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すとっぷも~しょん授業検討&らいふひすとり~あぷろ~ち&ふぁしりて~しょん

ことのは合宿からまる一日が経つ。今夜は合宿での討議を経て新年度の企画を2本つくってみた。研究会企画として一日通しての企画を考えてみると、これはおそらくうまくいくなあ……という直感みたいなものがわいてきた。ただし、人は集まらないだろうなあ、というのも実感である。20人くらい集まれば御の字と考えなければならないだろう。

簡単に言えば、新たな企画はある人物が模擬授業をして、その授業者がどのような意図をもって授業をしたかを「ストップモーション授業検討」でみんなで検討、その後に「ライフヒストリー・アプローチ」でどのようにそのような授業意図が形成されてきたかを明らかにしようというものだ。

「ストップモーション授業検討」で参加者も充分にその授業意図を把握することによって、討議に参加する地盤を耕す。おそらく、これを経ていれば、「ライフヒストリー・アプローチ」の長時間もかなり興味をもって参加することができるだろう。更に、60分のシェアリングはファシリテーションの手法である。4~6人の小グループで学びをシェアし、グラフィック化していく予定だ。こうした三手法のセットによって、「なぜ、その授業をおこなうのか」「なぜ、その授業が生まれたのか」「授業を作るうえで考えなければならない範囲はどのくらいなのか」という3点が明らかになっていくはずである。

問題はあまりそれぞれの手法のあるべき仕方にこだわり過ぎないこと。「ストップモーション授業検討&ライフヒストリー・アプローチ&ファシリテーション」ではなく、「すとっぷも~しょん授業検討&らいふひすとり~あぷろ~ち&ふぁしりて~しょん」くらいのつもりでいるのがいい。

ただ、模擬授業の具体からできるだけ離れないようにすることが、研究会としての成功には必要だろうと思う。これだけは肝に銘じたい。「ライフヒストリー・アプローチ」本来の性格には反する手法だが、なんといったって、これは「らいふひすとり~あぷろ~ち」なのである。

現実はこんなふうに割り切った方が成果が出る場合が多いものだ。

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