師走~2009年を振り返る・17
7月18日(土)の第7回・中学校学級経営セミナーでの2時間半講座。PPT自体はスライド12枚という少なさだが、学校祭や送別集会のステージ発表ビデオが10本近く。この講座は、8月22日(土)の第8回の講座とセットで、ぼくのステージ発表づくりのスキルを全面的に整理したといっていい内容になっている。
中学校の学校祭では、ステージ発表は嫌われる。生徒に嫌われるのではなく、教師に嫌われる。面倒だし、アイディアがないし、指導が難しいし、目立つし、失敗すれば批判されるし、と、どうにもこうにも良くないことだらけ……。
それでも学年分担制なら学年教師のだれかがやらなければならないし、学級分担制なら生徒がやりたいといえば担任がその意欲をつぶすわけにもいかない。合唱指導やものづくり指導なら、中学校教師はある程度はだれもが身につけなければならないが、ステージ指導はすべての教師に身につけることが強要されるスキルではない。それでも、知っている便利。いや、知っていると生徒指導や生徒たちとのラポートづくりに大きな影響を与える、教育活動の「潤い」の最たるものの一つなのである。
とは言っても、身につけようと思えば、それなりの覚悟がいる。
それでも身につけたいと思うか否かは、少し大袈裟にいえば、自分が中学校教師という仕事にどのように対して行くかというギリギリの判断を迫られる。そんな分野だと思う。
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