相棒8/消えた乗客
ひどい脚本。これまでも徳永富彦作品には違和感を抱いてきたけれど、ここまで説得力も共感性の喚起もない本は初めて。
運転手・乗客が消えて放置された路線バス。この仕掛け自体は興味深いのだが、人間の描き方がなってない。羽田美智子の「女優」以来の出来の悪さ。
同性愛を描くなら、もう少し伏線がなければならないだろうし、参考にすべき先行する文学作品も多々あるだろうに。とにかくひどかった。
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