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通知表所見2

ちなみにぼくは、通知表所見を6月、11月、2月に書きます。評定が出て、判子押しをする時点で、既に通知表には所見が記入されている状態です。だから、ぼくの所見には学習に関するものがほとんどありません。

書き方は毎日の隙間時間を利用して、一日に3~5人程度ずつ書いていきます。まあ、一週間あれば終わります。締め切りギリギリになって、一日で書こうとか二日で書こうとかするから苦しくなるのですね。

もう一つ。必ず出席番号順に書きます。教師の中には所見を書きやすい子から書いていって、後半に苦しむという人が少なからずいますが、そういうことをするとよけいな苦しみが生まれます。自分の担任している子供たちなのですから、書きやすいとか書きづらいとかいうことがあること自体を反省すべきでしょう。

ちょっと嫌みでしたね。

でも、どんな生徒だって、学期に活躍の場面が一つもなかったなんてことはないわけで、要はそういう活躍の場面を意識して見ていたか、つまり、「ああ、今学期のこの子の所見に書く活躍場面はこれだな」という意識で見ていたかどうか、それだけなのです。学期も後半にはいって活躍場面のない子がいたとすれば、学級担任として、その子の活躍の場を意図的につくればいいだけです。

こういう意識で、学級の生徒全員に「学期に一度の活躍の場」をつくるという学級経営をシステム化してしまえば、実は、通知表所見で困るなどということはないのです。教師は効率的に仕事を進めることが出来、生徒はもちろん保護者から見ても「我が子の活躍の場」ができるのですから、何の障害もありません。まさに〈WIN-WIN関係〉が成立します。

学級経営の諸事象を、一度、「〈WIN-WIN関係〉の構築」という観点で見直してみると、学級経営が劇的に変わるものです。

今日、通知表所見を書いているという読者のみなさん、少々嫌みに聞こえるかも知れませんが、こうした発想が「疲弊しない教職の在り方」の手立てなのです。今学期はもう間に合いませんが、来学期からは是非。

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