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校内研修会

校内研修会の資料が配付された。

学級経営案が全学級分、教科経営案が全教科分、そして今年度の研修提案が最後に。研修テーマは「基礎基本」をメインとした授業づくり。各教科が秋に授業交流をして、3学期にはその成果を発表するらしい。よくあるパターンである。

一般的に、学校の研修スタイルはこのパターンが多い。

かつて、市内有数の研究校にいたことがあるが、そこもこのパターンだった。もちろんそういう学校は理論の部分が厚かったが、実際には指導案はつくるだけで、授業交流とは名ばかり。「忙しい」を理由に、若手が指導案をつくらされて、研修会資料とするだけである。いわゆる「研修会のための資料づくり」「研究のための研究」「実践としてではなく仕事としての研修」。だれも研修会に何も期待しなくなる。

上篠路中の校内研修会は動きのあるものだった。

6月にそれを得意とする教師、つまり自前の講師によって、学校祭ステージと合唱コンクールの指導の仕方を交流する。10月に同一指導案の道徳の研究授業を隣り合わせた学級で行う。全員で並行して進む授業を見ながら、同一指導案でも教師のキャラクターの違い、指導言の違いによってどれだけ変わるかを実感する。2月には理科実験の研究授業をみんなで参観しながら、基礎基本の捉え方、安全確保のための作業指示の仕方について議論する。どの協議も全員発言を義務づけ、活発な意見交換がなされていた。

もちろん、小さい学校だからできるという部分はあった。

しかし、どんな事情があろうと、校内研修会に参加するのが苦痛でない程度には工夫がなされるべきである。

校内研修会はやらなければならないからやる。しかし、多くの学校がおこなっている「苦痛でしかない」校内研修をしているのでは、完全下校をやめて生徒に放課後活動を保障し、会自体をつぶして先生方に仕事をしてもらった方がずっといい。それらを年に4回も5回も犠牲にして校内研修会をやるからには、もう少し「現実に役立つこと」を、そして「参加していておもしろいということ」を保障してあげたほうがいい。

少なくとも、1割・2割が年休をとってしまう研修会にはならない程度には工夫すべきである。

結局、私も、資料を見ただけで年休をとってしまった。

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