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TANGO IN THE NIGHT

「TANGO IN THE NIGHT」FLEETWOOD MAC/1987

Image548いまとなってはそれほどいいアルバムとは思わないけれど、リリース当初はMACの久し振りのアルバムだったこともあって、ずいぶんと熱狂したものである。

まだクリスティン・マクヴィーもちゃんといて、ピアノを響かせていて、数曲のリードボーカルもとっている。ぼくはスティーヴィー・ニックスのボーカルが好きなのだが、クリスティンの少し低くて太い声も大好きで、最近、20年に一枚しか出ない、たった3枚のソロアルバムでしか聴けないことを残念に思っている。

古くからのブルース好きのファンには物足りないだろうし、「RUMOURS」に代表される70年代的なサウンドが好きなファンにはポップすぎてMACじゃないような音づくりに聞こえるのかもしれないが、ぼくの世代にはもはやこういうサウンドこそが最もノスタルジーに誘うものになっている。70年代のサウンドのほうがかえって新しく聞こえてしまう(笑)。

不思議なものである。

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