REALLY LOVE YA
たぶん発売当時に買って、1回だけ聴いてそのまま放置していたアルバムだと思う。1993年のリリースだから、20年近く放置されていたことになる。
聴いてみるとなかなかいいアルバム。
沢田研二は80年代後半にずいぶんと完成度の高いアルバムを連続して発表したのだが、その流れをくむアルバムだと感じた。
21世紀になって、50歳を過ぎてから、ちょっと違和感があるほどに無理をしてROCKしようとしているところがあるのだが、それ以前の変に肩に力の入る前のアルバムである。ROCKとバラードのバランスもよく、ほどよいPOPな曲もある。
沢田研二は自分のバラードにどれだけのファンがいるかということを知っているのだろうか。そんな感じさえ受ける21世紀のジュリーに比べて、20世紀のジュリーはずいぶんと心に浸みる曲を歌ってくれている。「幻の恋」とか「アフターマス」とかバラードの名曲が多いアルバムである。
| 固定リンク
« Wの悲劇 | トップページ | VIRGINAL »
「音楽」カテゴリの記事
- OK!!! C'MON CHABO!!!(2011.04.30)
- 由紀さおり(2011.04.12)
- 単純な永遠(2011.03.07)
- NON POLICY(2011.02.18)
- 告白-CONFESSION-(2011.02.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント