TANGO IN THE NIGHT
「TANGO IN THE NIGHT」FLEETWOOD MAC/1987
いまとなってはそれほどいいアルバムとは思わないけれど、リリース当初はMACの久し振りのアルバムだったこともあって、ずいぶんと熱狂したものである。
まだクリスティン・マクヴィーもちゃんといて、ピアノを響かせていて、数曲のリードボーカルもとっている。ぼくはスティーヴィー・ニックスのボーカルが好きなのだが、クリスティンの少し低くて太い声も大好きで、最近、20年に一枚しか出ない、たった3枚のソロアルバムでしか聴けないことを残念に思っている。
古くからのブルース好きのファンには物足りないだろうし、「RUMOURS」に代表される70年代的なサウンドが好きなファンにはポップすぎてMACじゃないような音づくりに聞こえるのかもしれないが、ぼくの世代にはもはやこういうサウンドこそが最もノスタルジーに誘うものになっている。70年代のサウンドのほうがかえって新しく聞こえてしまう(笑)。
不思議なものである。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- OK!!! C'MON CHABO!!!(2011.04.30)
- 由紀さおり(2011.04.12)
- 単純な永遠(2011.03.07)
- NON POLICY(2011.02.18)
- 告白-CONFESSION-(2011.02.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント