研究のない合宿
BRUSH合宿が終わりました。
2日間を通して、BRUSHのこれまでや研究会のつくり方、民間教育運動の流れ、若手に必要な教師力といった講座が並びました。それもひとつの講座が短くて90分という、大きな講座が並びました。別にこれらが楽しくなかったわけではないですし、飲み会もずいぶんと盛り上がったわけですが、どうも研究のない合宿というのは性に合わんなあ……というのが率直な感想。
それはやっていることがどうしても、「研究」ではなく「運動」に見えてしまうからだろうと思います。ぼくは若い頃から「運動」に参加することを好ましく思っていません。おそらくそれがぼくとこの合宿との齟齬なのだろうと思います。
毎年、年末に日文協国語教育部会が合宿をおこなっています。これまで何度もこの合宿に参加しようかなと思ったことがあるのですが、どうも次年度の分担とか、方向性とか、あとは懇親が目的と思えわれるようなプログラムが多いように見えて(もちろん、研究もひとコマはあるのですが)、なかなか重い腰を上げるには至りませんでした。
やっぱり飲み会というのは、研究をやってからそれを肴に飲むのが楽しいわけでして。これは明らかに学生時代にならった鹿内信善先生の影響だなあと思います。
| 固定リンク
「今日のひとこと」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント