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サイモン&ガーファンクル

札幌公演に行ってきた。

コネを使って、いい席を確保した。一番前のブロック、しかもど真ん中。手を伸ばせば届きそうな、ほんの10メートルの距離。そこにポール・サイモンとアート・ガーファンクルがいた。オペラグラスなんかいらない。大画面に目を向ける必要もない。アート・ガーファンクルの目の動きも、ポール・サイモンのギターをつま弾く指の動きも、はっきりと見えた。

アリーナ席はもちろん、スタンド席までびっちり。アリーナ席はすべて同じ13,000円。年配者が夫婦できている客が多かった。おそらく、10倍の値段を払ってでも、ぼくの席を確保したいと思う人が何十人も、いや、何百人もいたに違いない。コネとはすごいものだと改めて感じた。コネの対象よ、ありがとう(笑)。

大画面に映るかつての二人。次第に年輪を刻んでいく姿が次々と映し出されていく。札幌ドームが映し出され、ステージにスポットが当たったとき、彼らはいた。

額と目尻に年齢を感じさせるアート・ガーファンクル。

かつてと異なり、どこかまっすぐに立てていない趣のポール・サイモン。

静かに「Old Friend」の前奏が流れた。

泣けた。40年前、ブックエンドのように旧友が並んで座っていると歌った彼らが、まさしく「Old Friend」となって、そこに立っている。そして「Old Friend」は、お決まりの「Bookends」へ。かつてぼくらが聴いたとおり、憧れたとおりの展開がそこにあった。

「Hazy Shade of Winter」「I Am A Rock」「Amarica」「A Heart In New York」「Slip Slidin' Away」などなど、耳慣れた名曲たちが次々に流れてくる。

「Mrs. Robinson」「Scarborough Fair」「Bridge Over Troubled Water」「El Condor Pasa(If I Could)」「Sound of Silence」「The Boxer」といった、日本でも世代を超えてお馴染みの曲では会場全体が興奮状態。ラストの「Cecilia」まで、大満足の2時間だった。

更にぼくを満足させたのは、ライヴ半ばにアート・ポールそれぞれのソロの名曲3曲ずつのパフォーマンスである。ポールの名盤「Graceland」の名曲「The Boy In The Bubble」「That Was Your Mother」「Diamonds On The Soles Of Her Shoes」は大満足だった。ぼくがリアルタイムで聴いた大ヒット作。いったい何度聴いたことか。それがいま、まさに目の前でパフォーマンスされている。たまらなかった。

曲の途中で咳き込んだり、カポがちゃんとセットされていなくて演奏し直したり、アートとポールのアドリヴ的な掛け合いから「Be Bop A Lula」を歌い始めたり。愉しく、ほのぼのした雰囲気も盛りだくさんのライヴだった。

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