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ジムノペディ第1番

北白石中学校に転勤して最も違和感をもったのは、毎日の下校音楽にサティの「ジムノペディ第1番」が流れることである。

エリック・サティの「ジムノペディ」は、1888年、古代スパルタの神々をたたえる祭典「ジムノペディア」にちなんでつくられた曲である。サティがこの激しい祭典を描いた古代の壺を見て着想したと言われている。

三部構成からなり、それぞれ、

第1番 ゆっくりと悩める如く

第2番 ゆっくりと悲しげに

第3番 ゆっくりと荘重に

と記されており、いずれも暗く繊細な雰囲気を醸した、初期サティの傑作と言われている。

特に「第1番」は様々なドラマ、バラエティ、CMでもBGMとして使われ、おそらく老若男女、聞いたことのない人はほとんどいない。

しかし、しかしである。

この曲にどこかエロティックな印象をもっているぼくには、どうもこの曲が学校で流れることに違和感を覚えるのだ。それはおそらく、ぼくがこの曲を初めて聴いたのがスネークマン・ショウのアルバムだったからだ。たしか「死ぬのは怖い、嫌だ、戦争反対」だったと思う。

この曲に伊武雅刀の声が重なり、エロティックでユーモラスな雰囲気を醸し出す。ぼくが中学3年のときだった思う。

ぼくにとって、「ジムノペディ」は裏文化なのだ。それがおそらく、違和感の所以である。

まあ、「グノシエンヌ」だったら、もっと違和感をもっただろうけれど。

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