間
5年振りの9月の学校祭。
前任校では10月末だった学校祭が現任校では9月末。札幌では前任校が特殊だったのであって、現任校の日程はいわば「普通の日程」。それでも、夏休み明けから1ヶ月で学校祭というのは、まわりの先生方を見ていて、ずいぶんとドタバタするものだなあ、と感じた。夏休みボケを即座に解消するには良い日程であるともいえるのだが……。
今年は、様々な学校で学校祭の中止が検討されるほどにインフルエンザの流行が影響を与えている。ぼくの勤務校でも学校祭直前に2学級が閉鎖となり、ものすごく短い日程で学校祭の発表物をつくらざるを得ない状況に追い込まれた。しかも、うち1学級は学校祭一日目が学級閉鎖。2日目からなんとか参加できたという状況である。この学級が1年生で、初めての学校祭だったということもあり、2日目に登校した彼らはなんとも楽しそう。
今年のぼくの担当は閉会式。ここ3年ほど続けている映像づくりを中心に、1秒の間もつくらない進行を実践した。
間には必要な間と必要のない間とがある。必要のない間が多ければ多いほど、見ている側はだれる。ステージ発表の進行というものは、いかに不必要な間を削れるかによって完成度が大きく異なる。そのためには「無駄な間を1秒たりともつくらない」という構えが必要だ。
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