあるべき姿の提唱、どれもこれも根本から考えさせる提案が並んだ。

それに加えて、大野さんが様々な批判に対して、主体性をもって反論。それがずいぶんと説得力のある反論で、参加者をだまらせていたのが楽しかった。大野さんの提案に批判が集中したのは、簡単に言えば、大野さんのまとめ方があまりにもうまくて、参加者にとってわかりやすかったらからだ。わかったからこそ、批判もできたのである。それが本当のところだと思う。とにかく素晴らしい提案だった。

その後の宴会は10人以上が参加しての大宴会。最初から最後まで、議論と大爆笑の続く3時間だった。

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